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とっぴんぱらりの風太郎
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とっぴんぱらりの風太郎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 61~80 4/6ページ
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万城目さんの作品は好きで色々読みました!今回の作品は、とても長く、育児や仕事をしながらどのくらいで読めるかなと不安もありましたが、いっきに読んじゃいました(笑) キャラのコユイ登場人物、いろんなものを抱え、目の前の命令にただひたむきに従い。途中ぷっと笑える所もありながら、最後は涙となんだかとてもやりきれない気持ちが残りました。私が言うのも変ですが、とてもいい作品だと思います。 | ||||
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ネタバレ気になる方は読まないよう願います。 また、当たり前ですが以下に書くことは私一個人の感想でしかありません。 まずこの本は駄作、愚作です。 万城目さんらしいギミックや、洒落がきいた部分がない。 要所要所にはあるのかもしれません。だから、私も途中までは楽しく読ませて頂きました。 しかし、主人公や仲間たち…何より一番の相棒に“死”を与えてしまうことで、全てが台無し。 愛着のあるキャラクターが身を呈して何かの想いを表現する…それは当然悲しいことで、涙をさそわれます。 ただ、それは万城目さんにしてはあまりに陳腐。 100万回使われているような技法で涙を誘い、とにかく仲間を死に追いやり、そこに何か残りますか? 私は、万城目さんならば違った形で、もっと読者が笑顔になれる、登場人物が幸せになれる結末・形での涙を引き出すことが出来たと思います。 愛着を持たせるだけ持たせ、仲間を簡単にバタバタとフェードアウトさせる。 一番つまらない陳腐で技法だと思います。 万城目さんのファンだったからこそ、大きく裏切られました。 | ||||
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子供でも読めるわかりやすい内容、そしてテンポもよく、分厚い本なのにあっという間に読破してしまいました。 おおざっぱに分類すれば、ファンタジーあり歴史ありユーモアありで、個人的には楽しめました。 しいて言えば最後がちょっと・・・・・期待はずれかな! | ||||
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746ページとなかなかの長編だけど飽きさせない筆力は流石。 ただし、スピード感が出てくるのは結構後半。ピンチに陥った場面はスリリングではあるけれども、その後の展開は予想を大きく裏切らない(その分、安心して読み進めることができるけどね)。 | ||||
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すごい長編だったけど、こんなに長いのに、最後の方はもう少し続きが欲しい!と思ったほど充実した物語だった。 ドロップアウトした伊賀忍者として、徳川幕府が誕生する時代を生きた風太郎と、その仲間たちや周辺の敵味方が、 とても魅力的に描かれている。すごい忍術が登場するわけじゃない。けど、戦闘場面は手に汗握る。 主人公である風太郎のキャラクターも、案外普通だ。 でも、胸を熱くするシーンが沢山あって、徐々に魅力的なキャラクターに成長していく。 成長する主人公を追うには、本当はこのくらいの分量が必要なのかもしれない。 なにより、この長編の物語をしぼませずに、最後の決戦まで一気に持っていった著者の力に驚いた。 途中、ひょうたんというファンタジー色たっぷりの物体がでてくるのだが、 このへんなひょうたんの存在が最後に、どうしようもなく重要な役割を持つのもなんだか悔しかった。 | ||||
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よくある時代劇小説と思い読み始めました。 忍者として成長しながら、既に忍びが不要の時代に生きてしまった主人公。 忍びとして生きていく術しかないが、村から追い出され、不遇の時間を過ごす中で、不思議なひょうたんと出会い、事件に巻き込まれていく。 忍びの冷酷さ、自身の弱い心と葛藤しながら、仕方ないと思いながら、本心と違う気持ちで任務を果たしていく。 昔ながら日本人と現代の考えを併せ持った主人公像に共感を覚えた作品でした。 | ||||
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ボリュームたっぷり752ページを、隅から隅まで存分に楽しめました。 ずいぶんとおどけたちゃらいタイトルですが、その中身は濃ゆくて、次から次へとめくるめく展開におもしろさがエスカレートしていきます。 ”忍者”という裏方のはかないその姿を全面にクローズアップさせて、とてつもなく摩訶不思議な現象とともに、ミステリアスに謎解きをしつつ、焦点が絞られていきます。 そのアプローチの仕方は絶妙なタイミングで、決して読者を飽きさせないコンテンツの豊富さがあります。 そして、ラストは涙腺が緩くなる瞬間を迎えます。 本屋大賞に匹敵する、ごくごく庶民的に小説を楽しめる本に仕上がっています。 もちろん、これを映画化すると、登場人物はユニークな個性を持っており、非常に痛快な邦画エンターテイメントとなるはずです。 蹴鞠が唯一、忍者とか公家とかいったことを抜きにして、若人のあつまりとして、青春を謳歌した瞬間。 その余韻を引きずりながら、読み進めるうちに、読者のこころのなかに一つひとつ感情が刻みこまれ、積み重なっていきます。 読了しても、その余韻は読者のこころに響いています。 | ||||
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こんな身近にいそうな忍者、なかなか創作できない。 純粋に物語としておもしろかった~! ひょうたん、作ってみたくなりました。 城がみたくなりました。 好奇心くすぐられる物語でした。 | ||||
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面白い、少しづつ楽しんで読んでいます。「プリンセス・トヨトミ」も読まなくては・・・ | ||||
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とても面白い本なので直木賞・本屋大賞あげたい。でも、偉い先生方は選ばないかな。?本は面白くなくては価値はない、この本は価値がある。 | ||||
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登場人物達が自らの意志で進むべき道を選び、命を懸けてゆく姿には心を動かされましたが。。。 個人的意見ですが、万城目ファンが期待するのはこうした結末ではないと思います。 奇想天外なファンタジーの世界が楽しめて、笑えて、泣けて、爽やかな読後感を味わえる。それが万城目学の真骨頂ではないでしょうか? 新境地と言われればその通り。ただ今後こうした作品が続くなら、私はファンであり続ける自信が持てません。 | ||||
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ページをめくる手がとまらない!とかいうこともなく 最初はなかなか進まず集中できず。惰性で読み進める内、風太郎・黒弓の 緩やかな関係が心地よくなり、ひょうたん生産に至って「これ、何の本だっけ」とも思う。 その内、残菊が出てきたあたりから戦の描写も増え最後はそれまでの緩やかさとは 一転、一気に読み進めました。主役達がアレな場面であっさりとアレなんでまさかアレじゃ ないよねーとか思っていたらやっぱりアレで。なんか読み終わってからじわじわ考えさせられる 感慨深い作品でした。 | ||||
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プリンセストヨトミやしゅららぼんと比べてさらに1段(2段かな)面白かったと思います。登場人物は相変わらず魅力的だし、忍びの世界の悲哀を描きつつもどこかで心和ませる感じで、最後は駆け足かとは思いつつかなり良い読後感でした。読み始めたら分量は気にならないので、時代劇はあまり読まない人でも是非手に取ってみてほしいと思います。休日の1日を使う価値はあると思います。 | ||||
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いつものパターンのキャラにいつもの展開。それならこんな大作にする必要はなかったでしょう。伏線の張り方もしつこいし。 | ||||
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梟の城、忍びの国等々、この手の忍者主人公は、「普段やる気ないけど本気出すと強い」てな感じが多いけど、この主人公は違う。 よっこう弱い。撃剣はそこそこだが、忍術、幻術はからっきしダメ。しかもそれを自負していて厄介事から逃げまくるので読んでいて「頑張れやwww」と叱咤激励したくなります。 また、ラスボスがめっちゃ強い、強すぎる。 そんなラスボスにどう勝のか?けっこうハラハラします。 イギーVSペットショップを彷彿とさせられる死闘からのラスト一撃に痺れました。 なんかラノベ読んだ感想みたいになりましたが、そんなことはないので是非。 | ||||
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ラストまでが長かったです。 自分自身を見失って、まさにプー太郎状態の風太郎。 「おい、しっかりしろよ!風太郎!!」と何度思ったことか。 ネタばれになりますので詳しくは書きませんが、「こうなっちゃったかぁ・・・」と衝撃のラストでした。 何とも、その後が気になる物語。 続きは数百年後が舞台の「プリンセストヨトミ」で。 個人的にはひょうたん栽培よりも風太郎とひさご様の絡みがもっと読みたかったです。 | ||||
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届いたときにあまりの分厚さに驚いたが、読み進めていくうちに、万城目ワールドに引き込まれた。特に最後の壮絶な戦いの場面は一気に読んでしまった。 | ||||
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746Pの大作。 しかし一気読み! おちこぼれ忍者「風太郎」の物語。 関ヶ原の戦いが終わり、関東の徳川家が 天下を手中に収めようとしつつある京都。 伊賀を放逐されたおちこぼれ忍者・風太郎。 その風太郎のあばら家に、 あるひょうたんが送られてくるところから 物語が始まります。 ゆっくりとしたテンポの物語が 大阪冬の陣あたりから一気呵成に転がりだします。 おもしろかった~ しかし、これまで私の読んだ本屋さん大賞・対象小説の中では 「村上海賊の娘」の方が1ランク上でした。 | ||||
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万城目さんのは「鴨川ホルモー」から読んできていますが、いつも物語にひこまれてしまい、今回もついつい夜更かしして読んでしまいました。 万城目さんの作品はやっぱり読んでいて面白いです。 今回のラストも万城目さんの今までのパターンに似ている感じがかもですかね。 やっぱり映画化よりも、出来れば「鹿男あをによし」みたいにTVドラマ化して欲しいです。そうすればいろいろな人に見てもらえると思うので。 | ||||
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初め本の厚さにびびりましたが、読み始めてしまえば大丈夫。 ハマります。 ぱっとしない主人公が不条理に事件に巻き込まれていくのはいつものこと。 激しい戦闘場面に息をのみながら、最後はハッピーエンドと思いきや・・・ これまでの万城目さんの軽さと新しさが混じった、新しい時代小説でした。 | ||||
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