(短編集)
“文学少女”と恋する挿話集(エピソード)4
- “文学少女”シリーズ (15)
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“文学少女”と恋する挿話集(エピソード)4の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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恋する挿話集、第4弾!心葉と遠子の日常のエピソードを中心に中学生になった舞花のほろ苦い初恋エピソード、麻貴の長女蛍と父親のエピソードとちょっと未来の話や美羽、琴吹さんのその後を描いたエピソードとラスト短編集に相応しいぎゅっと詰めた幕の内弁当を食べた後のようにお腹いっぱいになりました!そして、最後の「百年後」は食後に飲むスープのように心がほんのり温まりましたね!て、遠子先輩風に語ってみたけれどなんか小学生の感想文みたいだなあ(笑) | ||||
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美羽が心葉の呪縛から解き放たれて第二の人生歩めるようになったのが嬉しい。 あんな煮え切らない男に拘泥してたら人生損だよ美羽ちゃん。 この作品に限った話ではないが、なんで2次元の女の子たちはあんなウジウジした心葉みたい な男を好きになるのだろうか。ご都合主義といえばそれまでだが、同性としても理解に苦し む。 それにしても芥川クンの中の人はつくづくいくつもの作品で美羽の中の人にかしづく役をやる 運命なんだなとしみじみ思った | ||||
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菜乃が読んだ銀河鉄道の夜のお話、遠子が在学中のエピソード、芥川一詩と美羽のその後、井上舞花中学生の初恋、琴吹ななせと臣志朗の始まりの物語など、13本の短編が収録されています。 今回の全体の印象としては、井上心葉に対してどれほど遠子が心を配っていたか、どれほど心葉がそれに助けられたかを強調するエピソードと、美羽とななせもその後しあわせになるよという雰囲気を匂わせる話が多めだった気がする。だからこれで本編に関する言い訳は終わり、ということでしょう。 短い話が多いので複雑さはないし、重め悲しめのエピソードも特にないので、軽く楽しくふんわりと読める感じです。今回初めて主人公となった心葉の妹の舞花もまた色々とやりそうだなあという印象もありますが、それは描かれることはなさそうです。 | ||||
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ノリこそライトノベルですが、ハードカバーの作家さんでも申し分ないなぁといつも思います。 いつも芥川君がかっこいいですね、不器用なところがまたたまらない。 シリーズ通して成人女性にもじゅうぶんオススメ出来る作品です。 | ||||
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相変わらずレベル高すぎる文章だ。 現存のラノベ作家中でもトップクラスの一人だと思う。 しかしそれだけに、それだけに電車の中で読むのが非常に危険な一冊でもある。 本を読んでて突然嗚咽して泣き崩れるおっさんとか公害極まりないぜ! さて、そろそろ捏造エピソードで引っ張り続けるのも限界じゃなかろうか、と思えば次巻で完結するらしい。 終わってしまうかと思うとそれはそれで寂しいものがあるな。 まあ野村美月は今後作者買い決定しているが。 | ||||
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本編終了後に残されたピースを1つずつ埋めていくような短編も、さすがに今回でいわゆる“蔵出し”をほぼ終えた様子。頁数も様々な全13編もの収録に一見雑然としたものを感じかねないが、一部を時系列に並べたり、「その後」を補完する書き下ろしを加えることでバランスが保たれている印象である。 【既出短編】 冒頭の菜乃ちゃん登場に『外伝』シリーズの続きを読むかの連続性を醸しつつ、次には心葉クン(1年生)の頃へ一気に戻るところに短編集らしさを感じながらも、遠子先輩が久々に大フィーチャーされたような嬉しい懐かしみを覚えるところに構成の妙を感じる。本編とは異なる明るいテイストで綴られる遠子先輩の可愛らしさ全開かつ連発に読み手の頬も思わず緩むが、タイプこそ違えど遠子先輩も菜乃ちゃんに劣らず実は結構テンション高いのね、といった感じで楽しめた。心葉クン(妹)の舞花が中学生となって出てくる作品では、別の意味でどんでん返しだった本編最後の『レモンパイ』へのフォローをしつつ、女子中学生達の恋する乙女心に身を借りた作者の乙女的女心が満載だったように思えた。本編とサイドストーリーたる短編を絶妙にリンクさせる構成の緻密さを鑑みると、作者(と編集者)が如何にこのシリーズを楽しんでいるかが分かるよう。題材にする書籍の選定から物語の構想(逆順かも?)、そして時には(全部ではないものの)三題噺の展開まで練らなくてはならないハードな執筆作業を凌駕する楽しみがあったのではと推察する。 【それぞれの「その後」を綴った書き下ろし】 ある意味でシリーズ最強のツンデレかもしれない美羽が芥川くんに本音を語るのはいつかな?という、相変わらずな「その後」と、遅かれ早かれ行き着くわなぁという琴吹さんの「その後」に、これはスピンオフと言うよりスピンアウト?というほど次世代な“ある娘”の「その後」。 【遠子先輩の想い】 最後は遠子先輩の想いが透けて見える既出短編と書き下ろしが締め括る。遠く離れてから想いがはっきりし、大きくなる遠子先輩(大学生)の一言が素敵に奏でられている。 これで残すピースは次巻ただ1つとなる訳だが、「もしや本編最後の“再会の続き”か?」との予想は覆されたものの、遠子先輩(編集者)が心葉クンと再会する直前を描くのであろう“文学少女”ワールドの完成を心待ちにしたい。 | ||||
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