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(短編集)

鷹野鍼灸院の事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

鷹野鍼灸院の事件簿の評価: 4.23/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

鍼灸のミステリーとしては面白いけど…

鍼灸の説明が興味深く読めました。
事件が鍼灸にからむという設定も面白いです。

ただ、「安楽椅子探偵物」として考えると…。
これって、助手が事件の状況や人の会話を一語一句間違えなく先生に伝えないと解けないですよね。
どう考えても無理があるような…。
鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800226546
No.1:
(3pt)

ラノベ?業界批判?

ミステリーとはいっても、小事件ばかりで、重厚さはありません。
推理物としては単純で非常にライトです。
この作者の作品は初めて読んだのですが、ツボで読み解く探偵という帯のキャッチフレーズから期待したのですが、最後の作品のみでした。
未知の業界物といった視点で読めば面白いのかもしれませんが。
業界裏話的な事件の背後に作者の自身の鍼灸業界の批判が込められてはいるのは分かるのですが、後半2編は後味が悪かったですね。
最後の作品は鍼灸院院長の鷹野の弁舌さわやかな痛快さがあるのですが、良く考えてみると、彼の助手真奈の母校のスキャンダルなんですよね。その物語構成を考えるとなんか、後味が悪い感じが否めません。
真奈が卒後何年もたって中堅ぐらいならまだしも、卒業して1年経過した時点での話なのでどうしても印象として後味が悪い感じになってしまいます。
未知の業界ものミステリーとして読んだのですが、ミステリーの部分を強く期待したのですが、作者の業界批判の方が目についてしまいました。
鍼灸師としては小説化も加えて二足のわらじを履きながらも、堅実な方なんだな~と好意的には受け取れますけど。
いずれにしてもサラっと読めます。
鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800226546

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