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古書店主



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【この小説が収録されている参考書籍】
古書店主 (ハヤカワ文庫NV)

古書店主の評価: 3.25/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

パリを愛するアメリカ人のサスペンス

妻に逃げられた駐仏アメリカ大使館員のヒューゴー
CIAで引退を勧められ一線から遠ざけられているトム
一人一人ではそれほど目新しいキャラクターではないかもしれませんが
コンビになるとホントにいい味出してます。

謎また謎、けれど異常者だらけの常軌を逸した犯罪の連続、というわけではなく
登場人物たちは冬のパリでみるみる陰謀に巻き込まれてゆく。
緊張感ある展開ですが、最後の最後は少し息切れしたのか、ちょっと尻切れ感があるかも。
とはいえ、十分なカタルシスを味わえました。

作者はパリをこよなく愛しているのが十分伝わってきます。
ブキニストと呼ばれる古書店主たちをはじめ、背景となるパリの描写は臨場感にあふれています。

処女作だそうで、周囲の人々も人物造形はそそられるのに、その描写が少し弱いかも…
アメリカ風の強烈なキャラに慣れていると、食い足りない感じがするかもしれません。
それだけにもっとコンビ二人の活躍が読みたいです。
続編が早く紹介されますように、期待をこめて☆5つとさせていただきました。
古書店主 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:古書店主 (ハヤカワ文庫NV)より
4150412960
No.2:
(4pt)

なかなか面白い!

パリの街を思い出しつつ、期待以上に興味深く読み進み、次作も是非読んでみたいと思います。さっそく友人に回しました。
古書店主 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:古書店主 (ハヤカワ文庫NV)より
4150412960
No.1:
(4pt)

セーヌ河岸のブキニスト

セーヌ河岸で古書を売る一人のブキニスト(古書販売人)が殺され、そのブキニスト

と友達になっていた元FBI捜査官でもある、駐仏米大使館外交保安部長の主人公が謎

の解明に乗り出す。その過程で、彼が両親をナチに殺されたユダヤ人のナチハンターそ

してフランスの対独協力者告発人であることがわかる。その後、麻薬密売を追いかけて

いるというおしゃれで美人の女性ジャーナリスト登場、彼女の父である○○・ド・○○

伯爵を縦糸に、○○人麻薬密売組織を横糸に話は展開する。その中で、ランボーやクリ

スティーそしてクラウゼッツ・ミルトンなどの初版本が登場、最後は有名な私立探偵が

活躍する(?)。パリの街の様子もわかってなかなか面白かったが、○○・ド・○○伯

爵がなぜ死ぬ必要があるかも含めて、いくつか疑問が。
古書店主 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:古書店主 (ハヤカワ文庫NV)より
4150412960

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