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ゴーストハント2 人形の檻
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ゴーストハント2 人形の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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主人公の高校生・谷山麻衣に、「渋谷サイキックリサーチ」の所長・通称〝ナル〟こと渋谷一也、助手のリンさん、霊能者の綾子、〝ぼーさん〟、ジョン、真砂子と、前巻に登場した面子(めんつ)が本書でも活躍して、読み手の私も彼らにだいぶ馴染んできたゆうか親近感がわいてきた気がしてます。 先の第1巻でも感じたんやけど、とにかく読みやすいすね。さくさく読んでいけます。 本作品は途中まで少しかったるいとこもあったんですが、終盤の展開はかなり怖かったです。詳しくは書けませんが、自分でもどうしようもない妄執(もうしゅう)、その哀しみ、悲痛な思いの闇の深さに、ぞおっとなりました。 千街晶之(せんがい あきゆき)氏の『読み出したら止まらない! 国内ミステリー マストリード100』(日経文芸文庫)に紹介されているのを読んで、「なんや面白そうだな」と思って手に取ってみたら、これ、〝当たり〟でしたわ。 とにかく文章が読みやすく、さっと話に入っていけます。また、ユニークなキャラクターが多くて、なんかコミカルな味わいがあるのもいいっすね。 とっとと、次の第3巻に行くことにしませう。 | ||||
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小野不由美先生のライトノベルですが、エンタメの定石はしっかり踏んできますね~! 例のメンツが総登場します。 今回は、本格的な霊と対決。思えば第一作で普通なら霊と対決する所でしょう? 前作が人気でたんで路線変更だったんでしょうね。実質、第1作かもしれない。 本物の霊は遠慮しません。かなり凶悪で強い。こんな強力な霊、映画とかでもお目にかかれない。そうとうエグい事してきます。 最後は、ナルもついに自分の正体を明かすことになる。ふつう、第一作の内容だろう。この設定を明かすのに第二作まで引っ張るんだな~。 当時の出版業界や、オカルト業界の動向を反映した展開なのかもしれない!! いろいろ想像させる。 オーディブルで聞いてたんだけど、やっぱり声優さん上手いわ~。 主人公の若い女の子の声から、男性の声、子供の声まで、本当に一人で演じてるんでしょうか? 今まで声優の専門学校とか行ってる人ってミーハーで、あんまり尊敬できなかったんだけど、コレ聞くと高度な専門技能なんだな~と感じました!! | ||||
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アニメではできなかった表現が沢山 | ||||
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渋谷サイキックリサーチでアルバイトを始めた麻衣。そこへ依頼人がやってきた。 依頼人によれば、昨年古い洋館に引っ越してから怪異が起こり始めたそう。 一瞬目を離しただけなのに置物の位置が変わっていたり、地震でもないのに部屋がガタガタ揺れたり……。 それを聞いたナル、麻衣らは調査に向かうことにーー。 洋館にいたのは、気弱そうでストレスが溜まっていそうな依頼人の他に、依頼人の兄と再婚した気の強そうな義姉、義姉とは血のつながらない幼い姪、家政婦、兄の秘書、そしてぶっきらぼうな庭師。 次々と起こる怪異が、麻衣たちを襲う。 一度標的になってしまえば、たとえ洋館を離れても怪異はおさまらない。 原因は、洋館か、人間か、それとも姪の持つアンティークドールの仕業なのかーー。 プロローグの部分はやや冗長と感じましたが、一行が洋館に到着してから面白くなりました。 | ||||
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きれいな中古品で、気持ちよく読ませて頂きました。 | ||||
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「1」では幽霊は出てこなかった。「2」でようやく本格的なゴーストが登場。「1」でたまたま事件に巻き込まれて手伝いをさせられた麻衣が、今度は渋谷サイキックリサーチのアルバイトとして古い洋館に乗り込む。 メンバーは所長のナルちゃん、助手のリンさん、アルバイトの麻衣。の、はずだったのに、屋敷の関係者が勝手にそれぞれ霊能者に仕事を依頼したものだから、滝川(ぼーさん)、巫女の綾子もやってきた。「1」に登場した霊能者がまた一緒に仕事をすることに。しかし、全員で協力してもこの屋敷で騒ぎを起こしている霊の正体すらつかめない。そこで、ナルちゃんはエクソシストのジョンを呼び寄せた。これも「1」の登場人物。さらに、追加で霊媒師の原真砂子まで登場する。はたして強力な霊の力に対抗する方法はあるのか。恐ろしいポルターガイスト現象が次々と起きる中で、礼美(あやみ。8歳)の人形のミニーが怪しいことに気づく。しかし、どうやらミニーにとりついている霊の仕業だけではないこともわかってきた。麻衣や礼美に命の危険が迫る。と、ここまではスリリングな展開なのだが、少女小説だけに恋愛要素もしっかり盛り込まれている。ナルちゃんを取りまく、麻衣、綾子、真砂子のもつれた恋愛感情もきっと「3」以降も続くのだろう。 | ||||
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1巻に続いて読んだ。これ、本格的に怖がらせるように書いたら強烈なホラーだろうなと思ったが、おちゃらけ霊能者軍団のおかげで、ちっとも怖くなかった。まあ、やはり本来少女向けなんで、そこまで本格ホラーとして書かなかった、と言うことか。 個人的な感想としては、オカルト風味のキャラクター小説として、読んでいて楽しかった。筋立てがしっかりしており、それに沿ってキャラを動かす安心感のあるエンタメ作だ。前作で無能ばかり目立ったフェロモン巫女や、生臭坊主も、一応力を示す見せ場が用意されており、単なるお笑い要員でない事がわかったのは、作者なりの優しさか。 主役のナルも、超常現象に、科学的合理性を持たせる捜査だけでなく、やはり常人と違う力を持っていたのは意外な展開。超常現象に見えても、科学的な説明が出来るのだと言う結論だった前巻に比べて、悪霊が存在する事を前提にした今巻はオカルト度アップ。ナルと霊感美少女との不自然な関係に関する仮説も披露されて、次巻への期待を膨らませられる、オカルト風味のエンタメ作であった。 | ||||
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ゴーストハントシリーズの2巻ですね。 1巻と比較して2巻は冒頭からオカルト要素が満載で「心霊現象は当たり前」の世界に入ってきます。 前作から登場人物はほぼ全て登場しており、人物紹介に時間を割く必要が無いためか、 物語の世界に没入しやすくなっていて良いですね。 1巻と同様に、会話劇中心で物語は進んでいきますが、 主人公を中心に徹底的な調査をして徐々に物語の構造が見えてくる構成は見事でしたね。 一方、登場人物達も自分の能力を存分に発揮しつつも、生き生きと暴れ回っており、 読んでいて非常に楽しかったです。 特筆すべきは、機械を中心に対応していた主人公ナルの思わぬ能力が、物語の最後で発揮された所ですかね。 1巻はこの能力を使わなかったというのだから、主人公の余裕さが見えて面白かったです。 3巻以降も定期的に刊行されるとのことで、今から発売が楽しみです。 | ||||
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幽ブックス版を所有しているが、コレクションのために購入。 しかし、届いた状態が文庫本2冊をそのまま薄いクッション封筒な入れた状態で届いた。 中ではダストカバーがずれており、そのため折り目が…。 本屋なら絶対に売物にならない状態と思います。 梱包を担当してる人にし本への愛情のかけらも見られない。 これって返品できるのでしょうか? | ||||
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1巻目と違って、過去を掘り返したら因縁めいたことが浮き上がり、 ホラーらしくなった今回の事件です。 相変わらず、麻衣目線の語り口は面白く、それとともに、結末が気に なり、一気に読んでしまいました。 | ||||
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現時点でゴーストハント・シリーズを5巻まで読みましたが、この「人形の檻」が一番怖く感じました。 夜は読まない方が良いです。 読み進めていくうちに夜が近づいて来て…止めよう、とは思ったのですが、もうすでに十分怖くて、解決まで読んだ方が逆に安心すると開き直って読みました。 結果、話の解決には安堵したものの、やっぱり夜なので、色々それまでの怖い思いが巡り、電気を消して寝ることはできませんでした(><) しかも、この状態が2-3日続きました(苦笑 怖がりな人は、昼間に。 しかし、私にとって最も怖かったのはこの2巻目であり、その後は5巻まで難なく読むことができました。 ただ単に、慣れたのかもしれませんが。 厳密には、3巻目にも物凄く怖いシーンはありましたが。。 2巻が最も震撼もので、表紙の絵もお見事です(怖いです) 夏に怖い話が欲しくなった人は、どうぞ。 背筋が涼しくなること間違い無し。 | ||||
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この本は、図書館で借りて始めに読んだのですが、どうしてもほしくなって買いました。他の人のレビューにもあるとおりとにかく、ホラーとミステリー両方でたのしめて、最後は、一応ハッピーエンドなところが好きです。 小学校高学年から大人まで楽しめると思います。 | ||||
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古い校舎の次は古い洋館と人形。最後に何か大きな謎解きが…というわけではありませんが、作者持ち味のおどろおどろしさが出てきました。1巻に続くレギュラー陣の腐れ縁も深まっていきます。彼らとともに一仕事終えたような解放感。 | ||||
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オリジナルバージョンは未読ですし、コミック版の事も知りません。 そんな門外漢の感想を少々。 第一巻で初めて本シリーズを知った身からするとこの第2弾からはあまりラノベ的(あるいはYAジャンル的)な匂いは感じられませんでした。 1作目はやはり設定&キャラクターにスポットを当てることが必須でしたからまだ軽い印象でしたが、本作では怪奇現象そのものにピントが当たってずれることは無い。 異常現象の描写、人物の立ち回り、謎の解明まで過不足なく網羅されていて物足りなさは感じませんでした。 元のバージョンを知らない身からすると本作は女子高生のヒロインやコミカルなキャラクター達を取り揃えてはおりますが直球の「本格ホラー」と呼ぶのがふさわしい気がします。 また本作では「人形」が大きな役割を果たしていて、それが非常に効果を上げていると思いました。 多くの子供たちに拭えないトラウマを与えて来た名作(?)山岸涼子先生のクラシックわたしの人形は良い人形 (山岸凉子スペシャルセレクション 1)を始めとして人形とホラーは非常に相性が良い組合せです。 映画でもデッド・サイレンス [DVD]なんてそのものズバリの作品やこれから公開となる「死霊館」(2013/10月公開)でも人形が恐怖を引き起こす様を見せつけております。 しかしビジュアルのインパクトで客を楽しませる映画と違い、文章を読ませてその情景を読者に自ら脳内再生させて背筋を凍らせるホラー小説では求められる技術が違う気がします。 やはり映像のインパクトの方に軍配が上がる気もするのですが映像が一過性で流れて行く分印象が薄れるのも早いのに対し文章を読んだ読者が頭の中に描きだす恐怖シーンは...後を引きますね。 本作で誰もいない部屋で人形に異変が起きるさまを設置したカメラの映像が捉えるシーンの描写は...とにかくコワい。 こうしたビジュアルを想起させる文章力の高さは筆者の実力の証でもありましょうが直面する怪異に対して主人公たちが理詰めでアプローチする辺りには現代らしさ・ミステリーとしての側面もちゃんと兼ね備えております。 そうした点を含めてホラー嫌いの方にこそお勧めしたい「本格オカルトホラー小説」と言いたいです。 | ||||
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いなだ志穂さんのコミックからファンになりオリジナル悪霊シリーズも読みました。人間関係がより深く複雑になって面白かった。いままで買い控えてて損してました。急いで揃えます! | ||||
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とても面白く、最後まで一息に読んでしまいました。 怪現象の正体の推理が二転三転するのもはらはらしましたし、だんだん盛り上がっていく恐怖とポルターガイストの表現が素晴らしく、まるで自分の身に起きているように恐ろしく、息を詰めて読みました。 ところどころ、やはり時代の古さを感じる部分がありましたが、面白いので気にはなりません。 ただ、ひろが富子を探していたことに納得はいくのですが、ゆきがなぜひろを独占したくて他の子供の霊に触れさせようとしなかったかが説明不足な気がしました。 ゆきはひろを母親のように思い、関心を一人占めしたかったのでしょうか? なんにせよ、3巻もとても楽しみです。 | ||||
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表紙の青い服を来たお人形『ミニー』と郊外のお屋敷に引越した家族の間で起こる奇妙な事件の真相は、実に儚い事実が隠されていた…。 コミック版から入ったんですが、かなり家族の描写が鮮明に描かれ(疑心暗鬼の状態とか)、大人でも楽しめる内容に一新したようですね。心理学用語も盛り沢山で、なかなか深いです。虐待のことも触れられていました。 | ||||
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ハデだなあ、と思いました。 第1巻が、地味、というより、渋い感じだったのとは対照的です。 初めからアクセル全開で、次々とたたみかけるように、怪異が襲ってきます。 怪異の正体はなかなかわからず、じりじりとさせられます。 そして、解決は正統派のやり方で、実にきれいにまとめています。 読みながら、誰か、これを実写の映画にしてくらないかなあ、と思いました。 | ||||
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ティーンズ文庫時代の子供向け感が少なくなって、純粋にホラーとして楽しめる部分は評価出来ると思う。 だけれども、「屍鬼」のときも感じたけれど「小野不由美の悪いところ」である、「冗長さ」が全面に出てしまってもいるリライト。 これ…あと50ページは短く出来るのでは?とも思ってしまう。 登場人物がコミック版より無駄に多かったり、ナルが妙に察しが悪かったり、同じことを(失敗しているのに)何度も繰り返したり、SPRのメンバーののろまさが目立ってしまって、なんだかなぁ、と言った印象。 小説の漫画化はあまり成功したものがないと(個人的に)思っているのだが、ゴーストハントシリーズに関しては、このリライトよりはコミック版の方が面白いと思う。ティーンズ文庫のものをそのまま再出版してくれても良かったのでは? | ||||
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単なる心霊現象の話で、SFチックなことのオンパレード。 幽霊のせいで家具の配置が換わったり・・・など あり得ないことが続きます。 幽霊の存在自体を信じないかたやミステリーのようなものを期待している方は 肩透かしを食らうはず。 これってホラーですか?? 特に怖くも感じませんでした。 人形に霊がのりうつるというのもよくある話ですし・・。 | ||||
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