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(短編集)
満願
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満願の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全221件 1~20 1/12ページ
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人に勧められて初めて米澤穂信さんの読んでみましたが、読みやすく、面白かったです。 何より、読んでいて暗闇に引き込まれるようなゾクゾクした感覚を覚えクセになりそうな不思議な快感と恐怖を覚えました。 ホラーでないのにホラーを読んでいるような、おどろおどろしいという言葉がしっくりくるような、そんな文章を紡ぐ方だなという印象を持ちました。 | ||||
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本書に収められた全ての作品から、作者の人間への洞察力が感じられる。 一作目の「夜警」からは、弱さを取り繕おうとする愚かさと、滅亡。 「万灯」では、取り繕うのだが、そこに不可抗力なものがはたらいて、、、 とりわけ、人間への深い理解を感じさせたのは、「死人宿」。自死問題に幾らか関わった立場から読むと、その本質的な要素が、見事に書き込まれていると感じられた。それは、作者が当該の問題を研究された上で書かれたものであるためか、あるいは小説家の直感的なものによるのか、はたまた自身の経験に由来するものかは分からないが、見事にエンターテイメントとして成立させつつ、本質を射抜いていることに驚かされた(逆に作品世界においてこそ、自死の止められることが正解とはならない複雑さを成立させられたのかも)。 そう思ってみると、他の作品にも、そうした要素が(その分野に知悉している立場から見れば)隠されているのかも知れない。 そういう意味で、それぞれの作品を経験として定着させず、頭の中でぐるぐるとかき混ぜて、しばらくの間、経験し続けていたいと思う。 なお、「死人宿」は、読者の方々にどのように理解されたのだろうか?そこも興味深いところだ。 Amazonの評価の文章を、読んでみよう! | ||||
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Amazon商品紹介より以下、 第27回山本周五郎賞受賞 2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位 2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位 2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位 2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、米澤ワールドの新たなる最高峰! 人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。 人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。 驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。 入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生! * 安定感のある文章とよくまとまったミステリ、かつホラーなテイスト。 結末は暗めでハッキリとはせずとも不満なく、むしろいい余韻でという感じ。 巧い作家さんなのですね要は。 表題作は最後に収録なので早く読みたーいと先を急ぐ。 「夜警」「死人宿」「柘榴」「万灯」「関守」「満願」 と続く6つの短編集。 どれもよかったけど個人的に好きだったのは「万灯」かな。 コレラのあたりは某医者BJの話をかすめた。 作風には、清張氏の小説のような香りもする。 幅広く書けるっていいですね~素晴らしい。 こんなに賞を頂いているのに驚きですが、、 他のを読んでみたくなる作家さんでした。 | ||||
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米澤穂信さんの作品は読んだことなかったですが 非常に面白いミステリー短編集でした。 物語のジャンルも様々で、非常に味わいの深いものが ありました。 話題の「黒牢城」も買いました。今後の活躍に期待します。 | ||||
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短編ミステリーの最高峰 | ||||
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短中編集ですが、各話共に内容がよく練れていて長編にしてもらいたいです。 | ||||
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物語の内容についても、ナレーターの力量についても不満はなかったが、女性の台詞を男性ナレーターに読ませるのはやめて欲しい。 40絡みの美人の台詞のはずが、オネエの台詞にしか聞こえない。シリアスな空気がぶち壊れて、そこで一気に醒める。 女性が男性の台詞を語るのは、多くの場合そこまで違和感がないのだが(宝塚などもあるし)、男性に女性の台詞を語らせるのは、どの作品においてもやめて欲しい。 | ||||
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全ての短編が、それぞれ話の最後に理由?が判る。 大逆転でもないが、静かに恐ろしい現実と直面する。面白い以外に言葉が有りません。 | ||||
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6つの短編が収められ、それぞれに質が高い。著者の代表作にあげられるのもうなずける力作。ただ全体的に陰鬱で暗いトーンの物語が続き、少し雰囲気を変える物語があってもよかったかなと思うのと、「柘榴」のストーリー展開が個人的に苦手なので4★とした。ただし作品のクオリティとしては5★でもよいかと。 | ||||
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面白くてどんどん読んでしまいました | ||||
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中の状態もとても良く、満足です。 | ||||
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無駄のない文章でイラつくこともなく一気に読めましたありきたりの動機ではなく人の心の奥を見たお話だったと思います。他の作品も読んでみたいです | ||||
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書店で売り切れだったので、Amazonで注文して、昨日届いて、昨日から読んでやっと今日読了した。 「すごい」としか言いようがなかった。 ひさびさに小説を読んで手に汗をかいた。 この本を知ったきっかけは芦沢央さんの「許されようとは思いません」のレビューに「満顔」に似ている、とか「満顔」を思い出すとあったので、どんな話だろうと興味を持った。 確かに「許されようとは思いません」にちょっと似ている。自分のミスや落ち度をごまかすために嘘を重ねて、罪を犯して、それで自らを追い詰めてしまう。 「夜警」と「万灯」がまさにそれで、読後感が悪くて、でも面白かった。 「柘榴」は作風がちょっと違うが、それも意外で、作者の力量を感じた。 外れのない1冊!!! | ||||
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彼の作品では古典部だけ読んだことがあり、それはさほどすごいとは思いませんでしたが、この短編集を読んでファンになりました。ミステリ好きですが、トリックを追いかけていくばかりの作品は食傷ぎみになりますが、彼の作品はトリック以外の部分での筆力を感じます。直木賞受賞もうなずけます。 | ||||
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迅速、丁寧な配送です。 | ||||
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全部違う世界観の短編集、それぞれミステリーとして面白かった。 | ||||
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2010年から2013年にかけて発表された中・短篇が六つ。収録作品ならびに初出は、以下のとおり。 | ||||
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一気に読み進められた | ||||
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良い状態で受け取りました。ありがとうございます | ||||
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2014年に出た本、2010年代に書かれた作品だそうですが、全体的に昭和~平成1桁台の香りを感じる。時代劇を読んでる感覚になったので、10年で社会通念や倫理観ってだいぶ変わるなあと思いました。そういう意味では昭和ぽいギラギラ感が話にマッチしていた「万灯」がよかったな。NHKのドラマが気になるのでどうにかして見てみたい。タイトルの「満願」はいまいちピンとこなかった。「関守」は世にも奇妙な物語で映像化してほしい。 | ||||
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