■スポンサードリンク
黒衣の女 ある亡霊の物語
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒衣の女 ある亡霊の物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全然こわくないし、面白くもない。 亡霊が祟る必然性がまったくないので、ストーリーに乗れません。誰も彼もに「復讐」するなんてナンセンスもいいところ。八つ当りが当然視される一方で、姉妹の間にあったであろう闘争にはまったく触れられず、語り手もただおたおたするだけの腑抜け。これでは面白くなる筈がないでしょう。 海外で評判になったからといって、尻馬にのる必要はないと思います。 恐怖というのは想像力が根本にあるものですから、「お前は鈍いからこわくないのだ」と言う人もあるかもしれません。また、そう言われるのを避けるために、怖くもない話をコワイ、コワイと言いふらす人もあるでしょう。 でも、誰がなんといっても | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説は漫画と違い一度読んでみなければ自分の好みかどうかわからないためどうしても作家買いに偏りがちでした。それで新規開拓のため選んだ一冊がこの本でした。 ブルブル震えが走るくらい怖い本が読みたいと思いホラー小説で検索して評価の高かったこちらを購入したのですが、結果から言うとハズレの部類になるでしょう。 怖がらせよう怖がらせようほら主人公はこんなに怖がってますよ!という意図は文章となってくどいほど羅列されるのですが、実際に主人公の身に降りかかった出来事を考えると巷に溢れる数々のホラー小説に比べれば大した出来事は起こらず、この程度でこんなにビビるなんて本当にいい年をした大人なのか?とかえって白けてしまいます。 最後の最後にどんでん返しを意図したと思われる大きな事件が起きますが、これも悲惨な事件とはいえホラー小説というカテゴリでなくともありきたりな出来事であり、しかもかなり早い段階で先読みできるため驚きにも恐怖にも繋がりません。 書かれた年代を考えると古典ホラーに分類されるのでしょうか。まったく怖くなかったのですが現代の有名所のホラー小説をすでに読んでいて目新しい恐怖に慣れていたことが原因だとするなら、この本が発行された年に読んだら感想は違ったかもしれません。 なにはともあれ新旧含めホラー小説をよく読むという方にはおすすめしません。そういう方はきっと満足できないと思います。怖い話が苦手であまりホラー小説の類は読んだことないけれど怖いもの見たさで軽めのものを読んでみたいというホラー小説初心者におすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待し過ぎたようです。 思わせぶりな状況説明と心理描写がダラダラ続き、 いくらなんでももうそろそろ何か起こるはずよな?…とイラつき始めた頃には、本書の3分の2が過ぎていました。 その後やっと来た「クライマックス」の件も驚くほど薄印象で凡庸。あちこちで欠品してて、やっと入手できて楽しみにしていたのにガッカリです。 M・R・ジェイムズやレファニュなど、読み返すたび恐怖と余韻が骨身に染みるような傑作古典を愛読している身には、まったく恐怖が感じられず残念でした。 文章はそれなりに格調が感じられるのに、翻訳が軽すぎて味わいが削がれていたようにも思います。 ラドクリフの成長ぶりにはガッカリですが、やっぱり映画の方を観に行くべきだったかも(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!