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(短編集)
五人姉妹
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五人姉妹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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どの話も文句なく面白かった。自信を持って満点を入れる。「永遠の森」も素敵だったが、個人的にはこちらを推したい。表題作はクローンを扱った話で、あり得たかもしれない自分、というテーマを実に見事に料理している。日本のSF作家で、今一番、旬な人はこの人ではないか。 | ||||
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SF・・・なんでしょうか、これも。あんまりそんな感じがしないままに読み終わっていました。確かに設定はSF的なのですが、あまりにも登場人物たちが身近に感じられて、とても近くに思えて、だからまるで今の世界のお隣の町のお話、という感覚でした。 この本の中では表題作の五人姉妹が一番好きだったのですが、最後の方で自分の名前を間違える、と言うのが切なくて。でもいとしくて。「心はどこから来るとおもう?」そう作者から訪ねられているような感覚。遺伝子?環境?経験?それとも判断?・・・いろいろと考えさせられて。はっきりした答えはまだ出ません。でもこのお話、けっして暗くなく前向きなお話でお勧めです。私なら・・・?そう考えながら読んでみて欲しいと思います。 | ||||
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これは珠玉の物語である。読む人によって感じ方は違うだろうが、私にはとてもいい話だった。私の好きな話は『箱の中の猫』。心にしみわたるような物語の連続で、きれいな日本語の宝箱である。 | ||||
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菅 浩江さんの短編集です。あの「永遠の森」よりいいかも。 色々な味の短編でレベルもまちまちですが、すばらしい作品がつづられています。 欧米の短編作家に比類する作家なのだと確信しました。 「ふたりジャネット」より僕はステキだと思いました。 | ||||
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SF短編集としては、文句なく面白いと思います。 それぞれ全く別の設定、全く別の人物を使いながら、近未来に訪れるかもしれない (ちょっと怖い)フィクションが、きれいな筆致でまとめられています。どれも 過不足なく、それぞれが完結していて、読後感は(多少怖くはあっても)すっきりしています。 ただ、「永遠の森」の続編、という期待の仕方はしないほうがいいと思います。 | ||||
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あの「永遠の森」の作者、管浩江さんの新作短編集ということで迷わず購入。もちろん今回も期待を裏切らない内容でした。 運命に翻弄されながら逞しく生きるヒロインが印象的な表題作「五人姉妹」、ネットとペットロボットが題材のミステリ調作品「夜を駆けるドギー」と名作揃い。 いつも思うんですが、彼女の作品って登場人物の一人一人がすごく優しい。読んだ後は自分まで優しくなれそうな気がします。 「永遠の森」の新作も入っているので、もちろん今までのファンも大満足の一冊でしょう。 | ||||
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