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死層



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【この小説が収録されている参考書籍】
死層(上) (講談社文庫)
死層(下) (講談社文庫)

死層の評価: 2.59/5点 レビュー 29件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
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No.9:
(1pt)

もう買わない

年末恒例のコーンウェルの新作。去年の作品のお粗末さに、もう買わないと決めていたのにやっぱり買ってしまった。
そんなバカな私に追い打ちをかけるこの薄さ、この値段・・・
そもそも上下組にするほどのページ数では決してない。

どうせ売れるからと読者を軽く見てふっかけているとしか思えない・・
講談社さん、あこぎな商売、しないで下さい。

もう もう買いません。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.8:
(3pt)

やっぱり価格に驚く!!

それでも、やっぱり買ってしまった…

コミックでも、ず〜っと読み続けていたのがあり、そろそろ内容にも飽きてきて新刊を未だ買わずにいますが、せめて★3つに値する内容であって欲しいと思います。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.7:
(2pt)

全ての意味で衝撃的。読者は試されているのか・・・?

まずは凄まじい価格設定で度肝を抜かれる。
文庫で上下巻とも各1210円とは恐れ入った。
コーンウェルの原作料が高額だったのか他に何か事情があったのか、
ともかく何かしら事情があったのであろうがそれをアレコレ
詮索せざるを得ない気持ちにさせられること自体が残念というか…
作品の内容に接する前に既に一定の悪印象を与えられてしまうというのは
作者にとっても出版社にとっても読者にとっても有難いことではないと思う。

おどろおどろしくも唐突な切り口から物語が始まる。
古生物?恐竜?スカーペッタのシリーズでは予想もしていなかった
キーワードが並ぶが、即座にシリーズ当初から慣れ親しんだ(?)
異常心理の犯罪者の暗躍が・・・
ここ数作の傾向と同じく犯行の全体像はなかなか判然とせず
そもそも一体何が起こっているのかが見えてこない。
いや、個別の事件・犯罪自体のディティールは概ね語られているので
前作「血霧」よりマシか。

上巻帯文の惹句「マリーノが罠に落ちた!」については、旧来の読者
(シリーズ全作を読まずに今作を購入する読者が存在するとは
思えないので、今作を手にした時点で『旧来の読者』だと思うが)は
またかよ!何度目だマリーノ!という印象ではなかろうか。
マリーノに関しては当人や周囲の人間の生命を左右するような
深刻な罠に何回も繰り返しハマりにハマっているのでわざわざ
特筆するようなことでもないかと思う。
尚、個人的に驚いたのはマリーノが罠に落ちたかどうかより、
罠に落ち(たことが発覚し)て以降マリーノの出番がほとんど無い点。
彼は上下巻合わせて半分も出てきません。
また下巻の帯文「忍び寄る殺人鬼の魔手」について、
上巻を読み終えても一向に忍び寄ってる感が伝わってこないけど
忍び寄ってたの?いつのまに?というカンジ。
上下巻を通してスカーペッタに次々に忍び寄っているのは殺人鬼ではなく、
理解不能なレベルの壮絶な敵意や害意を拗らせてムカツク言動で嫌がらせを仕掛けてくる
彼女の仕事仲間や仕事相手だ。
例によって彼等が如何に卑怯で汚く下種なクズ野郎であるかについては
作者渾身の筆力で描かれるが、それがストーリーに深く関わっているかどうかは
これまた微妙。

終盤近くに唐突且つ強引に物語が動き、スピーディで緊張感溢れる展開になり
スカーペッタにも危機が訪れる。
このあたりの展開はシリーズ特有の魅力在り。でもホンのちょっとです。
謎ときに関しては、正直予想のしようもない内容。
読み終えても、納得いかず。

翻訳は安定の池田真紀子氏。
今作で納得行った要素は、この点くらいだろうか。

過去の因縁や複雑な人間関係、それにいつまでも翻弄される主人公、次々に現れるすごく嫌な奴、
ものすごく深刻なかたちで身内に手ひどく裏切られる主人公、なにが起こってるのか
なかなかよく分からないストーリー展開。
そういったモノにウンザリせずシリーズ特有の様式美のようなものとして受け入れられなければ、読み続けるのは不可能だろう。
今回からはここに異常に高額な定価、という要素が加わった。
さらに上げられたハードルは、新規参入を望む読者の前に立ちはだかる城壁のようだ。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.6:
(3pt)

単行本みたいな価格設定に疑問。

コーンウェルは、好きで必ず購入しているけど、この価格設定には正直驚いた。
まるで単行本並みの価格。このレビューが講談社さんまで届くのか不明だが、
何の理由で、この価格になったのか理由が知りたい。
まだ注文したばかりで小説を読んでいないのでわからないが、はっきり言って
高い!
次回もこのような価格設定なら残念ながら購入は控えると思うよ。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.5:
(1pt)

価格設定に問題あり

1271円なのでシリーズ最長の上下巻なのかと期待していたら、「血霧」と変わらない厚さ。
コーンウェルの上下物は、すべて1巻にまとめても充分な長さなのに、売れるとみこんでわざわざ2分冊にしてる感あり。
今回の価格設定は酷すぎます。
毎年、新刊が出るのを楽しみに、即書店へ行ってましたが、今回はブックオフの中古を買います。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.4:
(3pt)

食傷気味のシリーズ第20作

もはや年末の風物詩と化した検屍官シリーズ。パトリシア・コーンウェルの26作目にして、検屍官シリーズの20作目。

カナダとボストンで見付かった変死体を巡り、スカーペッタ軍団が動く…

スカーペッタ、マリーノ、ルーシー、ベントンというお馴染みのレギュラーメンバーが事件を追うのだが、いやはや大袈裟過ぎるというか、いつものパターンに食傷気味。

本体価格が上・下各巻1210円(税別)で、シリーズ最高価格というのには驚いた!
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4062777444
No.3:
(3pt)

はっきり言って、この新作にも裏切られた

はっきり言って、この新作にも裏切られた。

いつものようにスカーペッタとベントンの間が少し微妙になり、マリーノの悪癖が始まり、ルーシーは相変わらずの天才ぶりを発揮し、スカーペッタの立場に危機が…

そうこうするうちにカナダとボストンの変死体の捜査が進み、残り数ページで、あっさりと真犯人が捕まるというお馴染みのパターン。

初期の検屍官シリーズはスカーペッタの直向きさが光り、中期の作品ではスカーペッタの宿敵ともいうべき犯人との対決が面白かったのだが、スカーペッタがベントンと再婚してから、ここ数年の作品は面白さが半減したように思う。
死層(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(下) (講談社文庫)より
4062777452
No.2:
(3pt)

なにこの値段!?

年末恒例のシリーズ読者として買いました。
まだ読んでいません。
しかし、ひとこと言いたいので、読む前にコメントします。

1冊1271円って…。

最初は上下巻合わせた値段かと思いました。
たかだか上巻336ページ、下巻368ページの文庫本にそれぞれ1271円の値段をつける講談社の感覚を疑います。
よほど翻訳権料をふっかけられたのでしょうか?

ちなみに前作「血霧」は上下巻それぞれ950円でした。

シリーズ固定客がついているからと足元を見るような商売をしていると、
結局はコーンウェル、スカーペッタのファン開拓をはじめから放棄しているように思います。

既に読んだファンのレビューを見ると最近になく面白いそうなので、
ますます新規顧客開拓を無視した値付けに納得がいきません。
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444
No.1:
(5pt)

面白かった・・・・・

2012年にリリースされた原著"The Bone Bed"の米国amazonでの評判は☆2〜3くらいで、あまりいいものではなかった。翻訳がいいから、☆5だというわけではもちろんない。本書で20作目になる「検屍官」シリーズを最初から、一冊も欠かさず、年末のお楽しみにしてきた読者にとっては、これほど面白いシリーズもない。逆に、今まであまり熱心にこのシリーズを読んでこなかった読者、あるいは、ここ数年から読み始めた読者にとっては、これほど退屈でつまらないシリーズもあったもんじゃないだろう。

 本書でも昔からのしがらみがふんだんに出てくる。そのしがらみに付き合ってきた古くからの読者にとっては「なるほど!」って思うシーンがてんこ盛りなのだ。
 第13話「痕跡」でのギリー・ポールソン事件と、第15話「異邦人」でのチャールストンでの出来事を読んでないと、この第20作目は面白くない。

 で、ここでは、なんと、ベントンがケイに嫉妬する?そのベントンに対する偏愛が高じて悲しい結果となるFBIの女性捜査官?。Twitterおたくのピート・マリーノが嵌ったわなとは?
 米国トヨタオリジナルモデルのSUVセコイアが、今回ケイの使うクルマ、被害者はiPhoneの初期モデルを使っていた等々のリアルタイムな話題も相変わらずのてんこ盛り・・・・・。
 ピザのレシピも外せない。

 切りのいい20作目ということなので、初めて読んでつまらないと思った読者は、第一作目からじっくり読み直してみては?
死層(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死層(上) (講談社文庫)より
4062777444

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