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豆腐小僧その他



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【この小説が収録されている参考書籍】
豆腐小僧その他 (角川文庫)

豆腐小僧その他の評価: 2.71/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

ファンディスク的な存在

この作品は,同作者の『豆腐小僧ふりだし』を現代色にアレンジしたものと思われますが,失敗気味である印象が拭えませんでした.
もともと,『豆腐小僧ふりだし』は,妖怪たるは何なのかを解説するという色合いが強い作品であり,登場キャラクターこそ子供向けになりえますが,内容自体は子供にうけずらい作品であったといえます.
それを無理矢理アレンジしてしまったために,中途半端な作品ができあがってしまったという印象があります.
京極氏は『どすこい』というパロディ作品も書いており,コミカルな作品が苦手とは思えないので,読者対象と題材作品の使い方を間違えたのかなと思います.

また,京極氏が書いた狂言と落語も収録されていますが,内容自体は目新しくもないので,京極作品を是非読んでみたいという人以外はスルーしてもいいかなと思います.

表紙絵や映画などにつられて読んでみようと思う人がいるかもしれませんが,京極作品の良さが出ている作品ではないので,京極作品とはどういうものか知りたいという人には不適な作品であるといえます.
今まで,京極作品を読んだ上で,京極氏が落語や狂言を書いたらどうなるのだろうという興味がある人向けのファンディスクとして捉えるのが適当かと思われます.
豆腐小僧その他 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:豆腐小僧その他 (角川文庫)より
4043620098
No.3:
(2pt)

「豆腐小僧双六道中ふりだし」をドーゾ

「豆腐小僧双六道中ふりだし」が天然にがり使用の本格手作り豆腐とすると、こちらは充填パックの水増し豆腐です。

事象を説明し解決するために生み出されたものが妖怪であるという妖怪論を、説明機能を持たない不思議な妖怪「豆腐小僧」を狂言廻しに繰り広げる物語展開、おバカキャラと思われた豆腐小僧が人間たちの争いを見事に裁く大団円、いずれも「豆腐小僧双六道中ふりだし」と同工異曲 … というより劣化コピーなので、あちらをお薦め致します。

併録されている狂言台本は出色とは言えないものの、読んで落胆するほど非道いわけではないので、京極ファンなら買ってもよいかとは思いますが。
豆腐小僧その他 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:豆腐小僧その他 (角川文庫)より
4043620098
No.2:
(1pt)

つまらない.....

全然おもしろくないです
いちいち説明がウザい!
最後も全然おもしろくない
読んでてイライラしてきます

はじめて京極氏の作品を読んだのですが
みんなこんな感じなのかな?
ほかの作品も購入したので確かめてみようと思ったのですが
こんなにおもしろくないと時間がもったいないような.....
豆腐小僧その他 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:豆腐小僧その他 (角川文庫)より
4043620098
No.1:
(2pt)

豆腐小僧その他を読んで

京極堂シリーズのように淫靡でかつ知的好奇心を刺激するわけでもなく。
百器徒然袋の榎木津礼二郎ほど底抜けに痛快でもなく。
百物語シリーズのような達成感もなく。
多々良先生のような馬鹿馬鹿しい楽しさもなく。
不思議な印象の本でした。
内容は、時代や設定は違えど「豆腐小僧双六道中ふりだし」とほぼ同じ工程で進行し、
子供むけの現代版リメイクといった感じです。
ただ、豆腐小僧や妖怪の存在意義というか、定義の説明がかなり長く、
子供は途中で飽きてしまうだろうなというのが印象でした。
「豆腐小僧双六道中ふりだし」を先に読んでいたので、余計にそう感じたのかもしれません。
豆腐小僧その他 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:豆腐小僧その他 (角川文庫)より
4043620098

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