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代償
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代償の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 101~120 6/8ページ
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とにかく、えげつない。 どろどろと、底辺でうごめいている、およそ考え得る限りの理不尽さ。 「もうやめて」と途中で投げ出したくなるくらい悲壮感とおぞましさ。 むかつくこと、この上ない。 そんな話が延々と続く。 読み手のこころが荒れてしまい、ずたずたになる。 ずっと闇の底。 救いの手はあるのか。 希望と願いがそこに出来てくる。 そして、主人公の晴れやかな顔を見たくて、そのミステリーはラストまで続く。 | ||||
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物語の最初はレビューの低い方が書いてあるように、私も胸がムカムカするよな不快感を味わいながら読み進めました。 主人公圭輔の気の弱さと、人間として最低な達也親子の汚さに嫌気がさしかかって、一体いつまでこんな話が続くのかと 思っていたところ、圭輔が成長して弁護士になったところへ場面が移りました。 思わずホッとして、それからはどう展開していくのか興味と好奇心で一気に読み上げました。 最終ページの解説に香山二三郎氏が「第一部で描かれた受難劇のあまりの痛々しさに心が折れそうになった読者も…」との部分を読んで まさにその通りだと思ってしまいました。 完読して思うことは、第一部の読むのが嫌になるほどの少年時代を知らなければ、この物語を理解することはできない。 この本の大切な部分なんだと。 面白く読ませていただきました。 | ||||
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最後まで一気に読み終わりました。今まであまり読んだことの無いミステリー小説だった。面白くて一気読みできたのではなく、腹が立つというか、むかつくというか、先が気になって読み終わった感じ。こういう小説もあるんですね。小栗旬の主演でhuluでドラマを昨年に作られたようですが、見てみたかったね。 | ||||
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前半から中盤にかけてすごく嫌なシーンが多かったので、ラストはもっとすっきりしたかった。もやもやが残る。ただ、先が気になるので一気読みでした。 | ||||
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裁判員裁判制度をはじめ、司法制度に対する理解があまりに不十分なためか、不正確な記載が散見される。法曹関係者であれば間違えようのない部分も多い。これでは読者に誤解を与え、誤った知識を植え付ける恐れがある。小説家は、そのような文章を書くべきではない。フィクションだから、では許されない。 また、「善意の第三者」とか「秘密の暴露」とか、法律を学びたての学生が使いたがるような言葉が得意気に並び立てられており、嫌悪感を覚える。 用語の不正確さに加え、内容としてもイマイチ。 圧倒的な「悪人」を描きたかったとのことだが筆力が足りないせいか、達也の薄っぺらな人間性が際立つ。 もっと面白く、ためになる小説はほかにいくらでもある。 | ||||
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他の方が言うほど描写は激しくないです。悪の手口も説明がなく、単に言葉で人を操る天才なんだ的な…。 世の中そんなに甘くないし、こんだけ事情聴取受けたり悪事働いてたら捕まりますよ。その辺りの狡猾さが描けていないので、説得力がないです。 そして、ラスト。あっけなさ過ぎて全然スッキリしない!結局、報いは受けるけど反省もしてないし…。 代償ってタイトルなんだから、納得出来る形でのカタルシスが味わいたかったです。 | ||||
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正直、私は苦手だと思った。 でもなぜか続きが気になって一気読みしてしまった。 描写がかなりリアル過ぎて吐きそうになったり、嫌悪感をおぼえながらでしたが。 私は読書する時、無意識に必ず内容を頭の中で映像化する癖があるのですが、作者の力量の凄さなのか、今まで読んだ書籍の中で1、2を争うくらいに脳裏に鮮明に映像化され、リアリティーがあり、本当に驚いた。 恐ろしい後味が残ったままだが、作者の違う作品を手に取ってしまいそうだ。 | ||||
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※ネタバレなし ごく一般的で、それなりに幸せな家庭環境にあった少年時代の圭輔には、唯一嫌なことがあった。 それは、気の合わない幼なじみの達也一家と家族間での繋がりがあり、切っても切れぬ縁があることだ。 いつしか、より図々しさを増した達也一家にストレスを感じ始めた頃、家庭内では物が無くなったりするトラブルが発生しだした。 疑心暗鬼になりながらも、邪険に出来ずに近所付き合いが続いていたが、達也と圭輔一家のキャンプをきっかけに、全てが狂いだしてしまう、、、 大人になり弁護士になった圭輔は、どう戦うのか、、、 というお話。 読みながら「うわ~」などとつぶやいてしまうほどに、常軌を逸したおぞましい達也一家に震えることだろう。 仕組まれたかのようにしがらみから抜けられない圭輔の胸の苦しさ、精神的苦痛をひしひしと感じるが、「正義」で対応する姿に感動した。 今までいろいろな小説を読んだが、代償はそれらのどれとも違う衝撃を受けた。 倫理的に、完全再現した映像化は難しい作品なので、小説で読む価値のある作品と言える。 | ||||
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読みたくなくなった。達也が犯罪者になるのが目に見えている。嫌ミスは私には時間の浪費。多分新作の『悪寒』もそうなのだろう。こんなの書いて何が楽しいんだか? | ||||
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今まで読んだ中で一番の面白さです。 先が気になりどんどん読み進めてしまいました。 他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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多くの方が仰るように、前半部分が読むのがとても苦痛です。 性に関わるものばかりなので、女性は嫌気がさす方が多いのではないかと思います。 後半の追い詰めもすっきりとは言えず…もやっとしました。 | ||||
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あまりにも気分が悪くて途中までしか読めませんでした。「面白すぎて止まらない」と帯にありましたが、誰がこんな小説を面白すぎると感じるのか。嫌ミスなら嫌ミスと書くべきです。休みの日にミステリーでもと手にとって、こんな嫌な思いをするとは思いませんでした。 | ||||
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後半は、一気に読んでしまった。 前半は、必要なのだろうが、もう少し短くまとめてほしかった。 評判が良いので、飛ばしながら読んだが、そうでなければ、途中でやめてしまったかもしれなかった。 | ||||
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具体的な描写はあまりないのに、胸糞悪くなりました。前半はただただ辛い。後半もそれなりに辛い。最後の最後でようやっとほっとできました。ラストも具体的な描写はあまりないので、想像力でヤツを痛めつけてやりました( ^ω^ ) | ||||
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一気に読める。 読むことを、止めさせてくれない。 スピード感があるが、分かりやすい。 いろいろな評価はあると思うが、自分は、たのしめた。 | ||||
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読ませる。 多作ではないのに達者な筆致で、70年代くらいに流行った推理小説の趣きがある。 作者は60年生まれというから納得。 一部、二部に分かれている構成もいい。 キャラが典型的な造形なので、彼らによって動かされる物語も意外な展開は起きない。その分キャラを楽しめる。 達也のようなズル賢くふてぶてしい奴が、私の小学生の時の同級生にもいた。主人公は大人になってもこいつの前に出るとすくんでしまうというのはわかる。 達也は小学生の頃から性的に旺盛であることが強調される。私の同級生のWも、小学生2.3年の頃から、空き教室に女の子を連れ込んでいたずらしたとか、アソコに指を入れたとか吹聴していて、当時の私にはなんのことかわからず、ただ嫌な気持ちになっただけだが、逸脱するほどのエネルギーを持った奴は性的なエネルギーもおかしなところに溢れてしまうのだろう。 | ||||
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やられっぱなしの主人公がサイコパスの本性をどう暴くのか気になり一気読みしました。 が、前半の導入部分からして普通のどこにでもあるご家庭が明らかに問題抱えてる遠縁一家と付き合うかなというそもそもの疑問が、個人的には最後までご都合主義に感じてしまいました。 不穏な動きに気ずき出入り禁止にした子をなぜ一週間も預かることにしたのか。 普通自分の子がいたら警戒するでしょ。邪悪な子って親目線だとわりとすぐわかるものです。 ってミステリーにこういうケチはつけちゃいけないのかも知れませんが、みんなお人好しすぎる。 学校だってヤバい奴の噂って学年みんなにそれなりに伝わるもんだ。 そういう意味では犯人の性的にグロテスクな点ばかり目立っていたけど、サイコパスがサイコパスたる所以、説得力みたいなエピソードがもう少し具体的に描かれても良かったかも知れません。 それに主人公は本ばかり読んでて弁護士一発合格できるくらいの頭脳があるならもっと早くに逃げられたでしょ。一番引っかかるのはこれだけ嫌な目にあってなぜなおも弁護しようと思ったのか、出火の原因への負目から真相を知りたかったにせよ、無意識に魅かれるものがあるにせよそのあたりの動機の描写が弱い。 しかも指名された時点で裏があると思うでしょ。 心理をうまく捉えているようで肝心なところがしっくりこない。面白いけど、なんだか細かい設定が気になってしまいました。 でも作者には今後も期待してます。 | ||||
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サイコパスのような男とその母と関わることによって、両親や資産などのすべて奪われてしまう小学生期が第1パート。 運よくいい人に救われ、努力して弁護士になった主人公が、その男と再び関わるのが第2パート。 とにかく、悲惨な境遇のオンパレードの前半の迫力が凄まじかった。 危ない人間と関わるとどういう目にあうのか、をシミュレーションしているがごとくである。 尼崎の角田美代子事件のような、一瞬のうちに中に入られてしまう恐ろしさを感じた。 ミステリー要素を加えた後半も、まずまず面白かったものの、すでに人生を盛り返した主人公がそこにいたので、 前半ほどのヤキモキ感はなく変な意味安心して読めてしまった。 なんといってもこの悪役の男の存在感は凄まじく、いたら絶対関わりたくないと思わせる異常さと迫力があり物語を盛り上げている。 | ||||
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伊岡先生の作品は、初めて読みました。 1部は、イライラしましたが、2部になってからは、止められなくなりました。 此れからも制覇していこうと思います。 | ||||
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凄く悪い奴が、最後にばれて罰をくらう。そんな話。 ただ、内容が余りにも薄っぺらい。 ほとんどが適役の悪行を並べ立て、適役に嫌悪感をもたせることに費やしており、 謎解きの部分は後半の少しだけ。 この程度の内容なら半分のページで十分。 また、読者に嫌悪感を持たせる方法も婦女暴行という典型的なもの。 練りに練った、じわりと染みてくるような悪行などではない。 この点も本当に薄っぺらい。 単純な展開が続くのでドキドキハラハラする場面は無い。 そして、最後に都合よく情報が集まって悪行が暴かれるんので、謎解きも無い。 サスペンスとしても、ミステリーとしても出来が悪すぎる。 | ||||
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