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機龍警察 未亡旅団
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機龍警察 未亡旅団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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気に入りました | ||||
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機龍警察(無印)から読んでここまで来てください。 | ||||
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物語だからもちろん創作であるが、その芯には現実を併せ持っている。大国による小国の蹂躙、少数民族への迫害…権力者が、力を持つ者が弱者を搾取する。あるいは民主主義と言いながら数の暴力に無頓着になる。人間は哀しいかな尻尾のない猿に過ぎないのかと思わざるを得ない行為が世界中に満ちている。現在進行形で侵略戦争を継続するロシアが過去に行った他国の民族への弾圧が要因となり産み出されたテロリストが物語の核だ。国と云う明確な後ろ楯を持たない戦い、主義主張を貫く為に無辜の民を巻き込む泥沼の戦い、虐げられた者の叫びが谺する。 | ||||
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シリーズ4作目。 ロシア&プーチン大統領の狂気がテロを産む戦慄の真実が知れて学べたし、 世界のテロの根幹に対する真っ直ぐな体験メッセージで、少女テロリストの魂を変えて救った日本人警察の魂に心から感動! 世界そのものの地獄の縮図のテロの現実や歴史を学べた上で、日本人の立場から地獄のレベルが違っていても真っ直ぐなメッセージを放つ崇高さが至高で、 究極の犯罪=戦争やテロの根幹を知る事は、私たちが生きる上で必要だなと感じたので、是非とも全ての方に薦めたいですし、 加えて警察作品としても、近未来SF作品としても、どんでん返しのサスペンス作品としても、全要素が世界最高水準な永遠の名作シリーズです! 年末年始の2冊&記念の2000冊目と2001冊目に読めて心底幸せでした。 | ||||
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このクオリティ、いわば世界標準のエンターテイメントを日本人作家がものしているというのが驚き。 いや、我々日本人読者にとっては幸せというべきでしょう。思い出すのは船戸与一くらい。本作はそれに加えてSFが入ってますからね。 機龍シリーズ4作目ですが、本作はサイドストーリーに拘りすぎた印象があります。日本でのテロリストの動きや、最後のシーラと例の男性とのエピソードが置き去りになってる気がしました。 それでも、クオリティは高い。だから星は5つです。でも欲を言えば、もう100ページくらい作者にあげたい感じです。そうすれば中味がもっと深まったかもしれません。 | ||||
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特捜部以外の人物をメインに据えることで、脈が速くなり、心臓への負荷がかかる。それにドキドキしワクワクし、満足した。 | ||||
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一巻からまとめ読み。スパイサスペンス、メカアクション、権謀術数渦巻く警察小説、翻弄され苦悩と葛藤の群像劇。刺激物をたっぷり入れた濃厚な味付けの特大ステーキを食べた後のような気分になりました。食べ応えはありすぎる程で、終わった後の満足感と解放感がたまりません。時間のあるときにガッツリ読書したい方におすすめします。 | ||||
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前作では月村作品を大藪晴彦テイストがありますね。 と書きましたが本作はそのテイストを含有しつつ月村節が発揮されています。 それは義理人情の浪花節というのでしょうか警察・警視・公安・政治家が魑魅魍魎がごとく 暗躍する中、翻弄されつつも己の義憤を信じて正義を貫く現場の人々が颯爽として凛々しいのです。 敵対するのは幼い子供達を己の私怨で助けながらも生贄がごとく自爆テロに利用する狡猾な 悪魔のようなテロリスト達。そのテロリスト集団に身を投じながらも、一縷の人間性を残していた 幼い少女は特捜部の担当に愛情を持ちながら諭され叱責され凍りついた心を溶かしていく。 そして機龍兵の3人の活躍も目覚ましい中で、慟哭非情のライザの言葉が印象的。 ラストはしてやったりの大団円、幼いテロリストの逃亡先からのたどたどしい手紙 と由起谷の泣き笑いが胸を打ちます。 2日で一気読みとなった本作は「月村了衛、見事なり!」の大傑作です。 | ||||
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SFだがまるで今の世界を切り取ったような、息苦しさを感じるような設定と文体。しかし読後にはある種の救いのある余韻。 このシリーズは名作なのでは。 | ||||
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機龍警察シリーズ 機龍警察:姿警部、自爆条項:ライザ・ラードナー、暗黒市場:オズノフ警部と1冊で1-2名の登場人物に焦点を当てています。 今回は城木&由紀谷警部補を焦点当てています。 文学賞をもらっていないようですが、このシリーズの中で一番出来が良く、人間を丁寧に書いた作品に思えました。 | ||||
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由起谷主任がクローズアップされる。白鬼と呼ばれた過去がゆらりとよみがえる。城木理事官とその家族もまた、物語を大きく進展させる。 だが、今回もテロリスト集団のリアリティーがすごかった。作者はチェチェンの実情を調べ上げ、自爆攻撃をする少女たちの存在感に魂を入れている。 幾重にも物語は絡み合い、機龍警察は運命共同体のように絆を深めてゆく。 | ||||
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登場人物の過去が徐々に明らかになっていく仕立てなので、連作を読み続けることが必要になります。 ついうっかりこの作品だけを科忘れてしまったので、あとから買いそろえました。 | ||||
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「自爆条項」ではまり,「暗黒市場」,「火宅」,そして本作と一気読み.いずれも質が高い作品で,近未来ものとしても,ノワールものとしても,また警察ものとしても楽しめる,素晴らしいエンターテイメントだと思います. ただ暗黒市場でも少し気になったのですが,敵役の心情や動機の描写が今一つと感じます.これまでの長編では,機龍兵搭乗員が主人公だったにであまり気になりませんでしたが,今作ではテロ組織側の描写も多く,それだけに彼らの「心」の描写の薄さが気になります. ネタバレになるのであまり書けませんが,未成年テロリストの一人についてはかなり書き込まれており,その行動には十分共感できます.しかし組織のリーダーがなぜ自爆という手段をとるに至ったのか私には最後まで理解できず,結末の展開についても納得できないものを感じました.政治や個々の捜査員についての描写も多く,これだけの内容をきちんと消化するには+200ページは必要だったように思います. 戦いの描写は冒頭から壮絶で,圧倒されました.ただ次々に死んでいく警官たちが哀れで,ちょっと辛いです.近未来のキモノという兵器が一般的な時代なら,生身で戦える相手ではないことは自明のはず.そのあたりの設定にも工夫がいると感じます.警察の捜査の描写も今一つで,警察小説+近未来バトルという作品の持ち味が,本作では後者に偏りすぎていると思います. 少し辛口になり★を一つ落としましたが,本作のエンターテイメントとしての質は非常に高く,アイルランド,ロシア,チェチェンと,日本人にはなかなか相手にしにくい世界を積極的に取り上げる点には,作者の高い志を感じます.だからこそ,もっと高みを目指してほしいと願います.このシリーズ,どこかが映像化(アニメかな)しそうですね.そんな多角的な展開も期待できるシリーズです. | ||||
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登場人物の内面のみならず、息づかいが聞こえてきそうな生々しいリアリティーで紡ぎ出される物語も見事ですが、バランス良く随所に張られた伏線が、クライマックスに向けて見事に回収されていく構成が実に素晴らしい。エンターテインメント小説のお手本のような良作です。 | ||||
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シリーズ最高の作品だと思う。 レギュラーメンバーの個性が活かされていて 最高でした。 | ||||
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シリーズ4作目。そろそろダレるかと思っていたら、いい意味で裏切られた。前3作と同様、それ以上に骨太で息も詰まるような緊迫した物語。 ラストは近づくにつれて予想出来たが、それでもあれで救われた。あれのあるなしで読後感はかなり変わる。 必ずシリーズ発行順に読むべき。 | ||||
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突入要員三人のエピソードが終わり少し減速を予想していましたが、さらに話は膨らみ続けます。 薄れる事のない各登場人物の立ち方、読むにつれ加速していくテロ組織との緊迫した駆け引き、必見です。 | ||||
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物語の核心につながる第4作目です。警察内部、政官財に巣食う「敵」の正体とは?そして、それぞれの心境に変化が出る第4作目。一気読み必至です! | ||||
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大方の予想を外して今回は彼と彼女の物語。彼女がもう一度出ることはあるのだろうか。出て欲しい気もする。しかし、意外と機龍弱くないか? 好みだというキモノに乗っていない敵に四苦八苦とは。 | ||||
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3作目を読んだ時点で次回作を期待しつつも、この作品レベルを維持するのは相当難しいのではないかと感じていたが、それも杞憂であった。今回も読ませる読ませる!。全くもって凄いシリーズだ。日本にこれほどまでのストーリーテラーがいるという事が誇らしいとさえ思う。まさに読書する喜びを感じさせてくれる一品。超おススメとしか言いようがない。 | ||||
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