“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

5.67pt (10max) / 3件

Amazon平均点

4.53pt ( 5max) / 17件

楽天平均点

4.25pt ( 5max) / 8件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

40.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2007年12月
分類

長編小説

閲覧回数1,363回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

2007年12月25日 “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

『悪い人にさらわれました。着替えと宿題を持って、今すぐ助けに来てください』―そんな遠子からのSOSで、夏休みを姫倉の別荘で“おやつ”を書いて過ごす羽目になった心葉。だが、そんな彼らに、八十年前起こった惨劇の影が忍び寄る。“令嬢”“学生”そして“妖怪”。役者は揃い舞台は整い、すべては再び崩壊に向かう。事態を仕組んだ麻貴の望みとは?自らの“想像”に心を揺らす、“文学少女”の“秘密”とは―。夢のようなひと夏を描く、“文学少女”特別編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)の総合評価:9.00/10点レビュー 18件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)の感想

学少女シリーズ第6作にして番外編のテキストは泉鏡花の「夜叉ケ池」!夏休みに遠子からSOSを受け取った心葉は、彼女が待つ麻貴の別荘へ行くことになるが、そこで待っていたのは80年前に起きた謎の大量殺人の再現とも言える状況だった!これまでのシリーズで一番本格ミステリっぽい雰囲気が漂う作品になっていて、ラストで次々に明かされる慟哭と救いの真実には圧倒されました!そして次はいよいよ第1期最終章ということでこれで終わっちゃうかと思うと先に残しておきたいような早く読みたいような複雑な気分です(笑)

ジャム
RXFFIEA1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(5pt)

大変良く出来ました。

シリーズを順に読み進めてきたが、今回は非常に出来が良いと思えた。キャラもストーリーも展開もスッキリキッチリしていて読了感が良かった。上手に出来た料理みたいな感じだろうか。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
4757739184
No.16:
(1pt)

無理矢理感もさすがにここまで来ると。。。

5巻までは、総じて極めて素晴らしい出来だったと思います。
私の読書の幅が狭いだけだとも思いますが、もっともインパクトを受けた文学作品と言えるでしょう。60代以上の私の両親も完全に虜にするライトノベルというジャンルに収まらない魅力があると思います。

しかし、本巻は、最後まで読破するのに苦労しました。
なんというか、安っぽい犬神家の一族みたいな感じの雰囲気は一生懸命演出しています。
これまでの巻に比べてよりいっそう「人工的」にプロットを作ってしまっている。

これは文学少女の方向性としては大変まずいと思う。
ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略
での飯田さんの説明が的を得ていると思うが、文学少女の魅力は「ロジカル」ミステリーではない。遠子先輩本人が盛んに何度も述べているとおりだ。
とすれば、「キャラの内面を掘り下げ、ほぼ動機方面のみの分析」で文学少女の「想像」を完結させる必要がある。
ところが、本巻では、gurren さんのおっしゃるとおり、動機づけ・人生の描写があまりに不十分。
いわゆるライトノベル・メディアミックス特有の萌えやミスリードのためにスペースを割きすぎて、あとがきでスペースが足りなくなったと言っている始末。編集段階でなにをやっているんだろう?無駄な部分が多すぎる。そこを数十ページ削れば、とりわけ麻貴の描写を丁寧にできたはずだ。編集者も無能と言わざるをえない。

これまでの巻に比べると、急転直下の文学少女の独壇場も伏線がほとんどなく急転直下すぎて、かつ他のキャラの活躍がなさすぎて(心葉あたりも、他の巻ではもっと重要な働きをしていると思うが、この巻では、少なくとも推理的にはサブキャラもいいとこ)、演出的にも面白くない。唯一、それなりに活躍しているのは流人くんかな。
この辺、1巻が秀逸すぎた。心葉と遠子先輩の活躍の分業が絶妙。
この巻では、心葉は単なる文学少女のおやつ係以上でも以下でもない。。。

たまたまこの巻に最初に触れた一見さんには、文学少女シリーズ全体をこの巻で評価してほしくないと切に願います。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
4757739184
No.15:
(5pt)

避暑地お嬢さま仕様の遠子先輩

最高です。避暑地お嬢様仕様の天野遠子先輩に萌えました。
エピローグは、何も言いません。このエピローグを完結編
の前に持ってきた作者の力量に感服します。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
4757739184
No.14:
(5pt)

館ものミステリ*泉鏡花。幻想的です。

今回の主人公は姫。彼女の別荘で過去に起きた惨劇にまつわる話と泉鏡花の「夜叉ヶ池」がテーマです.館もののミステリ仕立てで楽しめました.泉鏡花の作品にはちょっと惹かれますね.現代語版があれば読んでみたくなりました.
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
4757739184
No.13:
(4pt)

楽しい作品でした

文学少女シリーズの六作目
題名からラ・モット・フーケの水妖記(ウンディーネ)をモチーフにした作品と思っていましたが
むしろ泉鏡花の「草迷宮」「夜叉ヶ池」をモチーフにした作品のようです。

姫倉麻貴に招かれて彼女の別荘に行った遠子
遠子に呼ばれてしぶしぶ麻貴の別荘に行く心葉
心葉の出現で動き出す、別荘を巡る謎

少々、無理を感じるストーリーもありますが。
妖怪に怯える遠子は可愛らしかったし
面白い物語だったと思います
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
4757739184



その他、Amazon書評・レビューが 17件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク