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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時
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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 81~100 5/6ページ
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あいかわらず、栞子さんのキャラが何ともかわいい。 大輔君は、だんだんと、自分に自信をもってきたのがいい。 栞子さんのお母さんとの、謎?な関係も興味津々。 栞子さんと大輔君のこれからにも興味津々。 次作がまた楽しみ。 | ||||
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本を語ると留まる事を知らない古本屋の女店主と本を読む事が出来ない体質でありながら女店主の語りを受け止められる青年の物語・第五弾 栞子に告白した大輔であったが、栞子の返事は五月の末まで待ってほしいと言う何とも気を持たせるものであった。返事を待つ身となった 大輔は何となく居心地の悪い思いをしていたが、仕事で赴いた古書交換会で同業者の滝野からどうにも話辛くなっている栞子を相手に 持ち出せる話の種として最近近隣の古書店に出没するという奇妙な客の話を教えて貰う。「彷書月刊」という雑誌のバックナンバーを売るが またすぐ売った店に現れて店の言い値で買い戻すという奇妙な行動をするその客がビブリア古書堂に姿を現し… 短編三本と主人公・五浦大輔以外の人物の語りによる幕間劇から構成される今回の物語。テーマがかなり明確に打ち出されていました 家族との断絶と、別れたからこそ見えたよく知っている筈の家族の別の顔…最後の一本で寺山修司の「家出のすすめ」なんかを持ち出した 辺りでかなり明確になるのだけど、今回栞子さんが依頼を受ける人々は何かしらの形で家族との関係が断絶するかそれに近い状態にあります そして別れたからこそ「全て知っていて当たり前」である筈の家族の自分が知らない別の顔を知る事になる…そんな事情が描かれます (それにしても橋の下のせどり屋、志田さんの過去は意外過ぎた!本当に人は見かけによりません) そして重要なのはそれらの依頼の元には栞子さんの母にして古書のダークサイドに落ちた女(w)智恵子が動いているという事。夫も娘たちも 捨てて古書の世界に去ってしまった彼女が謎解きを通じて伝えたかったものが今回の依頼には含まれていたのだろうな、という印象を受けました エピローグで智恵子は栞子さんに自分が家族を捨てる事は夫も結婚する前から承知していたと告げますが、当然そんな事情は知らない娘に 「家族と言えど、いや、何もかも知っていると思い込んでいる家族だからこそ知らない面があり得るのだ」と伝えようとしたのではないでしょうか? それにしても今回栞子さんのキャラ付けがやたらとコミカルと言うかキョドりっぷりが半端ない。なんというかアフタヌーン版の栞子さんを 見ている様な印象を受けました。極度の人見知りという設定はありましたけど、ここまで極端な態度は見せて無かったように思うのですが 刊行期間が開いた事で多少作者のキャラ作りが変化したんでしょうか? 智恵子との関係は一応整理がついて、大輔への態度も明確にした栞子さんですがエピローグで彼女に再び危機が、一巻以来の身の危険が 迫り始めます。作者によればそろそろ物語の方も終盤という事で6巻も並行して書いていたと言う事ですので早目の刊行が期待できそうです | ||||
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の5巻目 ますます物語は佳境に入ってきます。 いままではすべて五浦くんの一人称でしたが 今回から、ところどころ「せどり屋の志田さん」や 栞子さんのお友達や、栞子さんの一人称の部分がでてきて 新鮮でした。 今回は手塚治虫さんの「ブラックジャック」についての 物語もあり あとがきによれば、著者は資料とするための ブラックジャックだけで70冊も買ってしまったそうです。 (ちなみに全25巻!) ビブリアの人気につられて、類似の表紙をつけた 似たようなラノベがたくさん発刊されていますが この著者の本に対する情熱を考えれば 出来上がった小説が「月とすっぽん」になるのは自明の理。 一冊の古本・・・それが寺山修二の初版本であれ 手塚治虫のコミックであれ、人々が一冊の本について 大切な思いは同じであり、電子書籍では味わえない 人生の「記憶」「思い出」のよすがとなる・・・ 次回作もますます楽しみ♪ | ||||
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毒親が、活躍します。 6巻目の筋書きが読めてしまうので、とてもつまらないです。 たぶん、ネタ切れ。と言うか、ここまで続く予定ではなかったのでは無いでしょうか。 6巻目の筋を書きましょうか? ネタばらしになると思うので、止めておきます。 | ||||
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今回は4巻の長編から3巻までの短編シリーズに戻っている。 個人的には4巻の長さはちょっとしんどかったので、これくらいの短さでテンポよく読むことができ、かつ人間関係の進捗も読み解くことができるので良いのではないかと。 何巻まで続くのか、気になるものである。 | ||||
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娘が母と同じ道を選ぶか別の道を選ぶか また最後で存在をにおわした人物が大輔との関係に どう影響を与えるか気になります。 | ||||
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息子が読んでるので買ってますが、漫画だとつまらんのだけど、小説はとても面白いそうです。 ちなみに、ドラマはクソらしいですが、私は本も漫画も読まないし、ドラマも見ないので分かりません、悪しからず。 | ||||
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ドラマも見ていなかったので、久々の最新刊でいささか内容を忘れかけて いましたが、いざ読み始めてみると、どんどん読み進められました。 すごく読みやすくなっていたのと、構成が面白く、内容も安定してて。 惰性に陥るどころかむしろ盛り上がり、今後への期待大です。 プロローグとエピローグの件ですが、なにも知らずに読んだ方が 絶対にインパクトが強いので、余計な情報を目にする前にまず読み切って、 それでもモヤモヤが残った時だけほかの方の書かれているヒントを 観たほうがよいと思います。 | ||||
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これまでの、4巻とは、違いがはっきりあります。 栞子さんの、題材作品に対するうんちくが語られなくなりました。 それと、皆が、感じてた、母親との関係は・・・?? 三上さん、もう一作、書きはるな。きっと。 | ||||
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じっくり読むつもりが、どんどん読んでしまい、あっというまに読了してしまいました。 他のレビューアーの方々も書かれてますが、この巻からそれぞれの章に「断章」として、 後日談が書かれています。この断章の「その後」が次の巻へ繋がっていくのでしょう。 次巻がとても楽しみです。次は夏か秋には読みたいですねぇ。 もしかしてと思っていますが、「北鎌倉の三四郎」が第1巻以来の再登場を 果たしてくれないかなと期待してます。 やっぱり、男気ある主人公の物語は読んでいて嬉しくなりますね。 初登場のリュウちゃん、かなり笑わせてくれます。「もじもじプレイはやめてください」には 噴き出しました(笑。 | ||||
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前作で大輔は栞子に告白しその返事を待つ過程が本作の基盤です。全体を通して二人の距離が3つのエピソードを通じて徐々に近づいていきます。構成はプロローグと三つのエピソードそしてエピローグで、一つのエピソードが終わると断章が置かれます。エピローグでは次作へのひきとなるエピソードがあります。 さて、各話の語り手が主人公の五浦大輔なのはこれまでどおりですが、附属する断章の語り手はそれぞれ違います。それぞれの語り手の人生の背景が語られますが、しかもすべて母親の智恵子が絡んでいる。栞子は大輔に返事するためには決着をつけなくてはならない。でもそれが何かは分かり切っていることなのですが、最期に栞子自身が語ることでけりがつく。そのためにこういう構成にしたようです。 断章の語り手はおおよそ次の通りです。 第一話の断章1の語りは志田。 第二話の断章は栞子の友人、滝野リュウ。 第三話の断章は栞子自身です。 それぞれの人生の人には語りたくない部分が描かれます。そして同時に栞子が大輔以外のから見た姿が語られます。もちろん、語り手たちはその姿を母、智恵子とダブらせている。それは栞子自身ですらそうなのだ。 そしてエピローグはなかなか感動的かつ、次作を大いに期待させるものです。でも案外、これは、あれかも… 栞子は母とそっくりな自らに不安を感じ続けている。それが大輔の思いにこたえることをはばからせている。 父と母の出会いと残された父は幸せだったのか。父に大輔を重ねてしまうと、大輔を不幸にしかねないのではないかと悩む。それは栞子が内面も外面も母、智恵子に生き写しなのことがすべての原因。自分を母と重ねてしまわざるを得ず、そしてそのことに魅力を感じている。それが回答を延ばし続けてきた原因だった 物語は4月に始まり5月に至る。栞子が大輔と取り決めた期限だが、それは同時に栞子が智恵子との決着をつける期限でもある。五月は母子にとって等しく選択の時だ 母、智恵子は自分の能力を信頼している。そして娘を相方に迎え入れたいと願っている。娘、栞子はそんな母に似た自分自身をおそれる。それを乗り越えてハッピーエンドとはいくかは読んで確かめましょう ただ、一つ言えるのは大輔は男気がある、ということです。 前作よりもテンポがよく、無駄な登場人物もなく、完成度が高まっています。安心して読める一冊です。 | ||||
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なるほどと思わせる部分がありますね. 既刊含めて,大きな流れの中ではやっとか. と感じるとも言えます. 次巻以降の展開に期待しています. | ||||
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シリーズ第5弾。 栞子と大輔の関係に発展はあるのか? 前作で登場した栞子の母はどう絡んでくるのか?読みどころ満載。 短編集であるのはこれまで通りであるが、 それぞれに違う主人公の視点で断章が描かれているのは新しい。 安心して楽しめるシリーズになったと思う。 そして、読者の気を引くあの終わり方・・・次回作が待ち遠しい。 | ||||
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江戸川乱歩の作品を巡る事件を通じて、深めた思いを栞子に伝えた五浦。栞子の答えは「今はただ待ってほしい」だった。 再び姿を隠した母親への複雑な気持ちを抱えたまま、またも起こる古書を巡る謎。 シリーズ5巻目。さすがに登場人物が出そろって、それぞれの魅力がしっかりと認知されているだけに安定した作品になっています。 4巻が長編でこれまた良い出来(TVドラマ版はグダグダでしたが)だったので、短編に戻ってどうかと思いましたが、短編ミステリと物語を繋ぐ「断章」という作り方がやっぱりビブリア古書堂シリーズには合っているような気がします。 今回取り上げられた作品は古書店の経営者が発刊していた雑誌「彷書月刊」、手塚治虫の「ブラック・ジャック」、寺山修司の「われに五月を」の三編。あと、冒頭とエピローグにはリチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」。 特に「彷書月刊」はどんなものなのか、ついつい検索してしまいました。 取り上げられた書籍の蘊蓄を交えて、その書籍に関わった人が抱える謎を解決するスタイルは変わらず。それに五浦と栞子の恋模様と、栞子と母が抱える葛藤をスパイスに、相変わらず巧い、読ませる小説です。 エピローグで五浦が栞子さんに自然に掛けた言葉が、微笑ましくて、「そうだよなぁ」と感じる好きな人を想う気持ちが溢れていて大好きです。 シリーズは後半になってきましたが、最後まで失速せずに素敵なシリーズになれば良いなぁ…… | ||||
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「この世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる」あたりのくだりにグッときました。 シリーズ当初の安楽椅子探偵+本好きメガネ巨乳二次元的萌え短編という展開から離れて、ストーリーも魅力的になり、その中にウンチクがうまく散りばめられています。 この展開を最初から狙っていたのか、作者の腕前の成長によるものかは分かりませんが、実に面白くなってきました。 母親と本作最後に出てくる「張本人」を交え、ミステリ的にも盛り上がりそうな次巻にも大いに期待したいです。 【ちょいネタバレ】 作中にミスリードの仕掛けが隠されています。(うっかりすると気付かない) ストーリーを面白くするという点からは全然関係ないのですが、ここらへんからも作者が腕前を上げて余裕がでてきたのでしょうか?などと思い、ニヤッとしてしまいました。 | ||||
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1巻は、話題になっていたので読んでみて、大して面白く感じませんでしたが、古書好きなので、なんとなく続けて読んでいました。 2巻、3巻はダラダラしていて、4巻で少し上向いて来たなぁ〜って思っていましたが… …この5巻は、かなりの面白さです。 また、最初のページから読みたくなりますよ。 | ||||
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待望の最新刊。 期待を裏切らない面白さです。 『ブラックジャック』は泣けました。 | ||||
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ビブリア古書堂の事件手帖の五巻目です。 前回がかなり気になる終わり方だったんで、早速買ってスグ読んでしましまいました。 今回も謎が色々と解けていき面白くなっています。 志田の話も面白かったですが、ブラックシャックの話は凄く勉強になるし面白かったです。 また最後も気になる終わり方なんで、次の巻も楽しみです。 | ||||
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シリーズ第五弾。今回も期待を裏切らず、非常に面白かった。 このシリーズは、古書にまつわるミステリーと篠川栞子と五浦大輔の恋の行方、智恵子と栞子の親子の関係が渾然一体になり、この物語の軸となっている。 プロローグ、第一話、第二話、第三話、エピローグという構成なのだが、各話の後に断章という形で、各話を補う話が挿入されており、一粒で二度美味しい作品になっている。 第二話の手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)で、長年の謎が解明され、非常にスッキリした。 それにしても、古書に関する薀蓄には毎回、驚かされる。 | ||||
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前巻では大輔さんが栞子さんに思いをつたえました。 その結果がこの5巻ではでます。 それまでの間にはまた古書にかかわるミステリーがあり、 栞子さんのおかあさんがでたり・・ 本が好きな人はとてもすらすら読むことができる作品です。 6巻がまた気になる・・。 早く出して!言ってしまいそうです(笑) | ||||
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