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代償の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 121~140 7/8ページ
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イヤミスなのかなと心配しつつハラハラしながら最後まで楽しめました。 一章の展開が辛くて、痛々しくてもう勘弁!となる寸前で章が終わりホッとする章配分の妙。 その後も主人公やその周りの登場人物たちの行動にハラハラ、そのくらいの邪悪さ、狡猾さを 感じさせる敵役に憎々しさ、不気味さの造形はうまいです。 | ||||
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前半のストーリーはほんと胸糞悪い。でもそれは作者の力量あってこそだと思います。ここまで嫌で強烈なキャラクターにはなかなか出会えません。 一方後半は典型的なミステリ。証拠を集めてシンプルに悪を追い詰めていく展開。どうせならバッドエンドに突き抜けるぐらいの勢いが欲しかった。 | ||||
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他人の心を弄び、いじめ抜くことに歓びを感じ、陵辱も暴行も自死誘導を含む殺戮にも憐憫や悔恨を感じない、いやそもそも憐憫や悔恨といった感情さえない、そのくせ怜悧で術数にたけ、自己保身には天才的なテクニックを発揮する、完璧な悪。これを書き切るのは相当の筆力です。読者をして達也の所業、せりふにむかっとしたり歯ぎしりしたりさせることができるのは作家の力技です。おみごと。ただ、予定調和的なラストの収束のさせ方に不満がある分星ひとつ減。 | ||||
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伊岡瞬さんの小説を読むのは2度目です。 初めて読んだのは、『教室に雨は降らない』で、臨時教員!?が教室内に起こった事件を解決していくのが、自然でわざとらしくなくて、とても面白く、一緒に推理できる話で、読み終わってすがすがしくなり、またこの作者の小説を読んで見たいと思いました。 それから2年くらいして、この小説を読みました。あらすじはちょっと知っていたつもりでしたが、読み進んでちょっとして、だんだん苦しくなり、これから起こるであろう悲惨な事件を予想して、飛ばし、再び読み始めたのは、達也が接見を求めたところからでした。 心強い友達がいてくれたこともあって、ようやく一部すっきりした部分がありますが、それにしても主人公の両親の事故の本当の真相など、謎の部分が残っており、また、この小説で核を持つ達也の性についての描写は、気持ち悪いとは思うものの、心底恐ろしくてぞっとすると思わせるには、親子間のそういう行為などを描写しても全然足らず、未成年でも矯正できない悪はあると震え上がらせるには全然足りないものでした。もっと貴志祐介さんのようなおぞましいぞっとする描写があれば、もう少し物語の強弱になったのかなと思います。淡々と語られてヤマを感じませんでした。 接見を求めてきたところからは、親友の後押しもあってあっという間に解決した印象で、前半の悲惨な事件の描写が長すぎ、それも生きていない印象を受けました。 作者の次の小説に期待です。 | ||||
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読もう、読もうと思ってて、やっと読めた作品だけど、相当ヤバかったです。悪の申し子の様なオトコ(12歳)に魅入られ、火事で両親を殺され、血の繋がって無いですよこのオトコの一家に引き取られ、遺産を全てむしり取られ、心を殺して存在するだけの男の子が、心ある人たちに出会い、弁護士になり、悪人たちに対峙するまで。辛過ぎて細部まで読めなかった。 | ||||
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主人公のヘタレっぷりに心底腹が立つ。もはや頭がおかしいと言わざるをえない。 解説の人曰く、前半で心が折られそうになる云々とおっしゃっていましたが。私はあっさり折れました。 仲の良い子を糞野郎に紹介してレイプに至らせた辺りでじっくり読むのはやめて終盤30ページ付近まで飛ばしました。 結局、読者に負担させるだけさせて、それほど爽快な結末もなし。腹が立っただけでした。マゾにはお勧めなんですかね。 | ||||
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他の方のレビューに痛い、辛い、と書かれてましたがまさに^^; 終わり方は、あっけないような・・うーん・・ああいうことでしか方法は無いか・・ってな感じ。 でも多くの人が同じ感想を持つだろうな・・という小説。 悲しみ、怒り、そしてこの後どうなるのか、どうか幸せになりますように、、と願いながら読む。 そんな心の動きが、自分一人で読んでいながらこの本を読んだ多くの人たちもきっと同じなんだろうな、、と思えて何か嬉しくなる。 | ||||
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一気読みしてしまいました。 後半のどんでん返しはびっくりしました。 達也は母親みたいな愛が欲しかったのかな… 母親がいないという事が達也の人格形成に影響したのかなと思いました。 それか生まれながらのサイコパスなのか… 達也はこれからどうやって生きていくのか気になりました。 | ||||
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前半はなかなか読むのがつらかったです。でも読み応えはありました。 | ||||
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登場人物に感情移入できませんでした。 主人公の怒りの感情が読み取れない。 淡々と文章が続くだけ、説明が続くだけ。 達也という悪人も、読んでいくうちに戦慄が走るなんてことは全くなく、 初めから悪人と決まっていて、それを成立させるために後から後から悪事の説明してるだけ。 辻褄合わせの御都合主義な感じです。 女性の身も心も打ちのめす方法も、 安易すぎて他に何かないの?って感じです。 安易な考えで腹たちます。 そりゃ酷いよねって誰もが思うでしょうよ。 しかもどれだけ被害者が辛く苦しく絶望の中、 命を削っていったかということは、まるで書かれてない。 被害者の妹に喋らせてた所が、それのつもり?? 最後まで読んで、最後まで心に響くところはなかったです。 | ||||
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久しぶりに引き込まれました。登場人物の造形の深さ、さりげない伏線のはりかた、飽きさせない展開等上手いです。他の著作も読みたくなりました。 | ||||
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子供時代のエピソードは本当に胸くそ悪い、読んでて腹の立つ話でした。 その中でかけがえのない友人に出会い救われていくのですが、大人になってからまた罠にはめられていく、というストーリーです。 いろいろ、?な話もあります(小5で継母と肉体関係とか)し、そもそも主人公の弱さが見ててイライラしたり、一応ハッピーエンドではありますが、もっとズバッと気持ちよく解決して欲しかったなと。 子供の頃の火事の話は特にもっときっちり解決して欲しかったです。 ちょっとだけ後味の悪さを感じたので-☆1です。 小栗旬さんのドラマでは丁寧に描かれてるのかな? | ||||
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寝る前に10分くらい読もうと思ったら、最後まで一気読みしてしまいました。最近は読書時間コントロールできていると思っていたのに・・・。あちこちに自然に織り込まれるモラルが崩壊した人間の不気味さが絶妙です。 | ||||
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ここまで、犯人に対する怒りや、主人公への同情や悔しさが込み上げ、自分自身の気持ちが萎えた小説は無いかもしれません。読みながら、イライラするし、どんよりするし、非常に読むのが疲れました。ただ、展開が気になってが2日で一気に読了です。よくぞここまで意地汚い犯人を設定できるとは、著者に脱帽です。続編があったりするのでしょうか。 | ||||
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活字は苦手。 普段読むのは漫画ばかり。 そんな私が初めて一気読みしちゃった作品です。 小説ってこんなに面白かったのか。。。 衝撃受けました。 これドラマとか映画になったら嬉しいな〜。 | ||||
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内容は好きですがかなり痛ましいストーリーでつらかったです。世の中には卑劣な悪が沢山あるという事が改めてよくわかりました | ||||
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久々に一気読みのミステリーに出合いました。 最初は読むのがツラくて止めようと思いましたが、レビュー読んで励まされました。 確かに中程から最後までトイレ行くのも勿体ないほど引き込まれました。文章が平易で読みやすい。どんでん返し、最高でした。こういう怪物いるかも知れませんね、それにしても解決できて良かった、後味の悪くない終わりかたで良かった。内容は結構キワモノだけど、中学生向けミステリーのように感じるのは、困難に立ち向かう姿、友情があるからでしょうね。 | ||||
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初めてこちらの作者の作品を読みましたが、とても面白く、ぐいぐい引き込まれていきました。 出だしから最後まで飽きること無く一気に読みました。 悪者の頭の良さにイライラしながらもさすが・・・と思ってしまいます。 主役は頼りない・・でもその人物像が「頑張れ!!」という気持ちにさせてくれて、飽きません。 他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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主人公と同い年の邪悪な心を持った少年達也と関わっていく物語。少年時代は達也の親子せいで幸せだった自分の人生が崩れていき、これでもかっていう不幸な目にあいますが、そこは何とか救いようがある物語。後半は大人になった二人はかかわりを持っていき、またもや達也に利用されそうになりますが、所詮 達也は 社会的に見ても堕落した悪人だし、主人公は弁護士としての地位はあるので 安心して読むことができます。 | ||||
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推理小説、特に叙述トリック的なものが好きからか、 物語に引き込まれつつ 作者にだまされるもんか、と思いながら読んでるところも あるんだけど、 (ちなみに、折原一さんとか好きです) こうきたのか~と最後やられたって感じ 読後、切ない部分もあるけど、なんだか心地よかったです。 それに加え、 上手く立ちまわれる人、何だか不器用な人、との「対比」的な人間ドラマにも胸が押しつぶされます。 東野圭吾さんとか好きな人におススメできますね。 | ||||
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