不見の月 博物館惑星II
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前作は読んでいません。 タイトルと説明文に魅力を感じ、購入しました。 が、イメージを膨らませていた程、中身がなく、ガッカリでした。 この小説の説明に用いられるキーワードは、とても素敵で広がりがあるのに、話に広がりがない上に陳腐でした。 「美」はいったい、どこに出てくるのか? | ||||
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前作に続いて、いろいろなことの起こる博物館惑星。こんな世界なら住んでみたいと感じるお話し。 | ||||
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現代美術を文面からイメージするのは難しく、百聞は一見にしかずとは言いますが、情景描写や挿絵がもう少し欲しかったと思うぐらいには背景が白く感じていた序盤。 タイトルを表する章に至って、うっすらと見えてくる輪郭と、描きたかった想いのようなものを感じた際には、その月にかかる雲が晴れるかのような印象を受けました。 京都という昨今の観光を通じた文化流入と、産業的にも積極的で変革の激しい土地柄で書いていた作品だと思うと、芸術をテーマとした作中に描かれる近未来の芸術作品もまた、興味深く感じられました。 そういう意味でも、作中の芸術作品にモヤモヤするのは前提知識がもうちょっといるのかなぁ。 最終的な読後感としては尚美と健のやり取りのラブコメをもう少し、という感じだったのでこれから続きが描かれるのかと期待しておきたい感じ。 人物背景も含めて、少なくとも私の頭の中の彼女は可愛く映っています。 願わくば映像ないし画像(コミック)でイメージしやすくなりますように。 まぁ、今はまだ目を瞑って夢想するばかりですけども。 | ||||
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確か前作は最新インプラントの新人と旧型インプラントのベテランの話が印象に残っていたが、 今回は全く別の切り口で総合管轄部(アポロン)のデータベースにも接続する新人警備員と ペアになるアポロンの新人二人が主役。 この凸凹コンビ良いな、各々抱えているものがあるのを理解して成長して行くのかな。 | ||||
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この物語に出てくる芸術品は勿論すべて架空のもの、幻の作品です。それ故に著者の腕の見せどころで、 ほんの少しのSFガジェットを用い、見たこともない素晴らしい芸術作品を登場させています。しかし、こ の物語の訴求点は、極端な言い方をすれば作品にあるのではありません。 著者は芸術とは何か美とは何かを言葉を尽くし、生彩豊かな文章で披露しています。美とは人の心の中 に存在するもの。ならばその深奥をのぞき込み、あらゆる感情や思いを描写することによって芸術の素晴 らしさを活写しています。 -ここからネタバレあるかも- アフロディーテに配属された男女二人の新人が互いにじゃれ合いながら、崇高な芸術やアーティストに 関わって行く姿を6篇の連作で描いている。 第1話「黒い四角形」。出藍の誉れをうながす師と師を敬愛する弟子との師弟愛や葛藤を力強い筆致で描い ている。 第2話「お開きはまだ」。盲目のミュージカル評論家が主人公。主演クラスの俳優を酷評するので物議を醸 している。物語では斯界の専門用語を一切解説せず、生の言葉で描写。細かいことを一つひとつ問い詰め ないで、そのまま受け入れてください。その方がストレートに心に響きますよ・・・と言っている様。 著者は文中で「一生懸命過ぎず、演者と観客が一体となって完成させ、共に楽しむ事こそが正しいミュー ジカルの観方なのですよ」と述べている。 主人公が長年の懊悩から解き放たれ、かつての仇敵といつまでも踊り続ける姿はまさに「お開きはまだ」 と主張している様だった。 全て秀作ぞろいの6篇です。 | ||||
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