“文学少女”と繋がれた愚者(フール)
- “文学少女”シリーズ (15)
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“文学少女”と繋がれた愚者(フール)の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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文学少女第3作の主題は武者小路実篤の「友情」!いつもクールな芥川君の衝撃の過去が明かされますが、特に最後の文化祭での劇の遠子が芥川のみならず心葉の過去の鎖をも断ち切った長口上にはしびれましたね!というか、ラストである事実が明らかにされていたので次作以降これがどうなっていくのかも楽しみです! | ||||
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愚者を救う話。清々しい。 | ||||
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文学少女シリーズ3冊目。シリーズの中で一番好きなこの作品。武者小路実篤の「友情」が主軸となり物語は進んでいく。 今回のメインは芥川くん。今まであまりスポットの当たらなかった彼が、今後のストーリーで重要になるのだろうと思わされる話だった。 とりあえず琴吹さんがどんどんどんどん可愛く思えてくる…… 武者小路実篤の友情もこの本をきっかけに読みましたが、おすすめです。 | ||||
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報われない恋をする人に理屈を振り回してその愚かしさをあげつらう人はたくさんいるでしょう。 でも、遠子先輩は違います。 どこまでも優しく、悩める人たちに寄り添ってくれます。 この本を読むまで、物語なんて逃避のためのものなんじゃないかと思ってました。 読んでる間だけ、少し、別世界に行って、終わり。なんだろうって。 でも、もしかしたら違うのかも。 物語には、ちょっとだけ世界を変えて見せてくれる力があるのかも知れない と思わせるだけの力強いお話でした。 読んだからって何かが思い通りに行くようになるわけじゃないけど、 少なくとも思い通りにいかないのは別にその人が悪いわけじゃないんだよ。 うまくいかない人も、一生懸命、精一杯、正しいと思ってやった結果なんだよ、 間違いじゃないんだ。って、言ってもらえます。 遠子先輩の行きすぎな妄想なのかも知れませんが、 それでも良いじゃないか!と思わずにいられません。 | ||||
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今回は武者小路実篤の「友情」がお題です。自分の好きな相手が自分の親友ことをすきになる、そして友情に悩むというベタなないようなのですが、そこは「文学少女」すんなりいかずドロドロの愛憎劇。読んでいて少々疲れます.また最後の演劇のパートでの遠子のアドリブ、独り語り、ネタばらしは少々ご都合主義で残念でした.主人公のへたれっぷりも今までの仲で最高です。最後に主人公の思い人だった「美雨」について語られます.主人公の妄想上の人物だと思っていたので少々驚きました.前2作に比べるとややパワーダウンですが、レディースコミックなどが好きな方には受けるかも。 | ||||
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今回の作品は、過去に捕らわれた心葉が、芥川を通じて自らの束縛を解き放つ事が主題としているようです。 この文学少女シリーズの本編を通じて、ギャリコの「スノーグース」を通じて作品のテーマとして選ばれていますが。 今回の作品は、武者小路実篤の「友情」をモチーフとして、傷ついたスノーグースである心葉が飛び立つために傷を癒そうとしている姿を描いているようです。 心葉のクラスメートの中で一番の美男子の芥川の少年時代に起こった事件がもとで、芥川はひどく思い悩んでいる。 同じように美羽の事を背負い続けている心葉が、彼の姿を通じ いままで傷を庇い、誰とも深く接する事を避けることで、これ以上傷つくことを防ごうとした怯えたスノーグースである心葉が 一つの区切りをつけることを、芥川と共に成し遂げる事が、この作品のストーリーです。 そのストーリーからどのようなテーマを見出すか。 それは読者にのみ許されることでしょう | ||||
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