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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 21~40 2/21ページ
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| ⚠️【ネタバレあり】 『殺戮にいたる病』を読了。 僕は読みながら何度も考察を重ねた。 伏線を拾い、語りの違和感をメモし、人物の整合性に疑問を抱き、さらには「読者が犯人かもしれない」という妄想まで巡らせた。 だが、結論から言えば—**すべて外れていた。** 物語は、連続殺人の猟奇性や語り手の信頼性の揺らぎにより、読者の認知そのものを攪乱する構造を取っている。 途中まで僕は完璧に“読めていた”つもりだった。事件の件数がおかしい。時系列がズレている。人物の呼称や視点が混在している。 この違和感の連続が、必ずラストに繋がると信じて読み進めていた。 ところが——その“一文”に打ちのめされた。 犯人は、僕がずっと読み間違えていた人物だった。しかもそれは「読みが浅かったから」ではなく、「深く読もうとした読者こそ騙されるように構成されていた」ことが読了後に分かった瞬間の衝撃(言い訳) トリックを見破るために論理を積み重ねた読者が、**論理ごと破壊される快感と絶望**がここにある。 読みながら蓄積した違和感は、すべて伏線だった。しかしそれらは読者の脳内で“勝手に回収されるように仕組まれて”いた。 この構造に気づいたとき、物語の巧妙さと読者という存在の脆さを同時に見せつけられる。まさに「読者が物語に殺される」ような感覚。 そして、最後に「やられた」。 それは敗北感ではあるけれど、同時に最高の読書体験でもあった。 | ||||
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| ありとあらゆるところに張り巡らされた伏線。ぐろいけど必ず2回読んでしまう作品。正直、これ以上面白い本はもうみつからないと思った。素晴らしい作品。 | ||||
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| ラストを知って、再度エピローグに戻る。それでも読了後の興奮と火照りが治ることはなかったです。おぞましい内容にも関わらず再度読み直したくなります。衝撃的な傑作です。 | ||||
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| 叙述トリックものでは特にファンに間では圧倒的な人気のある作品らしい。事実、私も騙されないように 注意しながら読み進めていたが、やはり最後の1ページで完全に騙された。若い女性だけを狙った 連続女性猟奇殺人事件。蒲生雅子は大学生の自分の息子が犯人ではないかと疑い始める。 自分を慕ってくれていた看護師をその殺人鬼に殺された元刑事樋口はその看護師の妹と 一緒に犯人捜しを始める。物語は犯人の蒲生稔、雅子、そして樋口この3人の視点で描かれて いく。もうこの時点で我々読者は騙されている。この本格ミステリーは、この分野では伝説的な ものであろうが、そういった分野の愛好家には騙された時の快感は爽快なんだろう。だが、 本書全体を覆うチープ感というか浅薄さというか、そういったものが気になる。これも趣味の 問題なんだろうけど。 | ||||
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| 僕はこの本を二度読んでいます。全く内容を忘れて! | ||||
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| 冒頭の章が「エピローグ」つまり、この作品の顛末が描かれます。蒲生稔という男が6人を殺し逮捕されるというシーンです。 そこからは妻を亡くし抜け殻のようになった元警部の樋口、愛への執着からエログロシリアルキラーとなっていく稔、そして息子が殺人を犯しているのではと疑うちょっと異常な母親雅子の3人の視点から、時系列を少しずらして交互に語られていきます。 叙述トリックと言われる作品は少しは読んできたつもりで、今作品は叙述トリックの最高峰と言われる作品ですから、当然、稔=息子ではないんじゃないかと疑ったり、時系列が数十年単位でズレているんじゃないかとか、兄と妹が二重人格で…とか色々と疑うわけです。 そもそも3人の時系列が微妙にズレていることもあって、「こっちは1人目の被害者の話か…」「樋口さんが追ってるのは2人目の被害者ね…」「あっ、1人目はそもそも手口が違うから連続殺人にカウントされてないのか…」など、そっちに気を取られていると、トリックの方の「推理」に気持ちを割けなくなりました。さらに、終盤の手に汗握る展開にページをめくる手が止まらなくなったのもあって、最後は「ん??は??え??」からの「まんまとやられた!」となりました。当然ながらすぐに2回目の読み直しをしましたよ苦笑 正直、ツッコミどころはなくはないです。特に証拠隠滅をしたようには見えない犯人をどうして警察は全く捕まえられないのか、ただそれは昔の作品だし、当時は指紋やDNA鑑定が未発達なのか、初犯で照会するデータがないのかな…。携帯も出てこないくらいなんだから、監視カメラとかオービスもまだ広く行き渡ってる訳ではないのかな…。などと考えて無理やり納得しました。 死臭に家族は気づかないものか?とか大学の先生部外者に喋りすぎじゃね?とか、栄養失調で倒れた枯れオジの樋口がどうしてそんなに複数の女性に求められるほど魅力的なの?とかその辺もちょっと突っ込みたくはなります。樋口はその意味で、平泉成やでんでんの設定だったのが、途中から阿部寛や堤真一に脳内キャスト変更。なんとか辻褄は合いました! ただ、叙述トリックと並ぶもう一つの魅力はグロ描写です。首を絞めた時のシワの描写、アレを切り取る時の生々しい描写、アレが腐敗していくときの気持ち悪い描写、失禁の描写、舌の描写、目玉の描写、血の描写…え?先生もしかして実体験?と思ってしまうほどリアルでした。 ということで、グロいのOK、性描写OK、叙述トリック好きという方で未読の方はぜひお楽しみください! | ||||
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| 読んでいていくつか矛盾とまではいかないわずかな食い違いを感じていたがラストでなるほど これは小説でしかできない、まさに叙述トリック 読了後すぐさま最初から読み直しました 内容が内容なので誰にでも気軽に薦められないのが残念です | ||||
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| 10年前くらい前から読みたいリストに入れていて、最近YouTubeでお勧めの小説として紹介されていることも多く、ようやく読了。冒頭から犯人は分かっていて、女性を狙った猟奇的殺人がひたすら繰り返される。犯人の異常性や殺人描写がグロテスクで読みつづけるのが辛かった。最後の方になるとどういうエンディングになるか気になり、どんどん読むスピードと心拍数が上昇する。ついに犯人を確保したと安心したとたん、まさかの事実が判明。何が起こったのか分からなくて呆然としました。映画化や映像化は不可能な作品の一つですね。前評判の通り、二度目を必ず読み返すような作品という感想に同感です。 | ||||
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| どうなるのか?どう決着がつくのか?早く知りたくて、読むスピードの遅い私でもドンドン読み進めていました。1つの事件が三者の視点で描かれていて、その構成のおかげか、完全に最後まで騙されました。言われてみれば、幾つか矛盾点があり、「作者が間違えた?」なんて思ったりもしたが、結論を知ると、あーなるほど、そういうことだったのか、と分かりました。描かれない四者目の視点を想像することになります。 | ||||
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| これは凄い笑 作品全体のぬめぇっとした空気。そして作品全体のパワーが凄すぎる…。エログロ描写の時これ作者は射精しながら書いてたんやないか?ってくらいイッちゃってるしそして根幹のトリック…やばい絶対わからん!凄い作品…ただ愛を探してただけなのに… どう考えても頭おかしいんだけど絶対変態では無いのだって一貫してて。ただ愛を探してるだけ、愛に目覚めた愛を知ったのだ。性癖って人に言えない事誰にでもあるでしょ?これは実際案外身近にある事だったりするんよ。どこで拗らせるかで…。そう言えばこれ読みながら勃… | ||||
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| この作品も傑作から外せません。 いちおと2人の兄による「一の殺人」シリーズや、 マリオが活躍?する「人形」シリーズも一気読み必至ですが、 「殺戮にいたる病」も辛いながらも頁をめくる手がとまらない。 こんなラストが待っているなんて。 | ||||
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| 最後まで見事に騙された人です。 三者視点で進む話がどこで交わるんだ?とそっちに集中しすぎて違和感を感じないまま最終頁でははぁ...そう来たか...と思わず口ずさみ、そしてため息と共に、ちょっと悔しくもありました。 シリアルキラーと呼ばれる人達は意外とイケメンで性格も良く、人に好かれることが多かったりするといいます。また、親からまともな教育を受けられず暴力虐待を受けていることが残虐行為をするきっかけになることが多いのだろうなという印象です。教授からの助言を受けるシーンでは犯人像的な推察はあるものの、犯人が何故歪んだ性(愛)に目覚めたのか、そんな描写がもう少しあれば良かったなあと感じました。ただテーマが父親の不在であるということも踏まえて、犯人の父は未熟なくせに厳格で暴力的な異様な父親だったのだろうか。実は母親もまた異常なマザコンにさせるほどの常識からは逸脱した性的に狂った面があったのか、など考えるのも面白いです。 残虐的な描写はありますが、この殺し方にこそ犯人の愛への戸惑いと発見、歪んだ愛の追求が詰め込まれているので、読み飛ばすのは勿体ないかもしれません。耐性がないと辛いのは間違いないけれど。 晴れ渡ることの無い鬱蒼とした空模様が続くそんな本ではあるけれど、いずれにせよ、もう一度読み直したくなる本です。 | ||||
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| めっっちゃおもろかった。 久々読み応えある本読めて大満足! 推理とかサスペンス系見ても最後まで読めなかったり結末で落胆することが多かったんだけどこれは最後までしっかり読めたし作者が作ったトリックもすごく面白かった。 作中の一人一人に焦点当てた心情の描写とかも含めていろんな場面の情景を想像しやすかったし本にのめりこめた。 読んだ後も余韻に浸れるしあぁあの時はこうなったからこうだったのか、とか一人で思い返しちゃうくらい面白くてとても有意義な読書時間過ごせた!!! | ||||
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| ひろゆきが勧めてたけど、他の感想でグロいグロいって言われてたからしばらく見ないでおいた本。 ジェフリー・ダーマーのドラマ見たことがあれば、それよりもグロくない。 文章が読みやすいし、この前読んだ方舟よりもずっと面白かった。 乳房切除のシーンは、昔胸の下垂が気になってYouTubeでバストリフトの手術動画見たことがあるから大丈夫だった。 それより60のじーさんや40すぎのおっさんが若い子にモテる描写がたくさんある方がキモかった…おぇぇ…作者の願望? | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する※削除申請(1件) | ||||
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| レビュータイトルの意味が読めばわかる作品です。凄いです。 | ||||
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| 叙述トリック叙述トリックだって言われててもちゃんと騙される。この口コミを見たとしてもぜひトライしてみてほしい。ただ、途中読み飛ばすくらいのエロ&グロ描写があり、知人にあまりお勧めできるものではない...。個人的にはスムーズに読めて驚きもあり、楽しく読める良き作品だった。 | ||||
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| 残虐な描写が多い中、よく岡村孝子サイドが歌詞の許可をしたなと。 「夢をあきらめないで」を聴くと、残虐シーンを思い出して精神的にキツくなる人もいるのではないかと。 トリック自体は見事に騙されて好き | ||||
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| Youtubeでおすすめミステリとして何度も名を連ねていたので、冒険心で読みました。 確かにグロテスクな描写はあるが、むしろその異常な行動を淡々としていく蒲生稔、息子のマスターベーションの回数までも把握したがる雅子に、人の中に何かが蠢いてるような錯覚を覚える。 私は大きいのも小さいのも大好きなおっぱい星人なので、稔が乳房を切り取り乳首を舐めるその異常さに、喉の奥から生暖かい空気がせり上がってきた。そこだけは二度と読みたくない。 けれど、面白かった。 一週間前後で文庫本を読み切る私が3日足らずで読み切ってしまった。 供述トリック、ミスリードが本当に素晴らしい。ミスリードの名作『慟哭』が一言で全てを覆すなら、本書はそのトリックを徐々に理解しようと読み返したくなる本だ。 自分でパズルを組み立てていくように理解を深めて、ようやく意味が分かった時、読書好きな皆が本書をやたら薦めてくる理由が良く分かった。 | ||||
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| サウンドノベルゲームの金字塔である「かまいたちの夜」を手がけたライターの代表作で、前々から興味はあったのですが、叙述トリックがすごい作品である、ということを知ってしまい、この「叙述トリックがすごい作品」ということが一種のネタバレになってしまうため、面白みが半減してしまう気がしてよんでおりませんでした。 存在も忘れていた中、先日書店の中で平積みされている本書を見つけ、これだけ時間を経てもなお平積みされているくらい魅力ある作品ならばさぞ面白いのだろうと購入いたしました。 叙述トリックがあるんだろう、絶対見落とさないぞ、と注意深く読んだものの、後半何かがおかしいと違和感は感じるものの最後の1ページを読むまで真相には気が付かず、読了した際には???となり、慌てて読み返すとそういうことかー!と膝を打ちました。 叙述トリックのある作品でも、そこに執着しすぎるあまり、こんなのわかるわけないだろうと思うような読者に対しアンフェア作品も多い中、こちらは読み返してみれば違和感に気がつけるような情報開示はきちんと行えており、ミステリーとしても上質だと思います。 良いものは時代を経ても愛されるということ、改めて実感しました。 上質な叙述トリックを味わいたい人におすすめです。 一方で注意点として事件の内容はいわゆるエログロな描写が多く、そこにある程度耐性がないと辛いかもしれません。 事件の凄惨な描写は作品の面白さのキモの部分には大きくは関わらないので苦手でしたらそのあたりは流し読みしても大丈夫です。 最後の最後で脳を揺さぶる叙述トリックのお手本のような作品であり、このようなものが30年近くも前に出ていたら後の作家も大変だよなぁといらぬ心配をしてしまいました。 オススメです。 | ||||
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