末枯れの花守り
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菅浩江さんのものは結構読んでますが、これは個人的にすご〜く好きです。 描写が丁寧で、想像しやすい部分と、詳しく触れないでいてこちらの想像を掻き立てる部分とのバランスが本当に素晴らしいです。 日本語って綺麗なんだなあと思えるステキな言葉の数々に感動します。 話の内容も、青葉さんの心理描写が全くなく、台詞や話の進みで想像するしかないのですが、とても共感しちゃいます。 バッドエンドでなくてホッとしました。 | ||||
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「五人姉妹」で著者を絶賛しておいて何だが、これはちょいと期待外れだった。文章もらしくない。かなり気負って書いた感じで、着眼点はいいと思うが、アイデアが空回りしている。日照間様も時実君も、いいキャラなんだけど、どこかぎこちない。中身が波津彬子氏の絵に完璧に負けている。もう少し温めてから書いた方がよかったのではないか。 | ||||
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花は散るから美しい。 しかし、人は永遠に咲く花を求める。 人とあやかしの描かれ方が実に美しい。 泉鏡花に通ずる美しさがあると解説にあるが、 鏡花とは違った色彩でストーリーを紡ぐ人だ。 映像作家だったらチャレンジしてみたい 世界観かもしれない。 本当は星を10個くらいつけたい。 | ||||
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この本をよんだのは随分前で表紙の絵に惹かれ手にとったが値段以上のものを得ました。なんの知識もなくても充分楽しめるが歌舞伎の知識があると倍増する。一定のレベルを求められているのか?と感じてしまい歌舞伎の勉強にハマッてしまった。ほんとに読み手の感性を刺激する。映像が浮かぶのは元より読書とはこうあるものかと思わせる。 | ||||
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幻想的な映像美で、良くも悪しくも欲深い人の心の機微を描く一冊。 小説であるが、映像を感じる。何度、読み返してみても、物語の中の舞台設定、状況説明が、歌舞伎の演出を見るようである。衣装や色彩についての言葉を知らないと、せっかくの情景が薄れる。 自分以外の人を大事に思う。それは、その人との幸せな一瞬を永遠を留めおきたいと願う気持ちと、時が過ぎて滅びることを受け容れて限りある幸せ祈る気持ちと、その狭間で心が引き裂かれるような心持ちを伴う。 幸せを失いたくないと願うとき、あでやかな花をまとう姫君たちが耽美で頽廃的な空気をかもして、永久へ久遠へと誘惑する。 そこを、涼やかに爽やかに健やかに青葉が払う。滅びの帝に従い、なるがままに任せて、花心を守る。 現世は、永遠と滅びとのあわいである。 | ||||
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