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クリスマス・キャロル



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クリスマス・キャロルの評価: 4.02/5点 レビュー 66件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.02pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 21~40 2/4ページ
No.46:
(3pt)

挿絵は★5

挿絵は文句なく素敵ですが訳が分かりにくいというか直訳的で入り込みにくいです
絵を堪能するだけなら問題ありません
クリスマス・キャロルAmazon書評・レビュー:クリスマス・キャロルより
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No.45:
(4pt)

挿絵が雰囲気を良く伝えている素敵な愛蔵版

チャールズ・ディケンズ著の有名なクリスマスストーリー「クリスマス・キャロル」の大型翻訳本。
翻訳も読みやすく、雰囲気が大事にされている。個人的に同物語は当時の「雰囲気」をいかに表現するかが重要だと感じているが、その点評価は高い。また、インノチェンティ・ロベルト氏は「百年の家」でも有名な独特なタッチの絵を描く画家としても知られているが、彼の描いたクリスマス・キャロルの挿絵は「少し寂しげだけれどもどこか温かい」という同物語の舞台を大変うまく表現している。
大型本であるため、クリスマスの時期の旅先で物思いにふけながら、、、という読み方には向いていないが、自宅でゆっくりと読みふけるにはもってこいの本であると思う。少々高額であるが、購入する価値は十分にあると思う。

星を5つではなく4つにした理由は、過去に出版されていたものから本体カバーが変更されてしまったことに対する残念な思いから。(過去の古い版では、表紙カバーは豪華な濃紺の布生地のようなもので包まれており、雰囲気が良く出ていた。)現在発行されている新版はハードカバーであるものの通常の書籍と変わらない一般的なもの。ただし、本文・挿絵に変更はなく、この点だけで言えば評価としては星5つである。
クリスマス・キャロルAmazon書評・レビュー:クリスマス・キャロルより
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No.44:
(4pt)

さすがに面白い!

並はずれた守銭奴で知られるスクルージは、クリスマス・イヴにかつての盟友で亡きマーリーの亡霊と対面する。マーリーの予言通りに3人の精霊に導かれて、自らの辛い過去と対面し、クリスマスを祝う、貧しく心清らかな人々の姿を見せられる。そして最後に自分の未来を知ることに。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.43:
(2pt)

宗教的要素を取り入れた小説

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズ(作家、小説家、ジャーナリスト)の書いた小説「クリスマス・キャロル」(1843年)には、前々から興味を抱いていた。幼稚園児の時か、小学生の時に、ディズニー映画「ミッキーのクリスマス・キャロル」(1983年)をビデオで観ていたからだ。ディズニーの映画化(映像化)する作品には、ほとんど原作があることで知られている。この作品についてもそうだ。ディケンズは当時の下層社会を好んで、小説の題材にしていた。下層社会を生き生きと描いたディケンズの小説は少なくない。この物語の主人公のスクルージは、守銭奴として有名だった。高利貸しとして金を儲けていた。キリスト教には全く関心がなく、クリスマスを嫌悪している老人だった。宗教精神など全く持ち合わせていなかったのだ。それでも、過去と現在と未来の幽霊(精霊)によって導かれたスクルージは改心して、貧しい人々のためにお金を使うようになった。内容はこんな感じだ。スクルージに宗教精神のなかったことは大問題だったと思うが、スクルージの生き方に周り(周囲)の面々が口出ししてしまう必要などない。あと、スクルージの問題としてあったのは、貯めたお金を使わなかったことだ。お金持ちになった時点で、仕事をさっさと辞めていれば良かったのだとつくづく思う。人付き合いを積極的にやるかやらないかは本人の自由だ。人付き合いの好きな人ばかりではない。ただ、宗教を尊ぶ気持ちは必要なのだろうと考える。特に欧米では、キリスト教の影響力をなかなか無視できない。一神教の世界と日本とでは、神仏に対する考え(考え方)が色々と異なっている。スクルージの抱えていた問題としては、お金を貯めることのみに固執してしまったこと、老齢なのにもかかわらず仕事を続けてしまっていること、宗教心を持っていなかったことだろう。スクルージにもそれなりの過去があって今の人格になったのだから、本人だけをそんなに責めてしまう必要などないように思える。けっしてつまらない小説ではなかったが、そこまで評価できる小説でもない。これが正直な感想だ。
クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)より
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No.42:
(4pt)

クリスマスの暖かさ

シャイロックと並んで守銭奴で有名な老人、スクルージ。 クリスマスイブにスクルージの下に3つの聖霊が訪れ、過去、現在、未来を見せる。 その光景にしがみつき、打ちのめされ、変わっていくスクルージ。 キリスト教の宗教的意義を超えて、多くの人がクリスマスを祝う心の奥にある「人を大切に思うこと」の暖かダイレクトに感じられます。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.41:
(2pt)

ディケンズまで嫌いになりそう

ミュージカル仕立ての映像作品は見たことがあり、ストーリーは知っていました。
しかし、それを見ただけでは判らない部分があって、一度原作を読んでみようとこの本を手に取りました。
(判らない部分は、なぜスクルージが父親に遠ざけられていたかと
ラストはキリスト教的なハッピーエンドで描かれていたけど原作はどうなのか)

が、訳がひどいです。酷すぎます。
2006年出版の新訳ということですが、用語のチョイスが古い。
スクルージの描写の「薄い唇は青黛(せいたい)を引いたようである」「頭に白霜(はくそう)をいただき」あたりで
やや「?」と引っ掛かるものがあるけれど(まあこの辺りはいわゆる慣用表現で)まだ序の口にすぎません。
「貪婪(どんらん)」「祝え(ほがえ)」「眼間(まなかい)」と、言いたいことは判るけれど
どうしてもこの用語を使わなければならないものなのかな、と。
(「言祝ぐ(ことほぐ)」という使い方は聞くけど、現代文で「祝え(ほがえ)・祝う(ほがう)」という用法を見たのは初めてです)
そして「それでもなお眼前に起きていることが信じられず、自分の神経を疑うのは、これまた業腹(ごうはら)だった」と、「業腹」ですか。(業腹というか「腹立たしく思った」に相当するような表現は原文に見られないようなのですが)

訳の悪さは用語の選択だけではありません。
例えば一人目の精霊に導かれて過去を見に行き、かつて愛した女性がその娘と一緒にいるシーン。
「数えきれない子供たち」が誰の子供か判らない。(愛した人の子供なのか孫なのか)
唐突に出る「姉娘」という表現。そして、その姉娘に突然いたずらを仕掛ける子供たち。
その様子を見守る作者の独白。
これらがとても唐突で判りにくいうえ、訳がスマートじゃない。

この判りにくい文章がディケンズの個性なのかと思って、原文を見てみました。
英語は苦手だけど、元の文の方がまだ判りやすかったです。
(娘が子供たちの遊びの輪に加わったというのが訳されてない)
あやうくディケンズを嫌いになるところでした。

とりあえず、別の人の訳でもう一度読み直します。
星が2つなのは、訳は悪いけれどディケンズのストーリーが悪いわけではないからです。
コレを読んでクリスマス・キャロルを評価するのはディケンズに失礼だなと思いました。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.40:
(1pt)

訳は星ひとつでした。

新訳なので、分かりやすく読みやすい訳を期待しましたが、残念ながらそうではありませんでした。 子供の頃、読みにくくて途中で投げ出した外国の文学を思い出す文調です。 原文の言い回しなど、翻訳者にも事情はあると思います。 しかし、新訳ならば思い切って現代のわかりやすい自然な文章に翻訳して欲しかったです。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.39:
(5pt)

後世に読まれ続ける名作

大人になり、改めて作品を読んだ。 主人公の描写が、読みながら頭の中で映像化される。 読み進むにつれ、後書きにもあるように、主人公はケチな悪人ではなく、生真面目な融通が利かない人なのだ。 貧しく、寂し少年時代がこの後の生き方に影を落としている。 書かれた時代風景と著者の自伝が重なる事を訳者の説明で納得。 クリスマスの家族で御馳走を囲む場面が目に浮かぶ。 時代共に消えゆく「良きクリスマス」を感じる名作。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.38:
(4pt)

守銭奴は悪くない

クリスマスの季節が近づくと、この小説が映画化・舞台化されるなどして、よく話題になる。残念なのは、主人公の商人スクルージが社会にとって迷惑でしかない、カネの亡者として描かれていることである。たしかにスクルージはカネの亡者かもしれないが、見えない形で、社会に恩恵をもたらしている。

まず、スクルージが長年商売を続けられているということは、多くの取引相手を満足させていることを意味する。取引相手はスクルージの性格を嫌っているかもしれないが、それでも取引を続けるのは、商売相手として信頼できるからである。スクルージは取引相手を満足させることで、間接的に取引相手の顧客も満足させ、社会全体の満足向上に貢献している。

また、スクルージは稼いだカネを貯め込んでいることから、守銭奴と非難されるが、カネを貯め込む人は社会に貢献している。銀行に預け、あるいは株式や社債を買えば、カネは企業の投資に使われ、生産力を高め、社会を物質的に豊かにする。

もし金融機関を信用せず、稼いだカネをすべてタンス預金にしたらどうだろう。この場合も社会に貢献する。世間に出回るカネの量が減り、物価が安くなるからである。

今の世の中では、物価が下がること(デフレ)は悪いことで、物価安をありがたがるのは無知の証拠だという迷信が広められている。しかし実際には、物価安は個人にとっても社会全体にとっても、良いことである。

そしてスクルージは、なんといっても、争いを好まない平和的な人物である。暴力は振るわないし、他人の物を奪うこともない。頭にきて「死ねばいい」と口走ってしまうことはあっても、行動に移しはしない。死者から物を奪い手柄を誇る盗人には、怒りを燃やす正義感もある。

社会に平和的な人物が一人でも増えれば、社会はそれだけ平和になる。スクルージはその意味でも、社会に貢献している。

社会をより平和にするために、スクルージにあえて一つ注文をつければ、自分の価値観を他人に押しつけないよう気をつけてほしい。クリスマスのお祝いをいう甥に向かって、スクルージは「めでたい理由がどこにある? 年が年中、素寒貧のくせにして」と毒づく。しかしカネがなければめでたくないというのは、スクルージの価値観にすぎない。甥が反論するとおり、カネがなくても幸せという価値観もありうるし、あっていい。

しかしこれも、スクルージだけを責めるのは酷だろう。スクルージの周囲の人々も、クリスマスは祝わなくてはならない、という自分たちの価値観をスクルージに押しつけているからである。「価値観の多様化」は平等でなければならない。

おそらく作者ディケンズの意図とは裏腹に、この小説を読んでいくと、スクルージが悪い人間ではないことがわかる。訳者があとがきで「人が何と言おうと誹ろうと、スクルージは断じて悪人ではない」と書いているとおりである。

しかしそれは、ディケンズが正直で優れた作家だったあかしでもあるだろう。商人というものの姿を、不自然なウソを交えず活き活きと描いた結果、それは暴力を振るわず、略奪もせず、争いを好まない人物にしかならなかったのである。政治家ではこうはなるまい。

スクルージに対する誤解を解いたうえで、平和を祈るクリスマスにふさわしい作品として読み継がれていってほしい。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.37:
(5pt)

読み継がれるべき古典

ディズニーのアニメーションを何度か見ていますが読むのは初めてです
19世紀半ばに発表された本作
日本でも明治以降繰り返し翻訳されています
皆さんご存知だと思いますが
スクルージという強欲で嫌われ者爺が精霊の導きによりクリスマス精神を思い出し、本来自らが持っていた-失ってはいなかった-人間らしさを取り戻すという話
このキャラクターは一度お目にかかったら忘れることはないでしょう
本書を読むことでアニメーションでは見落としていたストーリーの裏側、側面まで『見る』ことが出来ました
優れた古典文学作品には変化し続ける世界の根底にある『変わらないもの』が描かれています
未来永劫読み継がれていくことを願います
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.36:
(5pt)

ディッケンズの精神の遺産

最近は言われなくなったが、10年くらい前までは、クリスマスといえば、ディッケンズの「クリスマスキャロル」の物語場面が語られた。人類の存続する限り、地球の各地でクリスマスは祝われるし、人が貧しさと隣接して生きなければならない条件は変わらない。そういうものだと思う。毎年、クリスマスのたびに「クリスマスキャロル」を読んで、ディッケンズの精神の遺産を自分の心によみがえらせるのは、よい健康法である。
クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)より
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No.35:
(3pt)

大人でもちょっと難しいかも。

小学4年生にプレゼントしました。
正直、文章が長く難しい表現が多いです。方言?と思えるような言葉が入っていたりして、小学生にオススメではないです。
絵は暗い雰囲気ですが細かく描かれていました。
怖いおばけの場面を、もっと恐ろしく描いてあれば良かったですね。
クリスマスキャロルは名作なので、大人がじっくり読むにはいいのかもしれません。
クリスマス・キャロルAmazon書評・レビュー:クリスマス・キャロルより
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No.34:
(5pt)

小粒ながら偉大な人間愛の賛歌

僕達の少年時代は武者小路実篤「友情」、ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」がいいよと薦められて読んだものだった。自分達と同じ年代の少年が主人公だということもあって、一応ちらっと感動した記憶はある。
 僕は高校2年のクリスマスにこの「クリスマスキャロル」を人から贈られて読んだ。それはまさに衝撃的な出来事だった。僕の心は根底から覆された。全編を性善説で被い尽くした人間賛歌は僕の人生を変えてしまったと言ってもよい。僕は熱心に取り組んでいた受験勉強を放り出すことにした。そして半年後には「高校を中退する」と受け持ちの先生に言ってゴネた。結局なんとか高校を卒業したが、2度と勉強に打ち込むことはなくなった。恐るべし世界の文豪の筆力!

 55年ぶりに「クリスマスキャロル」を読んだ。少年時代には精霊に連れられたスクールジが、人々がクリスマスを祝う光景の中に溢れるヒューマニズムの輝きに打たれる感動をともに味わったものだった。少年というのは、茜色に輝く前途の希望しか見ない。輝かしい未来に向かって突き進むことしか考えない。しかし今の僕はスクルージと同じ老人である。スクルージは庶民、中でも自社の従業員ボブ・クラチットの貧しいながらも素晴らしいクリスマスの夕べを見て、根底から心を揺り動かされた。冷酷無慈悲な吝嗇漢はすっかり心を入れ替えた。 だが、彼の残りの人生はそんなに長くないじゃないか、老人がヒューマニズムに目覚めて人が変わって、それから幸せな老後を過せるのだろうか?
 読みながらそこまで気を回すところが、少年の読者との違いだ。しかし、そんな違いは些細なものだと言わしめるほど、この本は小さいが偉大な作品である。

 ディッケンズはバルザック同様に饒舌な作家である。ボブ・クラチット家のクリスマスパーティに出てくるご馳走についての有頂天になった描写にそれは顕著だ。ただし、これだけ短い作品でもあり、ここの描写は神経の行き届いた無駄のない読んでいて楽しいおしゃべりであるといえる。ご馳走だけではない。クラチット家の子供達、末っ子のタイニ・ティムをはじめ、どの子も何と健気で可愛いのだろう。池氏はこの場面を見事な日本語に翻訳して見せてくれている。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.33:
(5pt)

一人の男が見たもの

守銭奴として周りから疎まれ
忌み嫌われてきた男が
男の共同経営者の霊から受けた警告により
だんだんと人の心を取り戻していく物語。

この作品は、教えられることが多いでしょう。
お金をたくさん持っていても、その使い方を知らなければ
それを守るために執着し、人が離れていくこと。

それと対比するかのように、
それなりのお金しかなくても
充実し、幸せな生活を送れるのです。
(このシーンでは数少ない男の良心が垣間見れます)

ある種因果応報、といったものも
出てきています。
それは精霊が時折放つせりふ。
それは紛れもない、男が吐き捨てた言葉そのものだったのです。

クリスマスの華やかな雰囲気。
そしてその中で起きた、不思議な物語。
心が洗われる作品でした。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.32:
(5pt)

いい訳ですね

内容については言うまでもないでしょう。
いろいろな訳で読んでいますが、
この訳は、全体に奇をてらわず、節度がある良い訳ですね。
第一の精霊とともに見た、若きスクルージと恋人との別れの会話。
堅苦しくなく、といって崩れることもなく、
適切な節度を守って、当時のイギリスの娘さんの雰囲気を
よく出していると思う。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
4334751156
No.31:
(5pt)

クリスマスおめでとう!

家族で読みあうのにいい本。
クリスマスって、身近な人々がしあわせであることこそが自分の幸せと確認して祝福する日なのだと教えてくれる。
クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)より
4001145510
No.30:
(5pt)

教訓になる絵本

絵本は子供のものという意識がありましたが、長年愛されるクリスマスキャロルのような絵本は大人が読んでも教訓を得られる一冊です。読んでから今一度自分の人生について考えたくなりました。
クリスマス・キャロルAmazon書評・レビュー:クリスマス・キャロルより
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No.29:
(5pt)

とても気に入ってる

毎晩、少しずつ読んでますが、古い感じがとても気に入ってます。
クリスマス・キャロルAmazon書評・レビュー:クリスマス・キャロルより
4890139443
No.28:
(5pt)

とても良好な状態でした^^

傷も汚れも無くてとても良い状態で届けられました。
おかげさまで授業に使えます。
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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No.27:
(5pt)

古典の名作小説

守銭奴のスクルージが精霊ととも過去、現在、未来の三つの場面を巡り改心していく話。スクルージが極端に悪い奴という描き方ではなく、現代の拝金主義や利己主義に象徴されるような概念の権化として表現されているのが興味深いです。
過去に、貧困や無知と出会うことでそれを逆境とし、変わろうとする人の心理はどこにでもあるもの。それを上手く描き出しているので、心温まる話だけでなく現代社会への皮肉も読み取れます。古代から中世にかけて守銭奴は貧しい人々の職業であり、多くがユダヤ人であったことも見逃せません。

また、第二の幽霊(時間軸―現在)は「無知」と「貧困」という概念の姿をしたものに食べられることで年老いていきます。知らないことへの恐怖―だからこそ、人間は信仰・宗教(神中心主義)から科学を研究している(科学中心主義)へ移行したのだと。

貧困―(本著では)老いにも繋がると思います。
医療技術の発展から富裕層が高度で専門的な医療を受けられるため、長生きすることができ、貧困層は高額医療を受けられないために寿命が低くなっています(Ex.アメリカは国民皆保険制度がないため、オバマ大統領が制度を作ろうとしているがデフォルト危機に陥りかけました。デフォルトは回避されましたが、それほど国民皆保険制度の成立は困難。アメリカでは貧困層が医療を満足に受けることが出来ていないです。)参考書 堤未果氏「ルポ 貧困大国アメリカ 'T、'U (岩波新書)」
クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)より
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