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ゴーストハント2 人形の檻
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ゴーストハント2 人形の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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麻衣さんが、渋谷サイキックリサーチや拝み屋・エクソシスト・霊能力者達と縁が有ったのも「偶然」では無かったという、能力の片鱗を垣間見れるのが、このストーリーからです。 このシリーズをリアルタイムで読んでいた読者も、成人していてそれぞれの人生を歩んでいる事と思います。 何だか性格が合わないけど、同じ職場で一緒に仕事をする…というのは世間一般に珍しくも無いんですが、個人の能力や個性を活かせる職業に就けるというのは、「縁」や「流れ」など、いつ何が起こるか分からない。そういう人生の感慨深さを感じます。 個人的に、今が人生の転換期。まさかこういう道を歩もうとは…と思っている最中でして、また何十年かした後に、この本の存在に思いを馳せる様な気がします。 「人形の檻」というサブタイトルにも、生きながら自分自身の檻に入っている人を連想してしまいました。 ただの娯楽本やティーンズ文庫とかではなく、読み返す度に、違う視点で物事を気付かせてくれる本の一つになりました(やっぱり特別な存在感のシリーズです)。 | ||||
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私はホラー小説が苦手です。 恐怖のメールが届いたり、何かをしたり、たまたま訪れた土地が呪われていたりで、 主人公が祟られたり、不幸な目に合ったり、理不尽に殺されたりするのは苦手です。 しかし、何事にも例外はあるもので、ある二人の作家のホラーだけは大丈夫なのです。 そのうちの一人が、小野不由美さんです。 特に、この「ゴーストハント」シリーズは。 小野さんの技巧と、霊が霊になった背景等の設定や、 それに対する登場人物たちの心の動き、 生きている人たちのリアクションなどもさることながら、 心霊現象を「超心理学」という科学としっかり結び付けている点が、 ただ怖いだけの物語ではなくて良いのだと思います。 また、「人間」をきちんと書かれている点も・・・。 霊現象だけではなく、人間の 「本物の恐怖」 を味わえる作品だと思います。 ・・・が、そんなことを考えず、気負うことなく読める点も、また魅力。 次の巻が早く読みたい。 | ||||
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1巻より断然面白かったです。1巻は小野さんといえど、 10代向けのもたつき感や登場人物の説明でぎこちなくなってる部分があって、 やはり十二国記には負ける・・・と思いましたが。 登場人物の説明がそんなに要らなくなっている分? どんどん展開していくので、面白いです。本当に腕が立つ方だなぁと思います。 | ||||
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『屍鬼』で小野不由美のファンになり、その後12国記にハマりました、 「こんな過去のシリーズより早く12国記の続き書いてくれ!」と舌打ちしながらも購入。 『ゴーストハント1 旧校舎怪談』は、巫女、坊主、牧師、霊媒師と多すぎる脇役常連たちのメンバー紹介的色彩が濃くて、正直閉口しました。 怪異の正体も「意外さ」はあっても、どこか「小粒」感が拭えなかったし。 が、前作ガマンしたおかげで、今回はそんな雑多な常連陣にも慣れ、早いうちから豪快なポルターガイスト現象も起こり、つかみOK! 今回のような敵を相手にしてみると、前回役立たずだった巫女、坊主、牧師という脇のラインナップも意味を持ってきて、今後のシリーズも楽しみになってきました。 単なる怪談話というより、怪異の正体の謎解きがメインの語り口。 テンポのいいミステリーを読むようにハラハラと一気読みできます。 買うときは「なぜ文庫じゃないの!?」と不満でしたが、読み終えたら諦めがつきました。 たぶん、次作も買うでしょう(笑)。 なによりも、恐がらせてもらったので★5点で。 | ||||
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シリーズ中、一番印象が薄い巻だったのですが、読みふけりつつ思い出しました。そうだこれ、めちゃくちゃ怖い話だったじゃないか! なんで忘れてたんだろう!!と。何が起こってるのか真相が明らかになるシーンの背筋の寒くなり具合は半端なかったです。 旧版で印象が薄かったのは多分、1巻で出会ったキャラクター達がとても嫌な感じで全然頼りにならない言わば雑魚キャラたちで、そんなのと再び行動をともにしても面白い筈もなくて、そのせいだろうと思いました。また役に立たないよ…と半ばイラッとしながら読んでた記憶があります。今回も役には立ちませんが、役に立たないなりに能力の片鱗を窺わせるシーンや、後の展開に繋がる伏線があって、ここから先を知ってるからこそ楽しめてニヤッとできるシーンもあって嬉しかったです。初読の人にも綾子がいい印象になるといいな。無理かな(私は旧版では最後のほうまで綾子が苦手なキャラでした。今は一番好きですが) 麻衣の言葉使いは本当に無理して若く書いてる感じで、もうちょっと自然体でいいんぢゃないかと思いましたというか「ぢゃん」はないと思います。でもほんの2箇所だけだったしこんなことで減るような☆でもないと思います。面白かったです。 | ||||
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2作目ということで、こちらが本当の始まりだそうですが、漏れなく心霊現象で大変怖いお話でした。 本当に作者さんは、フレーズの使い方が秀逸ですね。わかりやすくズドンと怖い。 旧版で適当だったあたりが、本当に細かく加筆され、以前はへぇ〜と思っていた事件がとっても重く感じられました。 1作目と同じく事件性など、ナルの論文かと思うほどの一般的な事象に対する比較がこれでもかと並べたてられて、読み応えもありました。 「反発」までの加筆の部分も、なるほどなるほど…とうなずいてしまうことしきり。 森下家の人物もスルーされていた重要人物がキーとなったり、ナルの正体を知ってる読者ならナルがふらっと出かけていって本当にあの情報量を集められたのか!? と思う部分もきちんと修正されていて、本当に納得。 綾子もきちんと働いていたエピソードがあって、最後の方まで無能だと思われていた巫女さんが一応本物だったと旧版読者にわからせるあたりも心憎いです。 破戒僧も旧版では本当に無能でしたが(笑)みんながみんな、頑張って働いていたんだなぁと思わせる個所がたくさんあって嬉しかったです。 エピローグのみんなの「お土産」も、らしくて素敵でした。 でも「神道で葬式を出されちゃ…」は欲しかったですが。 除霊シーンはマンガと並べながら見るとまた素敵ですね。 | ||||
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旧作からのファンですが、しばらく読み返してなかったこともあり、初めて読むような感覚で読めました。 (1、2巻まとめて読みました。) 読み終えた感想としては、ティーンズハート版が、十二国記や屍鬼のテイストを吸収してリライト版になった、という感じです。 ティーンズハート特有の軽いテンポこそ薄まっていますが、かわりに劇中の登場人物や世界の重みや厚みが増したように感じます。 ホラー感も5割増し。 2011年中に最終巻まで発売予定とのことで、今後が楽しみです。 麻衣の愛すべき人間くささや、もっと強力になっていくる悪霊との戦いが、どのように加筆されるのか期待大です。 十数年前に書店で何気なく「悪霊だってヘイキ!」を手にとってみた自分を偉いとほめてやりたいくらい、大好きな作品です。 | ||||
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旧版と同じ物語とは思えないぐらい話が膨らみました。もうひとつの悪霊がいっぱい(旧版のタイトル)ではないでしょうか。買って損はしません。ぜひ読んでみて下さい。 | ||||
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早速読みました。 リライト前より恐怖度合いがかなり増しています。 それ以上に、登場する人物や背景がとても細かくなっており昔は謎だった部分が解明されていたのが嬉しかったです。 リライト前、コミックス版を知らなくても十分に楽しめる内容になっています。 | ||||
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今でこそ「十二国記」で知られている小野不由美さんの、出世作とも言えるんじゃないかと思う「悪霊」あるいは「ゴーストハント」シリーズの2巻。いよいよ、ついに本物の悪霊が登場。恐さ数倍増し、面白さ倍増。ちなみに巻が進むに従って、行数・文字数と漢字が増えているそうです。「十二国記」を見せても「こんなん読めんわ~」とページを開きもしない活字嫌いの友達には、この2巻までを渡してみたらどうでしょう?シリーズ最後まで読み終わる頃には「もっと他にないの、この人の!」と、スムーズに誘導できることウケアイ。 | ||||
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そして、とってもおもしろい。登場人物たちのいろいろな個性がミステリーを解決していく。おもしろくてどんどん読み進んでしまう。 | ||||
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