■スポンサードリンク
その女アレックス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
その女アレックスの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全296件 261~280 14/15ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 2014年度の翻訳ミステリー界を代表する過酷で歪んだ現代社会が生み出した凄まじいど迫力の問題作です。本書を読むと時代が進むにつれて残酷さやグロテスクさがどんどんエスカレートして行って今後この残酷描写は一体何処まで行くのだろうかと気の弱い私は不安に感じておりまして、どうか映画化の際には殺人シーンにくれぐれも配慮をお願いしたいと思います。ヨーロッパのミステリーが最近人気を得ているのは間違いなくこの陰惨なバイオレンス性や狂気すれすれの人間ドラマの部分にあると思えますが、でもこの作品では捜査陣の警察の側に束の間のユーモアや虐げられた人間への哀れみの心を入れる事で陰惨さを和らげて唯々陰鬱なだけのドラマにはしない気配りが為されています。 気ままな独身女のアレックスが突然謎の男に誘拐され拷問の様な窮屈な檻に閉じ込められる。一方、目撃情報を受けたパリ警視庁では過去に誘拐事件で妻を殺されたトラウマを持つカミーユ警部を中心に捜査が開始されるが、被害者の身元もさっぱり解らず最初から苦戦が予想されるのだった。 本書の魅力として、まずパリ警視庁のチームワーク抜群な四人の刑事が素晴らしいです。ル・グエンは部長とあって慎重にならざるを得ず存在感は薄いですが、でも部下を守り抜き上との調整役を務める手腕は頼りになります。ルイは優雅で常に冷静さを失わないイケメン刑事で、アルマンはしみったれのどケチ男ですが実はそれだけの人間ではないのですね。そして主役のカミーユ警部はある事情により百四十五センチの身長のコンプレックスを抱えながら、人一倍のガッツの持ち主でカッと頭に血が上りやすい癇癪もちですが、愛猫ドゥドゥーシュを愛し人の痛みに理解を示す優しさも持ち合わせている愛すべき人物です。彼ら四人が事件の上っ面だけを見るのでなく全てを徹底的に解明する姿勢は素晴らしく、最後の疑惑に満ちた部分だけはやや判断に迷いますが架空の小説限定であれば是認したいと思います。さて、本書のトリックですが、第1部で極限状況にある人間のギリギリの忍耐と底力で読者の度肝を抜き、第2部では正視に堪えない狂気の殺人シーンで戦慄を覚えさせ、そして第3部で静かに全ての事件のからくりを暴いてみせるという見事な構成で組み立てられています。最後にこの作品全体の中心アレックスについてですが、人として絶対に容認する事はできませんが、凄絶な悲劇の人生という意味では無理もないなと思えて唯々哀れみが込み上げて来ますね。世の中がイエス・キリストみたいな人ばかりならこんな事は起こり得ないですが、人間は神さまではないからそうも行かないでしょうね。私が気になった最大の疑問は、彼女がストレートな激情に走らずに最後の仕掛けでどうしてこんな回りくどい方法を取ったのかという点ですが、きっとその理由は言われなき理不尽さを味わわせて最後まで苦しめてやりたいという強烈な怨念だったのでしょうね。 作家とはありがたいものでこの作品で脚光を浴びた事により旧作「死のドレスを花婿に」も再び注目されて陽の目を見る事になって誠に喜ばしいです。推理ファンは本書でこの作家なら間違いないだろうと強い確信を得たと思いますね。そこで今後は特にカミーユ警部の登場する残り3作品を(例えこれ程のインパクトはなくとも)ぜひとも訳出して欲しいと望みますので一日も早い紹介の時を待ちたいと思いますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 購入のきっかけになった本書の紹介文は、ネタバレになるから多くは語れないというものであった。 もちろん期待は高まるわけで、事実最初から最後までハラハラしながら読むことができた。中でも読者の心理に働きかけるプロットの構成は、お見事と言わざるを得ない。 既に平積みしている書店もあるように、おそらくは年末にかけてさらに注目度の上がる作品だと思う。しかしながら、正直「どんでん返し」や「予期せぬ展開」を期待し過ぎるのはやめた方が良い。 そこにばかり気を取られ、純粋に物語自体を楽しめなくなるのは実に惜しいからだ。 むしろ、大きな心の傷を抱えた主人公の刑事カミーユと彼を取り巻く同僚たちとの関係(絆)がこの小説のメインであり、一番の読みどころだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 多くの人がおよそのストーリーを書いているのでそれは省略します。最後に真相が明らかになり、その事実を知った上で、ある場面を読み返さずにいられませんでした。なぜあのような心理描写なのか、なぜ泣いているのかが分からなかった箇所が、2度目には胸が詰まって涙してしまいました。サスペンスで読み終わった後で読み返して泣くなんてはじめての経験でした。是非、人生で一度は読むべき本の1冊だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| これは久々に一気読みしました。電車の中で読むのが待ち遠しいくらいです。ネタバレはこれこそ犯罪と言える面白さ。違うスリラーを1冊に3冊分詰め込んだ展開です。キャラクター、アイデア、ストーリーの全てが活きているという久々の小説。正直前半はまたこういう話かと思いました。たぶん全員が思うでしょう。しかしあれ?と思っていると別の話になり、こうきたか!と思っていると、また別の話になるのです。しかし全てがつながっています。映画化の準備もされているようですが、うまくやってほしい。「ボーンコレクター」みたいに失敗しないで。デビッド・フィンチャー監督で観たいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 久々にレビューを投稿する気になった。 ネタバレになることは書きたくない。とにかく読んでほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 最初のドンデンの後、少しダレダレ。予測不能の展開とあるが、どう展開させる気なのか? と、やきもきして読み進めると、鳥肌もののラストが。少しダレダレの部分に、全部意味があったという点、「白夜行」みたい。でも、その行為がすごすぎる。明るみになった真相で、すごすぎる行為が納得でき、全身が震える。な、だけに、読後感悪い。すごいんだけど、この重さ何とかして!で、星ひとつマイナス。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| パリの路上で一人の女性が突然拉致される。目撃者の証言をもとにパリ警視庁の刑事カミーユ・ヴェルーヴェンらは被害者の行方と犯人を追うが、誘拐の目的すら判明しない。わずかな手がかりから警察は犯人をあと一歩のところまで追い詰めるが、予期せぬ展開から犯人を逮捕することができず、誘拐の被害者の場所は突き止められない…。 ----------------------- フランスの作家ピエール・ルメートルによるヴェルーヴェン警部シリーズの、本国では第2作にあたり、本邦ではシリーズ初訳という作品です。 第一部では誘拐された理由も明らかにされぬまま、陰惨な手口の女性拉致事件の顛末が描かれます。第二部に突入すると一転、全き被害者であったはずの無垢な女性が、予期することなどおよそ不可能な驚愕の行動をとりつづけていきます。そして驚きはそこでとどまらず、第三部になだれ込むと、またしても読者の底の浅い予想をあざ笑うかのように、事件全体のうら悲しい真相が立ち現れてくるのです。 物語の進行につれて、<その女アレックス>に対する読者の印象が目まぐるしく二転三転すること間違いありません。 第一部で誘拐犯が警察の眼前で取った唐突な行動が理屈に合っているとは言い難い点や、第三部で刑事たちが被害女性の親族に対してとる言動が、真相究明のための理屈だった推理というには無理がある点など、粗が目立つ箇所もひとつやふたつではありません。 しかし読了後にこの物語が真相究明よりも“正義”を下すことに軸足を置いていたことが見えてくると、そうした粗に目くじらを立てることよりも、作者ルメートルの仕掛ける策略に翻弄されることを素直に楽しめば良いと思えてきます。一筋縄ではいかない大人のミステリー小説を読み終えた充足感をこそ重視するべきだとの強い思いがしてきます。 無理のない訳文に助けられ、およそ450頁の紙数にも臆することなく読み進めることができました。 *323頁「習い性」に「ならいしょう」とルビがふってありますが、「ならいせい」が正しい表記です。 *343頁「手を大きく降りながら」とありますが、正しくは「手を大きく振りながら」です。漢字の変換ミスが校閲をすり抜けてしまったようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 1人の人間でも見方によって、こうも印象が変わるものか・・・・・ 犯罪者としてのアレックス 被害者としてのアレックス 少女としてのアレックス 大人としてのアレックス 正義・・・・・見方によっては・・・・・・ 読後いろいろ考えさせられる作品でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 巧緻の限りを尽くした驚異的作品。サイコ・キラーを扱った警察小説の体裁を取りながら、同じくフランス・ミステリ作家のセバスチャン・ジャプリゾ「シンデレラの罠」とは全く別の方法で、「私は犯人であり、被害者であり、証人でもある」という離れ業を成し遂げた傑作である。全体の構成手法が素晴らしい。三部構成なのだが、各部毎に、本作に対する読者の"見方"を目まぐるしく変化させ、読者を謎の迷宮とサスペンスに惹き込む手腕が卓抜。 警察側の主人公であるカミーユ警部を初めとして、刑事陣の造形も良く出来ている。カミーユは身重の妻を誘拐殺人されたトラウマを持っているのだが、これが冒頭の女性誘拐と繋がっている辺り巧い。有能だが極端な吝嗇家のアルマンも共感を持てて微笑ましい。全体として陰惨な本作において良いアクセントとなっている。 フランス・ミステリには時々こうした着想外の傑作が出るものだと改めて感心した。ミステリ界にとっては、本年度一番の収穫と言って良いのではないか。ミステリ・ファンの方には是非一読をお薦めしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 旅行に持っていきましたが、つい読みふけってしまいました。 最近、荒っぽい北欧ミステリーばかり読んでいたこともあって、 とても洗練されていると思いました。各章ごとに、光の当て方が かわり、面白い。難をいえば、4人の刑事たちが類型的、という ところでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 多くのレビューに書かれているように、この小説は単なる誘拐犯罪とその救出劇を描いたものではない。 残虐であまりにも乱暴な手口の誘拐から始まり、残忍極まる連続殺人が起こる。 アレックスという一人の女性が、被害者となり加害者となり、その経緯が少しずつ明らかにされていく。 読者は、最後までアレックスが何者なのか、何を目的として不可解な行動を繰り返しているのかを 知りたくてページをめくることになる。 そして、最後に、アレックスという一人の女性の人生、アレックスが喪失したあまりにも大きなものを 衝撃を持って知ることになる。 アレックスには、成し遂げなければならないことがあり、そして、大きな代償を持ってそれを成し遂げた。 罪と罰。善と悪。 読後、しばらくして、同じ女性としてアレックスという女性の人生を想って泣いた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| まぁ予想の範囲だわと読み進めていたが最後でわかる事実にやられた。全てが繋がる感じ。 人物も生き生きと書かれているし、文章も訳文だが作者の文才を感じさせる。 絶対、映画化するなコレ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| いささか「読み」に徹してサスペンスへの構えととっていましたが、シンコペーションで裏リズムへ引き込まれました。 お見事です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 1粒で2度おいしい、いや3度おいしい小説。 1部・2部・3部で読み方がガラッと変わるストーリー。 「ん?」と疑問に思う箇所もあるのだが、サスペンス小説としては 非常によくできていると思う。 特異な設定や、奇抜性のみに頼った小説でないことは 充実したキャラメイクにも表れている。 ストーリーの性質上、あまり多くは語れないのだが これから読もうとしている方は ぜひ、まっさらな気持ちで読み始めてほしいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ここまで急転するストーリは初めて読んだように思います。 どんでん返し、というものは、ラストで展開されることが多いと思いますが、まさか、このタイミングでこう切り替わるかと、大変驚かされました。 冒頭で誘拐されるアレックスは、古屋に監禁され、凄惨な目にあわされます。 このままでは、ストーリの最後まで生き延びられないのでは、と、アレックスが憐れで、身震いしながらも、ページをめくる手がとまりませんでした。 一気にストーリーが急転してからは、さらなる壮絶、凄惨なシーンには強烈な恐怖感を覚えつつ、恐怖感の高まり以上に、この事件の真実を知りたいという思いの方がどんどんと強くなっていきました。 さらに、いくつもの事件へとストーリが広く拡大していきます。これらの事件とアレックスとの関係について、結末ではさらなる衝撃が用意されています。 捜査側の登場人物が大変特徴的に描かれています。 一人一人の刑事の思考、行動が明確に描かれ、強い印象を残します。 このことが、ストーリ展開のわかりやすさにも繋がっていると感じました。 ラストでは、ストーリをきっちりと仕上げてあるため、これだけたくさんのドキドキと恐怖感を味わわされながらも、読後は不思議なまでのスッキリ感に包まれます。 あたかも「オバケ屋敷」から抜け出て、陽光の下に戻ってきた時のような、読み終えたあとはそんな気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 普通のサスペンスだと思っていたら本当に裏切られます。残忍な場面がかなりあるので、その手の描写が無理な人には向いていないかも。でもとにかく面白いし読後感も悪くないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| かなり衝撃的な作品。誘拐・監禁されたアレックスの脱出劇はほんの序章に過ぎない。アレックスの過去が徐々に明らかにされるにつれ,ストーリーは二転三転する。最終的にその全貌が見えたときに読者が受ける衝撃といったら・・・・。アレックスの復習劇は壮絶だが,あまりに切なく悲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| まず、登場人物がよい。妻と胎児を誘拐殺人で亡くした主人公のカミーユ警部(小柄だけど気は短い)、その部下である二人、タバコも食事もとことんせびる超どケチなアルマンに、インテリ、金持ち、男前と三拍子揃ったルイ。小生意気な予審判事。彼らの小気味好いやりとりに時にはニヤリとさせられ、時には大きく頷き、そこはフランスミステリの面目躍如である。カミーユの内面描写も胸をつき、個人的にはそれだけでも読んだ価値はあった。 一方肝心のストーリーだが、帯の惹句は正直言って煽り過ぎである。オットーペンズラー大丈夫か?「三部構成の各パートで全く違ったストーリーに見えるのが本作の肝だ、二転三転する展開に翻弄される!」というが、そうだろうか?キャラクター造形を除けば、私は第一部から一貫してホワイダニットが読みどころだと思っている。どこか肝心なことを書かない印象を受ける描写に違和感を感じ、第一部はなぜアレックスが監禁されたのか?という疑問で読み進めることになる。第二部はまた違った話であるのは間違いないが、話の展開よりはアレックスの一連の行動の謎が読者の一番の興味ではないだろうか。その謎は終盤でピークを迎え、第三部ではいくつもの謎が明かされる。ただし情報の後出しがほとんどで、本格スピリットを期待してはいけない。唯一評価できるのは、TシャツをXXXXXところだな。若干無理目ではあるが、素直に頷けた。 そして読み終わった後に、これまで感じた違和感を確認するために第一部を読み返す。このときアレックスが何を考えていたかに想いを馳せるとそこでようやく、違ったストーリーに見えてくるのだ。本作はホワイダニットを中心に据えることで、アレックスという1人の女の壮絶な軌跡を読者の心に焼き付けたのである。 余談だが、アレックスで検索すると、本作の横にモニカベルッチ主演の仏映画アレックスが出てきた。アレックスという名前は創作物上では報われないな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 【多少ネタバレしているかも知れません】 誘拐監禁事件の第一部、警察による追跡劇の第二部、どんでん返しの第三部と、それぞれ異なった展開で読者を飽きさせない。 最後の数ページで、それまで見えていた風景が180度変わってしまう卓抜な終幕は、快感ですらあります。 読後、ヒロイン、アレックスの壮絶な人生に、誰もが想いを馳せずにはいられないはず。 ーーが、ふと立ち止まって考えると、この話は、当然ながらフィクションだという事に思い至ります。 フィクションであれば尚更、面白さを追求するためなら、女性あるいは少女がここまで残虐な仕打ちを受ける設定もありだとする事には、疑問符を付けたくなります。 自分も含めて、架空の話であるミステリに多少の残虐性を求めるのは一般的な傾向の範囲内だとは思いますが、本作の場合、直接的な描写は無くとも度が過ぎている、というのが正直な感想。 何しろ、ヒロインに救いが無さすぎる。 刑事たちのユニークな個性も個人的には不要。 シリーズものの二作目のようなので(一作目は未訳)仕方がないのだろうけど、彼らの内輪のエピソードは本筋とはほとんど関係が無く、ヒロインの個性が強烈なだけに、この物語を単体として見ると、シリーズものをあまり読まない自分には蛇足だと感じられました。 諸悪の根源である人物に対する処罰は、他の人物に対するそれと比べると軽すぎる気がするし、フランスには死刑制度は無いので、数十年経たずに出所してしまうのでは? ストーリーと筆力は至極、しかし上記のように釈然としない部分は若干残る。 よって評価としては、細かいですが、星3.8ぐらいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 長く生きて、大量の読書をしてくると、なかなか「これは!」という作品に巡り合わなくなってきます。 そんな中で、本作品は久しぶりに「こんな小説を待っていた!」と思わせてくれるものでした。 発売されたばかりなのに、アマゾンで数週間待ち!・・・・そんな興味から、本屋に走って購入しました。 「残酷な描写やシーン」も多々ありますが、それが最後にはその描写やシーンの必要性に納得させられました。 良い作品と出会った時には、読了してから2~3日間はなんとなく小説の世界から抜け出せずに「放心状態」のようになることがありますが、当該作品はまさしくそのような小説でした。 読み終えて、時間が経てば経つほど、アレックスの心に寄り添わずにはいられません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




