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(短編集)

鷹野鍼灸院の事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

鷹野鍼灸院の事件簿の評価: 4.23/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

読みやすい

サッと読める小説
鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.12:
(4pt)

短編集

短編集です、さまざまな人との出会いから、殺人とかの事件ではなく、悩み解決です。
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No.11:
(4pt)

興味深いお話だった

今までカフェや本屋や香房等様々な日常ミステリ作品を読んできましたが、
鍼灸院という舞台でこの題材はこの作品以外ないんじゃないでしょうか。

鍼灸の知識がなくても丁寧に描かれており、わかりやすかったです。
奇跡の治療法ではない、一番の師匠は客だ、等この職業をやってる人だからこそ、
言える、言いたい事があるんだなっと感じさせる作品でした。
人を治療する職業なので、悲しい事も多く、でもたまに凄く嬉しいと思える事もある、
この作品でしか味わえない描写があるなと思います。
作者さんの愛やこだわりがとてもよく感じられます。
現役の鍼灸の学生さんや医療関係の方にも読んで欲しいです。

お話としては日常の謎を解いていく短編集です。
その部類の作品が好きな人なら楽しめるかと思います。
ただこの日常の謎を解くミステリ作品によくあるほっこり優しくなれるという話は少し少なく、
続編も含めメイン以外の登場人物がクズすぎる、後味が悪い、悲しい気持ちになる話もチラホラあります。続編はクズな登場人物がクズさが増してクズのまま終わる話もあり消化不良なのでそこがマイナスです。
それと個人的には鷹野と真奈がいつかくっつくのかと期待しましたが、そんな事は全くなさそうなのが残念です。
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No.10:
(5pt)

鍼灸師さん、鍼灸学生さんにぜひ読んでほしい。

普段小説は読まないのですが、鍼灸治療歴15年自称フプロ患者の私には、とても興味深く一気に読みました。
すごく面白いです!
鍼灸の奥の深さ、ワーキングプアになりやすい職種である厳しさ、鍼灸師としての地位の高さと腕は比例しないこと、
いろいろな流派に分かれすぎていること、鍼灸師の裏事情は、鍼灸の先生に聞いていた通りで納得です。
それでも、他の職業を捨てて、この世界に入り、熱心に勉強し精進される先生方をたくさん見てきた私は、
鍼灸というものが、病気を診るのではなく、人間を観るという温かさの魅力なのではないかと思います。

印象に残った鷹野先生のお言葉。
「まあ、治療家は腕前が全てじゃないからな。人柄や親身さや丁寧さ、場合によっては、品性や清潔感やルックスなども
含めた総合的な人間力を見て患者は鍼灸師を選ぶわけで・・・」
その通りです!

「一番の師匠であり先生は誰なのか教えてあげよう」
「・・・それは患者さんだ」
感動的な言葉で、物語は、終わります。
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No.9:
(3pt)

鍼灸のミステリーとしては面白いけど…

鍼灸の説明が興味深く読めました。
事件が鍼灸にからむという設定も面白いです。

ただ、「安楽椅子探偵物」として考えると…。
これって、助手が事件の状況や人の会話を一語一句間違えなく先生に伝えないと解けないですよね。
どう考えても無理があるような…。
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No.8:
(5pt)

地味だけれど良品

こういう普段知らない世界を描いた作品は沢山ありますが、単に珍しい職業の紹介に止まらず、主人公の心の動きがきめ細やかに描かれていて、成長していく過程が自然で、読後、最初の方のページを読み返してみて、色々な伏線があったことに気づき、作者の入念な作品への仕上げに対する愛情を感じました。
大切にして、今後も続編を書き続けて欲しいものです。
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No.7:
(2pt)

微妙

特に感動もなく、面白さも感じないまま、読み終えました。お好み次第というところでしょうか。
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No.6:
(5pt)

鍼灸をテーマにした良質のミステリー

著者は劇団に関わりつつ小説を書き続けている鍼灸師です。
本書は、小さな鍼灸院を経営する鷹野と見習いの真奈の二人が日々の診療の中で起こる様々な事件を解決していく、というミステリーの形式を取っています。

収録されているのは5編の短編で、それぞれ業界を取り巻く特殊な事情をテーマにし、そこに著者なりの問題提起やメッセージを込めながら、主人公たちが鮮やかに事件を解決していく姿が生き生きと描かれていました。
現役の鍼灸師が描いているためか、実際の鍼灸臨床の様子は丁寧に描かれ、閉鎖的な業界の裏事情、実際に新聞紙面をにぎわせた事件や、モデルになっている団体を想像して思わずニヤっとするようなエピソードが数多く挿入されていました。
物語は一話完結の連作となっていて、ほろ苦さが滲むものもありましたが、基本的にハッピーエンドで結ばれているので読後感は良いものでした。

鍼灸をテーマとした物語としては、本書は類書と比べても出色の出来で、余韻を感じさせるエピローグからぜひ続編を読んでみたいと思いました。
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No.5:
(5pt)

自分も現役の鍼灸師なので

とても面白かったです

内容のあれは、そうそう昔騒がれたなとか
学生時代を思い出しました
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No.4:
(4pt)

鍼灸院という珍しい舞台で描かれた日常がおもしろくて楽しめた

鍼灸院という珍しい舞台で描かれた日常がおもしろくて楽しめた。業界の裏話などもきちんと描かれていたので、鍼灸師は楽しめると思うが、一般の人には少々わかりにくいかもしれない。また、たいした指導や苦労もないのに真奈の治療技術が一気に成長しているのも少し無理があるように感じた。

個人的には、鷹野先生と湊先生の関係をもっと掘り下げてほしかった。
棚橋の真実を見抜いた湊先生、鷹野先生以外のもう一人が誰なのかも知りたい。

続編がありそうなので、次回作に期待したい。
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No.3:
(3pt)

ラノベ?業界批判?

ミステリーとはいっても、小事件ばかりで、重厚さはありません。
推理物としては単純で非常にライトです。
この作者の作品は初めて読んだのですが、ツボで読み解く探偵という帯のキャッチフレーズから期待したのですが、最後の作品のみでした。
未知の業界物といった視点で読めば面白いのかもしれませんが。
業界裏話的な事件の背後に作者の自身の鍼灸業界の批判が込められてはいるのは分かるのですが、後半2編は後味が悪かったですね。
最後の作品は鍼灸院院長の鷹野の弁舌さわやかな痛快さがあるのですが、良く考えてみると、彼の助手真奈の母校のスキャンダルなんですよね。その物語構成を考えるとなんか、後味が悪い感じが否めません。
真奈が卒後何年もたって中堅ぐらいならまだしも、卒業して1年経過した時点での話なのでどうしても印象として後味が悪い感じになってしまいます。
未知の業界ものミステリーとして読んだのですが、ミステリーの部分を強く期待したのですが、作者の業界批判の方が目についてしまいました。
鍼灸師としては小説化も加えて二足のわらじを履きながらも、堅実な方なんだな~と好意的には受け取れますけど。
いずれにしてもサラっと読めます。
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No.2:
(5pt)

現役鍼灸師だから書ける

私も鍼灸院を経営しております。ミステリーというよりは同業者からみて普段の出来事という感じでした。でも面白いと思います。鍼灸師が主人公の小説は少ないので著者にこれからもがんばってほしいです。シリーズ第2弾が楽しみです。
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No.1:
(5pt)

鍼灸初心者も必見

事件簿というから、殺人事件やドロドロ系をイメージしましたが
新米鍼灸師を中心に日常に近いありそうなケースを院長・鷹野が解決?
謎解きをしていく所はまさに臨床に近い推理と観察力。

さすが現役鍼灸師が描いただけあって
細部の表現・説明も的確です。
そこらへん?の解説書よりわかりやすいかもしれません。

業界の裏話もちりばめられて鍼灸関係者も楽しめます(^-^;

一般の方がどうとらえるか?わかりませんが…
鍼灸って何っていう人もおすすめです。

続巻を期待して・・・
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