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風の万里 黎明の空 十二国記
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【この小説が収録されている参考書籍】
風の万里 黎明の空 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 61~80 4/6ページ
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シリーズ4作目にして1作目で陽子が玉座に着いたその後の物語。 慶国玉座につきながらも、「こちら」の世界がわからない陽子。 何を聞かれても、何が最善かがわからず、回りからはため息をつかれ 自信もなく、苦悩する。 崖から足を踏み外し、虚海に落ち「こちら」の世界の才国にきてしまった鈴。 言葉も通じない、もとの世界にももどれない、自分以上に不幸な子はいない、 誰も私をわかってくれない。と、 周りのことを、みようともしない。 芳国国王の娘に生まれた祥瓊。 王と王后に溺愛され後宮奥深くに隠され、幸せにくるまれて世間もそのようだと思っていた。 目の前で両親を殺され、身分を剥奪されるまで国王が何をしていたのか、国の中がどのようなものだったのかがわからなかった。 わかってからも、自分は何も悪くない。と、すべて何事も人のせいにしつづける。 同じ年頃の少女たちの物語が交差して進んでいく。 350ページ近くもある上巻の中で 少しずつ変化を見せる鈴と祥瓊。 この2人が陽子とどう繋がるのか。 3人の物語は繋がりそうでまだ繋がらない。 分厚さも気にならないくらい面白い。 かえって、その厚さがうれしいくらい面白い。 | ||||
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いままでの自分を振り返ることのできた鈴と祥瓊。 何が間違っていたのか。 何をすべきか。 そして、陽子、鈴、祥瓊の3つの物語は繋がりひとつの方向へと向かう。 上巻は350ページ近く。 下巻は370ページ。 下巻の中盤からさらに展開は面白くなっていく。 クライマックスも、十分読み応えあり。 祥瓊もかっこいいけど、陽子がかっこいい! 読み終わった後、とても気持ちがよくって、 よし、がんばろうって、思う。 | ||||
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な、ながっ!。上下巻合わせて700ページはゆうにあるから(笑) 今回は、陽子の統べる慶国がまだまだ「カタチ」にさえなっていない時期の話です。 主人公は、陽子を含めた3人の少女。 鈴-----蓬莱にて、家が貧しく親に売られた娘。 売られる屋敷に行く途中、突然の嵐で虚海に落ち「あちら側」へ行く。 翠微洞の梨耀に拾われ、下僕となる。 祥瓊----十二国のひとつ芳国、峯王・仲韃の娘で公主。 過酷なる法によって民を苦しめ、天命を失くした峯王・仲韃を目の前で月渓に殺される。 祥瓊は殺されずにすむが、芳国民の元へ素性を隠し、おろされる。 陽子----天命を受け、慶国の女王となったはいいが、陽子が女王となる前に国を 荒れさせたのも女王だったという過去で、民の信頼が得られない。 且つ、海客ゆえに「こちら」の様々なことがわからない事が、更に側近達のため息を増やす。 簡単に、簡単に言ってしまえば、3人の娘達の生い立ちはこんな感じ。 ただし、上巻300ページ以上使っても3人は 「まだ出会っていない」 。 それぞれの「願い」は、本当に正しいものなのか? 果たすべき責務を理解していない幼き少女たち。 幾人かの大人がそれとなく教えようとするが、わからない。 現実世界もこんな感じだな……と思った。 社会に出たら、オブラートに包み「自分で理解させよう」とする。 大人になるために必要な心構えややり方は、学校のように教えてはくれない。 でも、そうやって大人になるものなんだよな……。 | ||||
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鈴と祥瓊、それぞれの思惑は違えど「景王・陽子」に向かって進み始める。 陽子に会いに行く当初の思惑は、幼く独りよがりだった。 道中、それぞれの苦難を乗り越え、精神的に大人になってゆく様は、読んでいてホッとする 場面。「その気持ちになれたのならば、会いに行ってもいいよ」と許したくなる。 あっ!そうそう!優しい優しい楽俊が再び出てきますよ。 (アタシは楽俊が恋人だったらな!と読むたびに思います。鼠の姿だけど) 陽子の方は、さすがの女王。 自分で答えを見つけるために行動を起こした。 不甲斐ない自分をそのままにせず「知る」ために、街に下りた。 王という素性を隠し、下界で生活してみる。 民の生活を知る事で、民のための政治ができるというもの。 下界で出会う「先生」も、陽子が会うべくして会った傑物。 その「先生」がさらわれ…… ここから物語が急変する。 ここから先の事は、あえて書かないことにする。 次々と胸をすく種明かしは、誠に清々しい。 そして、陽子が自らの力で見つけた信頼しうる仲間たち。 まだまだ少ない慶王朝の官吏だが、これなら大丈夫と思える者たちばかり。 自分の力で見つけるもの。それをこの本に教わった気がする。 | ||||
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最初にこの本を読んだのは、8年くらい前の、学生の頃です。 当時は、十二国記シリーズの中では、 「風の海 迷宮の岸」や「図南の翼」に感動して、 この本は、厚いのに印象の薄い話というイメージでした。 私は就職し、それから何年も過ぎて、デスクワークからサービス業に転職しました。 環境は全く変わり、今までの自分は通用しませんでした。 毎日怒鳴られ罵倒され、職場の人間も、来るお客も大嫌いになりました。 「私は私なりに頑張ってるのに、見てくれない。 理由があってやったことなのに、何をしても怒られる」と泣いて、 毎日ヤケ食いをしてはフテ寝していました。 そんな中、久しぶりにこの本をふと読み返し、はっとさせられました。 「なぜ自分ばかりが不幸な目に合うのか」と泣き怒る祥瓊とか、 「その涙は子供と同じ。誰か何とかしてくれって泣いてるのと同じだ」と諭される鈴とか、 正に今の自分の事を指摘された気分でした。 一番心に響いたのは、 「人生は辛い事と幸せな事が半々のはずなのに、 人間っていうのは、なぜか辛い事の方を大きくとらえてしまう」 という一文でした。素直に反省の涙が出ました。 あの時の自分に一番効いた言葉は、友達や同僚の慰めではなく、この本でした。 あまり記憶になかった作品だったのに、その時からとても大事な作品になりました。 十二国記の続きは、現在刊行未定だそうですが、 数年経って読み返して、新たな感動をもらっている人間もいる、 本当にすばらしい作品だと思います。 続きがでるまで、これからも何年も待ち続けることと思います。 | ||||
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陽子、祥瓊、鈴が合流。 市井の状態や、周りの皆は陽子が王と知らないままなので「王は何をしているのか」という王制の不満を陽子は目の当たりにし、陽子は自らの不甲斐なさに落ち込む一方で、王制に対抗する渦に自ら巻き込まれていきます。 ファンタジーとは爽快な部分が多いけれど、十二国記はその部分よりも「相応の物を手に入れるにはそれ以上の努力が必要で、手に入れた後も勤勉に務めなければそれは脆く崩れる」ということを学ばせてくれる一冊です。 ラストの陽子は格好いいですが、泰麒奪還の際の最後の扱いをみると、良き仲間は手に入れたものの、まだまだ陽子はこれからも苦労を強いられるんだなと思いました。 どこまでもハッピーエンドにはならない十二国記。 普通のファンタジーとはそこが違って、説教臭くないにも関わらず、読後色々と考えさせられます。 | ||||
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十二国記シリーズの中で一番印象に残っていると言っていいほど面白かったのがこの下巻です。 3人の少女がようやく出会いそして慶に巣食うケダモノ達をバッタバッタと倒し最後に景王・陽子が麒麟の背に乗り一喝するのはカラーで動くアニメキャラや声優がいなく活字だけでも想像だけで危機迫る迫力で心底スカッとしました。それだけでも充分すぎるのですが私には一番なのは3人の少女の劇的とも言える心の変化ー。あれだけ卑屈になっていたのが周りが見え自分達が努力しなければいけなかったことを知り陽子と共に和やかに笑えるようになったことは読み手にとっても自分のことのように嬉しかったのではないでしょうか? 人間、愚か者のまま生きるか愚を知り次ぎに行けるかのポイントは間違いに気付きをそれを何とかしようという気持ちがあるかないかの差。陽子は慶国の有様を知った、祥瓊は楽俊に出会い己の無知を知った、鈴は清秀と出会い自分だけが哀れではないと知った、、、そういうことだと思います。 読み終えたあとは自分でも気持ちがスッキリしました。 | ||||
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前半は景王・陽子を含めた3人の少女が出会うまでの道のりを書いてます。 王になり民を先導していかなければいけないが官吏にも小馬鹿にされままならない陽子、海客で虐げられ続けられる鈴、公主の立場から一転どん底に突き落とされた祥瓊、、、一見可哀想と思えるのですが実はそうではなく共通していることは「知らないからやらなかった。」「わからなかったからやらなかった」で済まそうとしていることです。それが如実にでているので「月の影」の前半の陽子が3倍になったようですごくイライラされました。陽子はそれでも経験があるのでいち早く気付き慶の実情を知ろうとしたのでまだましなほうですが、、。 知らなければ知ろうという心は彼女達の心に芽生えなく取り返しのつかないことが起こるまで気付かないのはなんとも愚かだと思います。現実世界にも少なからず彼女達のような人間はいるので彼女達の言い訳がましさ、エンホの教え、などを読んでいると何となく身をあらためさせられるようです。 | ||||
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正直、ファンタジーが苦手でした。精密に書かれていればいるほど、そこに詰っているアンリアルな世界、夢見る世界に馴染めない自分が居ました。特に中国の歴史は大の苦手、国の名前や順番なんてまったく覚えられなかった私です。どうして『十二国記』のような、中国風の時代背景設定、精密に作られたばりばりのファンタジーを読めるでしょう!?友人に勧められても、手を出すには相当な時間がかかりました。 電車に乗っていて、あまりにも暇だったので少し読んでみたのです。読み始めて、もう、その手がとまりませんでした。アンリアルな世界を構築する、小野さんの精密な描写が続く点も全く苦になりません。それどころか自身の想像が膨らんで、いつのまにかゆったりと時の流れる異国の風景に思いを馳せる自分を発見してしまいます。 私があれほどまでに苦手なファンタジーの部類に属す、この作品に、音をあげなかったのは… それはアンリアルな世界だからこそ、余計に際立つ「人間の弱さ」「人間の醜さ」のリアルに触れたからだと思います。設定はどんなに浮世離れしていようと、私の住む世界と違おうと、登場人物の洋子、鈴、祥瓊のもつ煩悩は、痛いほどに私と通じていました。 他人の顔色ばかりを伺い、自分の意見を貫く強さを持てない陽子。自分の不幸を過大評価し、哀れんでくれない他人を憎む鈴。他人の幸福を妬み、自らの責任を忘れてプライドばかりを育てている祥瓊。 それは私であり、まわりの友達でした。 三人がそれぞれに人と出会い、自らを省みて、少しずつ前進していくさまは、どんな押し付けの形ばかりの励まし言葉よりも、ずっと読者を叱咤激励するものだと思います。実際、私は、三人が自らの過ちに気づくとき涙がとまりませんでした。それほどに、感情のリアルさに共感していたんだと思います。 これほどまでに内面を掘り下げながら、物語としての構成や設定にも抜かりが無い。本当に傑作だと思います。 「風の万里 黎明の空」が一番好きなシリーズです。ちなみにアニメもすごくおすすめです。 | ||||
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ストーリー展開はまさに「水戸黄門」。でも、面白い。 十二国記シリーズのなかでは一番感情移入しやすかったし、 十二国の制度とかの理解をすっ飛ばしても、サクサク読めた。 それだけ、陽子、祥瓊、鈴の成長物語はよくできている。 とりあえず、学校で、職場で、家庭で、 「私だって頑張ってるのに、なんでそんなこと言われなきゃならないのっ!」 「私の大変さなんて、どうせわからないくせに!」 「なんで私だけそんなふうに言われるのよっ!」 という気分に陥っている自分を発見したら、 この作品を読んで再浮上しよう。 | ||||
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ストーリー展開はまさに「水戸黄門」。でも、面白い。 十二国記シリーズのなかでは一番感情移入しやすかったし、 十二国の制度とかの理解をすっ飛ばしても、サクサク読めた。 それだけ、陽子、祥瓊、鈴の成長物語はよくできている。 とりあえず、学校で、職場で、家庭で、 「私だって頑張ってるのに、なんでそんなこと言われなきゃならないのっ!」 「私の大変さなんて、どうせわからないくせに!」 「なんで私だけそんなふうに言われるのよっ!」 という気分に陥っている自分を発見したら、 この作品を読んで再浮上しよう。 | ||||
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十二国記シリーズの4作目★スラスラ読めちゃいます。4作目だけれども、これが本編の2作目です(間の2作は外伝?みたいなもの) 【上】では陽子・鈴・祥瓊(ショウケイ)のこれまでと慶国の現状についてなど紹介的なところが多いです。 『普通の女子高生が異世界で王様になる羽目になってまぁ大変!』って書いたら陳腐でよくある話だけれども、十二国記はそんなありきたりの話ではないです!! 1作目でのサバイバルを生き抜いて、女らしさが抜けてしまった陽子がさらに男前になっていきます。 | ||||
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慶国スキの方の大体が1番スキな話だと思います♪【上】でそれぞれの登場人物の説明をして【下】でやっと陽子・鈴・祥瓊(ショウケイ)が出会います! 景麒と陽子のやりとりも面白い★話が進むにつれてワクワクしていきます。終盤での陽子は筋肉男とクマ男(=スケさん・カクさん)を連れた、まさに黄門サマ!! 本当は、とても頭がよく奥の奥まで物事を見る力があった祥瓊と、決めたら一直線だけど、とても優しく間違っていると思う事には真っ向から立ち向かっていく鈴と、そして陽子の始まりのお話。って感じじゃないかと思います。 | ||||
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最初の方では、陽子、祥瓊、鈴、それぞれが悩み、人の物事を人のせいにばかりしたりしていますが、ほかの頑張って生きている人々に触れて成長していきます。最初の方では、あまり祥瓊や鈴が好きにはなれないかもしれませんが、どんどん好きになると思いますよ! | ||||
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もし、言葉も知らない世界にたった一人迷い込んだとしたら、もし、突如一国を背負う王になる運命だと言われたとしたら、もし、豪奢な生活から、貧困と蔑みの渦に投げ出されたとしたら…?身分のちがい、貧困や蔑みに翻弄されながらも、巡り合う者の心の声に耳を傾け、自分の責任と、拠って立つ世界のゆがみに気づき始める三人の少女達。 上下巻を通して、多くの人が明朗に道義や優しさを語るシーンと、それらの人々との悲しい死別やすれちがいが対比的に描かれ、悲劇の重みに胸が苦しくなる。 また、十二国は、妖魔が跋扈し、神仙の住む異世界が舞台となっている。しかし、「天」の条理に基づいた規範や摂理が網の目のように存在していることがこの巻で大分明らかになり、リアルな世界観がせまってくる。 | ||||
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本当に大好きです、この作品。 十二国記2番目に好きですv それぞれの思い、まるで惹かれて行くように出会いへと向かっていきます。 直接陽子(ようこ)、祥瓊(しょうけい)、鈴(すず)が出会うコトは無いのですが、だんだんみんな近づいて行きます。 そしてそれぞれだんだんたくましくなっていきます。 それを見守るのも一つの読むコツでしょう! 陽子はもちろんなのですが私は祥瓊(しょうけい)が自分に見えてなりません....祥瓊は傾いた国に気付かず優雅な暮らしにひたっていました。そして自分のすべてのものを奪った者を憎み、自分の過ちに気が付きません。でもだんだんとたくましくなっていくので、祥瓊を見守りながら読んでください!! 陽子もカッコイイですよv | ||||
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作品の中で一番好きです。登極までの苦労、登極後の混乱で苦悩する陽子はいつでもおどおどしていました。が、この作品の最後には一国の王としての器を感じさせる場面があり、おもわず鳥肌が...。乱を鎮圧させる場面、その後の王宮での場面と読み進めるにつれ、どんどんと作品にのめり込んでしまいました。是非、慶大国のその後を見てみたいです。 | ||||
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バカ正直に出版年順に十二国記シリーズを攻めてしまった私です。「月の影」「風の海」「東の海神」・・・暗くて、どこか救いがない。悪霊シリーズの恐さと両立するたくましい明るさが好きだった私は、紹介した友人がことごとく十二国記でハマっていくのを不思議に思っていました。そんな私が「うはあ!」と叫んで、文句ございません、これならOKと思ったのが、この「風の万里」2冊組。「月の影」で先行きを心配していた陽子のその後のお話です。わかってたら寄り道しなかったんですが・・・。前半は3人の少女の話が交互に進みますが、後半人間関係が収束していく様は見事。まさに黎明といった締め方も良かったです。「月の影」の後は「風の万里」。同じ失敗をしないように・・・ | ||||
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陽子の心の強さ、慶国がよくなっていこうとしてる様子、 仲間が増えていく様子、 本当にうれしくなります。 また、市井に降りて日本とは違う世界を理解しようとして がんばる陽子に私は励まされました。 お勧めです! | ||||
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王に据えられたはいいが、官どもを制圧できず、またも自分を見失いそうになる陽子。 彼女が定められた運命の中で人の上に立つという意味を知っていく物語です。 責任の重さに押しつぶされそうになりながら、無骨に行動し、意志を貫いて結果を得ていきます。 彼女の出したはじめての結論である初勅のシーンは爽快です。そして深く染み入ります。 | ||||
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