“文学少女”見習いの、傷心。
- “文学少女”シリーズ (15)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
“文学少女”見習いの、傷心。の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文学少女見習いシリーズ第2弾は、本編の第6弾水妖で登場した姫倉家の別荘で菜乃が葛藤する「傷心」と、文化祭で起きる怪事件を描く「怪物」の二部構成!特に中心エピソードである「怪物」ではメアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」を題材に人の心に住む怪物を抉り出していくというストーリーでゾクゾクしました!菜乃が前作以上に心葉の気持ちを理解するために奮闘していく姿も良かったです!あと、琴吹さんが文化祭の劇や菜乃の存在により再生していく様も! | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文学少女シリーズが好きなので購入 DVDも小説内容も綺麗な世界が広がっています | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちゃんと完結して、主人公はどうにか幸せになっている。 それは簡単なことではないのだけれど、 そういうシリーズは全体の読後感がさわやかなのです。 もちろん、DVDもかわいらしくてとてもよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回の「傷心。」「怪物。」では、主人公と文芸部を取り巻く者達の精神的変化が顕著に描かれていて、読んでいて心が躍り、また震えるような作品に思えました。 心葉に「大嫌いだ」と言われても、拒絶されても、突き放され傷心しても、自分の中にある確かな想いと共に、彼に真っ直ぐ向き合おうとする菜乃に、少し憧れました。 「怪物」との出会いで人の心に巣くう闇を垣間見て、美しい理想だけの世界から、悪意や恐怖や悲哀など全てを含んだ現実へと歩み出す菜乃。それでも、彼女は希望を持って、新たな現実に直面していきます。 善と悪の入り交じる世界がもたらす物語を読み解き、文学少女の見習いである菜乃自身が、最後に物語の答えを見出すことを、一ファンとして期待しています。 心葉は「怪物。」において、菜乃に感情を隠す事なく、彼女にしっかりと向き合おうとしました。彼も少しずつ、「真実に向き合える人間」へと成長していると思います。ななせも今巻での新たな決意を胸に、「素直な人間」への道程を歩んで行ってほしいです。 個人的に気に入ってる千愛にも、いつか道化の仮面を剥いで自然に笑える日が来るといいなと思います。 長くなったり飛んじゃったりしてしまいましたが、最終巻「゙文学少女"見習いの、卒業。」での、物語の結末に超期待します!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
喜怒哀楽(『中国の五情』という括りでは、これに「怨」が加わるらしい)という、主に人と人との関係に端を発し、因縁や遺恨という形でエスカレートする暗澹とした感情が見え隠れしながら、人の業が蠢いて図らずも他人を傷付けてしまうやるせない物語が今回も真っ正面から描かれている。これは同時に、理想ばかりを思い描く夢見る少女な菜乃ちゃんが、人の心に巣食う闇のようなネガティブ感情を知り、これに戸惑いながらもどう理解するかを見付け出す「初体験」物語でもあった。全編が菜乃ちゃん視点、その独白はフツーの女子高生らしい無邪気に満ちていて眩しいくらい。その眩しさを遮るように心葉から、そして次々と現れる本編の主要メンバーから意味深な言葉を投げ掛けられては悩んで落ち込む菜乃ちゃん。そりゃあ、本編で愛情と怨嗟がぐるぐる交錯した果てに死線すら彷徨った面々からすれば菜乃ちゃんなんて能天気なお子ちゃまに写ることでしょう、いーよいーよ、菜乃ちゃん、あの人達は異常体験者だから、菜乃ちゃんがフツーなんだから、などと擁護のひとつもしたくなるところだが、そこはタフ過ぎる前向き雑草魂の持ち主。真摯に考えて、悩んで、省みて、一歩ずつ着実に真相という名の真理に近づいていく、その成長の過程が豪胆な行動とともにじっくり描かれていた。パンドラの箱に残された最後の1つを見付けるような一縷の望みを感じさせる展開である。「ここでアイツが出て来たか」という驚きのある結末も良かった。しかし、心葉クンも変わったねぇ。随分となよっちい部分がとれて、芥川君とのやおい疑惑まで生じる後輩からの人気者になっている。遠子先輩を追いかけながらも良い意味で依存を脱して自立しようとしている。最後に現れた思わぬ伏兵をどうあしらうのか楽しみである。それとも、いつの間にか出来上がっていた“心葉ハーレム”に仲間入りか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本編についてはアチラを参照願うとして、こちらでは付属の限定DVDについて。 オリジナルアニメーション【“文学少女”今日のおやつ 〜はつ恋〜】 スペシャルコンテンツ【劇場版“文学少女”予告映像】 ※メニュー画面では上記の並びだが、オートスタートでは逆順に流れる。 さすがに竹岡美穂さんが描く繊細な挿絵の世界をアニメで表現するのは、かの Production I.G でも難しいのだろうか。「貞子こと黒沼爽子」はあんなに素晴らしいのに……。背景や静物といった美術系はともかく、人物像は「似て非なるもの」くらいで挑んだ方が良さそう。遠子先輩の黒髪は青みがかっていないとイカンと思うのだが……。声にしても、遠子先輩役の花澤香菜さんは好きな声優さんではあるが、今回は遠子先輩というより何だか同級生の遠子ちゃんという感じがしないでもない。もう少しお姉さんっぽさと、“清楚で古風な雰囲気ながら実は少しお転婆で意外に押しが強い”という「先輩らしさ」がほしい。音楽は申し分無し。それでも、遠子先輩が引用する本や心葉の三題噺の世界を動画で観られるのはアニメならでは。「なるほど、こうなるのか」と納得できるものは充分にある。文字がまるで“イニシャルG”のごとくシャカシャカ動き回って遠子先輩の反応というか心情を表しているのは良い演出だった。 これだけで劇場版本編を占うのは尚早かもしれないが、ある程度のアタリは付けられると思う。正直なところ現状では映像的に玉石混交な印象は否めないが……シナリオで押すのか? | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 20件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|