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テミスの剣



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【この小説が収録されている参考書籍】
テミスの剣
テミスの剣 (文春文庫)

テミスの剣の評価: 4.15/5点 レビュー 96件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全77件 21~40 2/4ページ
No.57:
(4pt)

ミステリー作品というより司法制度に一石を投じる作品

ミステリー•推理小説として読み始めたが、そのような要素は希薄と感じた。むしろ司法制度の問題点に焦点を当てた社会派小説として読むのが良いと思う。
とはいえ展開はダイナミックで読み応えがあるとともに、視座を高める要素もある作品であると感じた。
テミスの剣Amazon書評・レビュー:テミスの剣より
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No.56:
(5pt)

初めての中山作品で引き込まれ

警察小説が好きで、中山作品を積んどくしていて、この「テミスの剣」という題名に引かれて、この作品を最初に読みぐんぐんと引かれて読み満足しました、他の作品も読んで中山七里ファンの一員になろうと思います
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No.55:
(5pt)

警察話の傑作

警察の世界の良い勉強になったし、(漢字の勉強にもなった。)人物像の描写が抜群に上手い。とにかく次はどう展開するのか楽しみで止められない。調べたらやっぱりドラマ化されてました。
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No.54:
(5pt)

あまりにあっけない最後

袴田事件に代表されるように冤罪をテーマとした本著は読みやすく、ほとんど一気読みに近かった。渡瀬という正義感溢れる刑事に的を絞った作品の展開は実に上手い。さすが中山七里と言ったところか?話も展開が早いし読んでいて爽快感がある。中山氏の作品の中でも傑作に近い出来栄えだと思った。最後の詰めも本当に上手く、想像もしていなかった結末である。ここまで作品を引っ張っていった作者の力量に舌を巻いた。ただ一つ難を言えば、最後の犯人に辿り着くまでが、前半展開してきた質量に比べ、多少あっけない最後となってしまった事が惜しまれる。でもミステリーとしての出来は最高だし、氏の作品を読んだことのない方にも是非ともお勧めしたいと思う
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No.53:
(4pt)

とても良かった

法学部出身で司法の世界に身を置く家族を持つ側として、非常に考えさせられた。
正義とは、権力とは、という話題は年を重ねるごとに面映ゆくて話しづらくなるが、それでもいくつになっても胸に留めておかねばならない理想は持っておかないといけないんだな、と感じた。
実際には渡瀨のように行動できる人はほぼいないが、だからこそ虚構の世界であっても「正義のある権力」を目指してほしいと願った。

意外と読みごたえがあり骨太。
おすすめです。
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No.52:
(5pt)

力(法の正義)を行使する事の問題を追及した傑作

冤罪により一人の青年を自殺に追い込んでしまった主人公。真犯人を逮捕するも悔恨と懺悔と贖罪に駆られ一人、真実を公表しようとするが、直面したのは組織の保全と事実の隠蔽に躍起になる司法関係者たち。
孤軍奮闘する主人公の姿を通して司法のあるべき姿を問い詰めた傑作です。
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No.51:
(5pt)

一気に読んでしまった

登場人物が割と多いが、淡々と無駄なくストーリーが進むのでめっちゃくちゃ読みやすい。
いつもミステリーものなどは「この人なんの人だっけ…」となる瞬間があるのだが、今回はそれがなかった。
正義とは、裁くこととは、を色んな方向から考えられる作品だった
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No.50:
(4pt)

最後が呆気ない感じはあったけど

中山七里先生の小説のファンで、「護られなかったものたちへ」「セイレーンの懺悔」と、さまざま読んできた中で、なんとなく犯人がどのタイミングで出てくるどんなタイプの人なのか、分かるようになってきたので、最後やっぱりそうかという想いにはなります。。

が、推理小説に時事問題や権力の闇的なものが乗っかっていることもあり、刑事ドラマ的な面白さを感じながら読むことができました。
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No.49:
(4pt)

どんでん返し過ぎ

警察、司法、組織の課題を提起しつつ、物語はどんでん返しの連続。一気読みでした
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No.48:
(4pt)

本領発揮

いつも通りによい意味で期待を裏切られました。今回は誰だと考えながらでも予想を上回ったストーリー。面白い。
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No.47:
(5pt)

読み応えの深い作品

重いテーマに惹きずりこまれそうになりながらも、自らの矜持と理想を在り方とした思考・言葉・決断・行動に深い感銘を受けました。
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No.46:
(5pt)

一気に読める

読めそうで読めない展開、次が気になりどんどん読み進めてしまいました。登場人物たちが使っている言葉が知性的でかっこいい。良質な本だと思いました。この作者の作品を次も読もうと思わせてくれます。
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No.45:
(5pt)

正義とは何かを考えさせられる

自死した死刑囚は冤罪だった。先輩の強引な取調べの片棒を担いだ若き刑事は、数年後、別の強盗殺人犯の犯行と気づく。証拠品にはでっち上げられた形跡が…。隠蔽工作に奔る警察関係者。主人公が、身内の脅しに屈せず良心に従い告発したことで、当時の判事、検事、警察上層部に社会的な制裁がくだされる。

この前半だけでも相当、スリリングで見所満載だ。孤立しなお正義を貫く主人公、誤ちを潔く認める判事、怒りの収まることない冤罪被害家族などの心境が細やかに描かれる。

後半は、二十数年後、出所した真犯人が何者かに殺害され、事件の裏に隠された真実が明らかになるという怒涛の展開である。孤立したまま刑事として功績を挙げている主人公が辿り着いた黒幕とは!びっくり仰天!

正義とは何かを考えさせる作品である。
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No.44:
(5pt)

人間の本性

今回も最後にえ〜?!となり、苦い思いになる
結末でした。
最近は教師や警察関係の方の不祥事を、時々耳にしますが、そういう職業にあっても自分を律する事が出来ない、人間はなかなかに業が深いのだと思いました。
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No.43:
(4pt)

面白いが、泣かなかった

護られなかった者たちの後に読んだせいか、中山七里さんへの期待値が高すぎるのか、星4つ。
とは言え、そこらへんの小説より100倍面白いです。
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No.42:
(5pt)

テレビや映画を観るよりも楽しい時間でした。

またまた中山七里先生の作品を読むことが出来ました。テレビや映画を観ているよりも楽しい時間でした。自分のペースでじっくりと物語りに入り込めるので、作者の技術が優れていればこそ最後まで楽しむ事が出来ました。最後の判事さんのお孫さんが渡瀬刑事に掛けた言葉が、尊敬する亡き判事の言葉に重なって、励みに成ったシーンがとても良い締め括りでした。
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No.41:
(4pt)

面白かったです!!

著者の作品を読むのは、初めてでした。紹介文に「ドンデン返しの帝王…」とありましたが、大きなドンデン返しではなかったと思います(期待しすぎたかも)。ただし、つまらない訳ではありません。特に中盤から後半にかけては、テンポも良く、爽快感もありました!是非、ドンデン返しを期待し過ぎずに読んでください!面白かったです!
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No.40:
(5pt)

夢中で読んでしまいました

初めの方は、前時代的な価値観の辛い描写が続きますが、それがむしろ中盤以降を引き立たせているように感じます。全体的には安心して読むことができますし、おすすめです!とってもおもしろかったです。
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No.39:
(5pt)

冤罪事件の24年後も続くのが、おもしろい

一人の刑事が司法機関に立ち向かい、冤罪を暴露するのは、迫力満点でした。
その辺りで終わる小説が多いと思いますが、本書はその後24年後に、続きます。
事件当時の関係者が、最後の最後まで、各々の思いと過去に引きづられ様が、読みごたえありました。
おもしろかったです。
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No.38:
(4pt)

冤罪事件からどんどん展開していく面白さ

不動産業者夫婦を惨殺した強盗殺人の罪で男が逮捕される。担当した埼玉県警の剛腕刑事鳴海の
強引すぎる取り調べの結果、容疑者は犯罪を「自白」するが、決定的な証拠も出てきて、容疑者が
供述を翻しても、不利は免れず結局死刑判決が出る。容疑者は、獄中で自殺するが、数年後類似
した事件が起こり逮捕された男が、この不動産業者殺人事件も自分の仕業と白状して、この事件が
冤罪である可能性が高くなった。鳴海とコンビを組んで担当していた新米刑事渡瀬は苦悩するが、
担当していた裁判官や検事との相談の結果、この冤罪事件を明るみに出す。彼は仲間を裏切ったと
警察や検察から総叩きに会う。ここまでなら、些か陳腐な冤罪事件としてあまり面白い作品には
ならぬが、この後の展開が独特だ。正義とはどうあるべきか、渡瀬の苦悩を描きながら、話の筋は
どんどん展開されていく。冤罪事件となる過程がやや描き方に軽さを感じるが、その後の展開が
面白いのでオフセット。この作者中山七里はどんでん返しに特徴があるらしい。次がまた読みたくなる。
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