末枯れの花守り



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.46pt ( 5max) / 13件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1997年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,135回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    末枯れの花守り (角川文庫)

    2002年03月23日 末枯れの花守り (角川文庫)

    初めて植えた朝顔に、男への思いを託す今日子。最初の一輪が咲いた時に知り合った、圭次郎から連絡が絶えてひと月になる。彼女の心が限界に近づいた頃、永世姫、常世姫と名のる艶やかな和装姿の女たちがやってきた。「異界の花と化し、永遠の命を与えよう」という申し出は、今日子の心を動かす。だが、その時、姫たちの企みを邪魔するものが現れた。「鬼」と呼ばれし花守り、青葉時実だった!異界の者たちが争うところ、女心の深奥があばかれる。新鋭が描くあやかしのトゥルー・ストーリー。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    末枯れの花守りの総合評価:8.92/10点レビュー 13件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.13:
    (5pt)

    もっと読みたいと思いました。

    菅浩江さんのものは結構読んでますが、これは個人的にすご〜く好きです。 描写が丁寧で、想像しやすい部分と、詳しく触れないでいてこちらの想像を掻き立てる部分とのバランスが本当に素晴らしいです。 日本語って綺麗なんだなあと思えるステキな言葉の数々に感動します。 話の内容も、青葉さんの心理描写が全くなく、台詞や話の進みで想像するしかないのですが、とても共感しちゃいます。 バッドエンドでなくてホッとしました。
    末枯れの花守り (角川文庫)Amazon書評・レビュー:末枯れの花守り (角川文庫)より
    4044120072
    No.12:
    (2pt)

    あえて辛口、気負いすぎ

    「五人姉妹」で著者を絶賛しておいて何だが、これはちょいと期待外れだった。文章もらしくない。かなり気負って書いた感じで、着眼点はいいと思うが、アイデアが空回りしている。日照間様も時実君も、いいキャラなんだけど、どこかぎこちない。中身が波津彬子氏の絵に完璧に負けている。もう少し温めてから書いた方がよかったのではないか。
    末枯れの花守り (角川文庫)Amazon書評・レビュー:末枯れの花守り (角川文庫)より
    4044120072
    No.11:
    (5pt)

    甘美な世界観。

    花は散るから美しい。
    しかし、人は永遠に咲く花を求める。

    人とあやかしの描かれ方が実に美しい。
    泉鏡花に通ずる美しさがあると解説にあるが、
    鏡花とは違った色彩でストーリーを紡ぐ人だ。

    映像作家だったらチャレンジしてみたい
    世界観かもしれない。

    本当は星を10個くらいつけたい。
    末枯れの花守り (角川文庫)Amazon書評・レビュー:末枯れの花守り (角川文庫)より
    4044120072
    No.10:
    (5pt)

    傑作

    この本をよんだのは随分前で表紙の絵に惹かれ手にとったが値段以上のものを得ました。なんの知識もなくても充分楽しめるが歌舞伎の知識があると倍増する。一定のレベルを求められているのか?と感じてしまい歌舞伎の勉強にハマッてしまった。ほんとに読み手の感性を刺激する。映像が浮かぶのは元より読書とはこうあるものかと思わせる。
    末枯れの花守り (角川文庫)Amazon書評・レビュー:末枯れの花守り (角川文庫)より
    4044120072
    No.9:
    (5pt)

    永遠と滅びとの狭間

    幻想的な映像美で、良くも悪しくも欲深い人の心の機微を描く一冊。
    小説であるが、映像を感じる。何度、読み返してみても、物語の中の舞台設定、状況説明が、歌舞伎の演出を見るようである。衣装や色彩についての言葉を知らないと、せっかくの情景が薄れる。

    自分以外の人を大事に思う。それは、その人との幸せな一瞬を永遠を留めおきたいと願う気持ちと、時が過ぎて滅びることを受け容れて限りある幸せ祈る気持ちと、その狭間で心が引き裂かれるような心持ちを伴う。
    幸せを失いたくないと願うとき、あでやかな花をまとう姫君たちが耽美で頽廃的な空気をかもして、永久へ久遠へと誘惑する。
    そこを、涼やかに爽やかに健やかに青葉が払う。滅びの帝に従い、なるがままに任せて、花心を守る。
    現世は、永遠と滅びとのあわいである。
    末枯れの花守り (角川文庫)Amazon書評・レビュー:末枯れの花守り (角川文庫)より
    4044120072



    その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク