“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)
- “文学少女”シリーズ (15)
- 別荘 (163)
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全1件 1~1 1/1ページ
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学少女シリーズ第6作にして番外編のテキストは泉鏡花の「夜叉ケ池」!夏休みに遠子からSOSを受け取った心葉は、彼女が待つ麻貴の別荘へ行くことになるが、そこで待っていたのは80年前に起きた謎の大量殺人の再現とも言える状況だった!これまでのシリーズで一番本格ミステリっぽい雰囲気が漂う作品になっていて、ラストで次々に明かされる慟哭と救いの真実には圧倒されました!そして次はいよいよ第1期最終章ということでこれで終わっちゃうかと思うと先に残しておきたいような早く読みたいような複雑な気分です(笑) | ||||
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シリーズを順に読み進めてきたが、今回は非常に出来が良いと思えた。キャラもストーリーも展開もスッキリキッチリしていて読了感が良かった。上手に出来た料理みたいな感じだろうか。 | ||||
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5巻までは、総じて極めて素晴らしい出来だったと思います。 私の読書の幅が狭いだけだとも思いますが、もっともインパクトを受けた文学作品と言えるでしょう。60代以上の私の両親も完全に虜にするライトノベルというジャンルに収まらない魅力があると思います。 しかし、本巻は、最後まで読破するのに苦労しました。 なんというか、安っぽい犬神家の一族みたいな感じの雰囲気は一生懸命演出しています。 これまでの巻に比べてよりいっそう「人工的」にプロットを作ってしまっている。 これは文学少女の方向性としては大変まずいと思う。 ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略 での飯田さんの説明が的を得ていると思うが、文学少女の魅力は「ロジカル」ミステリーではない。遠子先輩本人が盛んに何度も述べているとおりだ。 とすれば、「キャラの内面を掘り下げ、ほぼ動機方面のみの分析」で文学少女の「想像」を完結させる必要がある。 ところが、本巻では、gurren さんのおっしゃるとおり、動機づけ・人生の描写があまりに不十分。 いわゆるライトノベル・メディアミックス特有の萌えやミスリードのためにスペースを割きすぎて、あとがきでスペースが足りなくなったと言っている始末。編集段階でなにをやっているんだろう?無駄な部分が多すぎる。そこを数十ページ削れば、とりわけ麻貴の描写を丁寧にできたはずだ。編集者も無能と言わざるをえない。 これまでの巻に比べると、急転直下の文学少女の独壇場も伏線がほとんどなく急転直下すぎて、かつ他のキャラの活躍がなさすぎて(心葉あたりも、他の巻ではもっと重要な働きをしていると思うが、この巻では、少なくとも推理的にはサブキャラもいいとこ)、演出的にも面白くない。唯一、それなりに活躍しているのは流人くんかな。 この辺、1巻が秀逸すぎた。心葉と遠子先輩の活躍の分業が絶妙。 この巻では、心葉は単なる文学少女のおやつ係以上でも以下でもない。。。 たまたまこの巻に最初に触れた一見さんには、文学少女シリーズ全体をこの巻で評価してほしくないと切に願います。 | ||||
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最高です。避暑地お嬢様仕様の天野遠子先輩に萌えました。 エピローグは、何も言いません。このエピローグを完結編 の前に持ってきた作者の力量に感服します。 | ||||
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今回の主人公は姫。彼女の別荘で過去に起きた惨劇にまつわる話と泉鏡花の「夜叉ヶ池」がテーマです.館もののミステリ仕立てで楽しめました.泉鏡花の作品にはちょっと惹かれますね.現代語版があれば読んでみたくなりました. | ||||
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文学少女シリーズの六作目 題名からラ・モット・フーケの水妖記(ウンディーネ)をモチーフにした作品と思っていましたが むしろ泉鏡花の「草迷宮」「夜叉ヶ池」をモチーフにした作品のようです。 姫倉麻貴に招かれて彼女の別荘に行った遠子 遠子に呼ばれてしぶしぶ麻貴の別荘に行く心葉 心葉の出現で動き出す、別荘を巡る謎 少々、無理を感じるストーリーもありますが。 妖怪に怯える遠子は可愛らしかったし 面白い物語だったと思います | ||||
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