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(短編集)
“文学少女”と恋する挿話集(エピソード)4
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“文学少女”と恋する挿話集(エピソード)4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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美羽が心葉の呪縛から解き放たれて第二の人生歩めるようになったのが嬉しい。 あんな煮え切らない男に拘泥してたら人生損だよ美羽ちゃん。 この作品に限った話ではないが、なんで2次元の女の子たちはあんなウジウジした心葉みたい な男を好きになるのだろうか。ご都合主義といえばそれまでだが、同性としても理解に苦し む。 それにしても芥川クンの中の人はつくづくいくつもの作品で美羽の中の人にかしづく役をやる 運命なんだなとしみじみ思った | ||||
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菜乃が読んだ銀河鉄道の夜のお話、遠子が在学中のエピソード、芥川一詩と美羽のその後、井上舞花中学生の初恋、琴吹ななせと臣志朗の始まりの物語など、13本の短編が収録されています。 今回の全体の印象としては、井上心葉に対してどれほど遠子が心を配っていたか、どれほど心葉がそれに助けられたかを強調するエピソードと、美羽とななせもその後しあわせになるよという雰囲気を匂わせる話が多めだった気がする。だからこれで本編に関する言い訳は終わり、ということでしょう。 短い話が多いので複雑さはないし、重め悲しめのエピソードも特にないので、軽く楽しくふんわりと読める感じです。今回初めて主人公となった心葉の妹の舞花もまた色々とやりそうだなあという印象もありますが、それは描かれることはなさそうです。 | ||||
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ノリこそライトノベルですが、ハードカバーの作家さんでも申し分ないなぁといつも思います。 いつも芥川君がかっこいいですね、不器用なところがまたたまらない。 シリーズ通して成人女性にもじゅうぶんオススメ出来る作品です。 | ||||
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相変わらずレベル高すぎる文章だ。 現存のラノベ作家中でもトップクラスの一人だと思う。 しかしそれだけに、それだけに電車の中で読むのが非常に危険な一冊でもある。 本を読んでて突然嗚咽して泣き崩れるおっさんとか公害極まりないぜ! さて、そろそろ捏造エピソードで引っ張り続けるのも限界じゃなかろうか、と思えば次巻で完結するらしい。 終わってしまうかと思うとそれはそれで寂しいものがあるな。 まあ野村美月は今後作者買い決定しているが。 | ||||
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本編終了後に残されたピースを1つずつ埋めていくような短編も、さすがに今回でいわゆる“蔵出し”をほぼ終えた様子。頁数も様々な全13編もの収録に一見雑然としたものを感じかねないが、一部を時系列に並べたり、「その後」を補完する書き下ろしを加えることでバランスが保たれている印象である。 【既出短編】 冒頭の菜乃ちゃん登場に『外伝』シリーズの続きを読むかの連続性を醸しつつ、次には心葉クン(1年生)の頃へ一気に戻るところに短編集らしさを感じながらも、遠子先輩が久々に大フィーチャーされたような嬉しい懐かしみを覚えるところに構成の妙を感じる。本編とは異なる明るいテイストで綴られる遠子先輩の可愛らしさ全開かつ連発に読み手の頬も思わず緩むが、タイプこそ違えど遠子先輩も菜乃ちゃんに劣らず実は結構テンション高いのね、といった感じで楽しめた。心葉クン(妹)の舞花が中学生となって出てくる作品では、別の意味でどんでん返しだった本編最後の『レモンパイ』へのフォローをしつつ、女子中学生達の恋する乙女心に身を借りた作者の乙女的女心が満載だったように思えた。本編とサイドストーリーたる短編を絶妙にリンクさせる構成の緻密さを鑑みると、作者(と編集者)が如何にこのシリーズを楽しんでいるかが分かるよう。題材にする書籍の選定から物語の構想(逆順かも?)、そして時には(全部ではないものの)三題噺の展開まで練らなくてはならないハードな執筆作業を凌駕する楽しみがあったのではと推察する。 【それぞれの「その後」を綴った書き下ろし】 ある意味でシリーズ最強のツンデレかもしれない美羽が芥川くんに本音を語るのはいつかな?という、相変わらずな「その後」と、遅かれ早かれ行き着くわなぁという琴吹さんの「その後」に、これはスピンオフと言うよりスピンアウト?というほど次世代な“ある娘”の「その後」。 【遠子先輩の想い】 最後は遠子先輩の想いが透けて見える既出短編と書き下ろしが締め括る。遠く離れてから想いがはっきりし、大きくなる遠子先輩(大学生)の一言が素敵に奏でられている。 これで残すピースは次巻ただ1つとなる訳だが、「もしや本編最後の“再会の続き”か?」との予想は覆されたものの、遠子先輩(編集者)が心葉クンと再会する直前を描くのであろう“文学少女”ワールドの完成を心待ちにしたい。 | ||||
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文学少女シリーズ最後の短編集。 どの話も切なくも爽やかな読後感があって素晴らしかったです。 この一冊だけで13もの短編が収録されているので、読み応えもばっちり。 個人的なお気に入りは、心葉の妹、舞花が主人公の『不機嫌な私と檸檬の君』。 ベタながらも胸に暖かいものが込み上げる優しいお話です。 〜天使へのコール〜でななせの幸せへの予感を感じることができたのも嬉しい。 一度公式サイトで読んだものも、本編のラストの後に読むとまた違ったものが見えてくる。 最終巻、また野村先生の新作を共に心待ちにしています。 | ||||
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めでたく「見習い」シリーズが完結した矢先、待望の挿話集4が登場。 どの挿話集にも言えることですが、文学少女の世界を補完するのに欠かせない一冊です。 表紙の見慣れないポニーテール美羽を見て「この美人は誰だ?」と思った方もいるのでは? さて、菜乃に始まり、心葉、遠子、美羽、ななせ、心葉の妹の舞花と、 主要キャラクターに満遍なくスポットが当てられている内容となっています。 個人的には本編の「飢え乾く幽霊」が大好きだったので、蛍の外伝が書かれたことに対して、心を躍らせずにはいられません。 飽くことのない文学少女シリーズも、次巻で完結。 今作を読み込んで、終幕への準備を固めましょう。 | ||||
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今回は文学少女見習いの短編なども収録されており、こちらも非常に魅力的な挿話ですが、 やはりメインディッシュは文学少女ファン必見の、遠子先輩やななせや、美羽などの主要人物のその後にスポットを当てた挿話でしょう。 本編終了後、パリへと向かい天使と再会を願うななせの物語の結末。 心葉への依存から開放された美羽は、芥川に支えられつつ、今後どのような生活を送っていくのか。 本編では全員が各々の望む結末を手に入れたとは言い切れませんでしたが、そんな彼らが苦難の末に”幸い”を手に入れた姿を見ては、当事者ではないただの読者である私ですが一気に肩の荷が下りた気分になりますね。 また、作品の根幹にすら関わるほど重要でありながら今まで語られなかった、遠子先輩の心葉への気持ちの変化も語られています。 本編における、遠子先輩の今までの行動の裏に隠された想いが丹念に描かれており、甘酸っぱくも切ない気持ちになります。 でもこれ程の覚悟と秘めたる想いを胸に抱きつつも、最後は心葉の小説家としての未来を願った遠子先輩は、やはり真の文学少女なんだなぁと確信を得られました。 本巻を持って挿話集はすべて出し終え、いよいよ次巻の「半熟作家と文学少女な編集者」で文学少女シリーズも完結を迎えます。 大好きな作品が終わってしまうのは非常に残念ではありますが、最後まで目を離さず遠子先輩達の物語の結末を見守っていきたいですね。 | ||||
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東子さんのバトルシーンは圧巻です。 すこしSFちっくだけどいい本でした。 | ||||
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待ちに待った挿話集の第四段です。 ちょっと可笑しな話から、それぞれのキャラクターのその後を描いた少し甘酸っぱい話まで色々入っております。 僕は最初の一ページを開いた時に思わず涙腺にぐっときました。 勿体ないのでまだ全ては読んではいませんが、 ゆっくりと時間をかけて読みたいと思います。 この本は自分の生きる道の方向性を指し示してくれた、とても思い出深い本です。 来月には受験が控えていますが、 自分なりの狭き門をくぐって行きたいです。 | ||||
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幕間短編含めて13話と"文学少女"の世界がたっぷり味わえる一冊。 1〜3はどちらかというと周辺にサブキャラを追加してその「恋する」話 が多かったのに対して、4は主要キャラの「恋する」挿話集になっています。 -------- ▼文学少女見習いの、発見。 日坂菜乃編。銀河鉄道のカムパネルラとジョバンニに想うもの。 ▼文学少女と物思う公達 バレー部の王子「藤の君」と遠子の過去話にやきもきする心葉編。 ▼文学少女と幸福な子供 心葉トラウマ克服編? モチーフはアンデルセン「最後の真珠」 ▼文学少女と騒がしい恋人たち お節介遠子先輩出張編。ノリは「牛魔王」に近いかも。 ▼不機嫌な私と檸檬の君 心葉妹・舞花(13)編。中学生の恋愛事情。 ▼文学少女スピンオフ ・美羽編(+芥川一誌) ・ななせ編(+夕歌/"天使") ・蛍編(「〜飢え渇く幽霊」アフターストーリー) ▼幕間SS ・文学少女と今日のおやつ3編 ・アトリエの内緒話(遠子と麻姫) ・シュークリームの秘密(遠子と流人) -------- シリーズは次のお話「半熟作家と"文学少女"な編集者」で完結とのこと。 最後までじっくり楽しませていただきますよー! | ||||
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WEB上で発表された短編も楽しいのですが今回の売りは 挿話集3の姫倉先輩・竹田さんの「その後」に引き続いての 各キャラクターの「その後」です 美羽と芥川くんの不器用ながらも少しずつ前に進んでいく関係 ななせの心葉からの卒業と天使との再会 心葉の妹・舞花の「お兄ちゃん」との関係と中学生らしい「男の子」との出会い 母親になった姫倉先輩が我が子に語る昔の話 まとめて「良し!」です | ||||
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だってこんなにも、「幸せになってもらいたい」という言動を連発してくれるんですもの……。その幸せな意中の相手たる心葉はといえば、その遠子先輩にツンケンしつつ男の影が見えると途端にムカムカモード嫉妬モード。ここいら辺は読んでいて心葉に対し、「このバチあたりめ!」と憤慨することしばしでしたよ。 今巻では遠子先輩関係の話が多し、あとはサブキャラ達の話も短編ながらかなりありましたです。遠子先輩の関わる話はしかし、どれも胸の奥がキュンとなりそしてほんのり暖かくなるものばかりですよね。これが「"本家"文学少女」の威厳か、これは心葉ならずともそりゃ劇中の遠子先輩の関係者達みたいにヤラれずにはいられないというもので……。 しかしその描写具合からもしかしたらと薄々思ってはいましたが、心葉は妹までおとしていましたか。さすが女泣かせな心葉、その有効射程は無限大のようです。この舞花の話は、個人的に一番のお気に入りです。 次巻で遂に、この「文学少女」シリーズも正真正銘完結とのこと。早く読みたいような終わって欲しくないようなこの気持ち、正しく(作品への)愛――!野村先生、お体に気を付けそして執筆活動頑張ってください。 | ||||
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