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大迷宮
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【この小説が収録されている参考書籍】
大迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「大迷宮」は、「少年クラブ」の昭和26年1月号〜12月号に連載された作品である。 連載当時から金田一ものとして、書かれた作品であり、由利ものに改稿されたなどという事実はない。 由利ものから、金田一ものに改稿されたのは、「夜光怪人」1作だけであり、由利ものから金田一ものに書き換えられた作品が多いというのは、勝手な思い込みであり、全くのデマである。 ちなみに、「蠟面博士」は三津木から金田一に書き換えられた作品である。 金田一もののジュブナイルオリジナル長編は、「大迷宮」「黄金の指紋」「仮面城」「金色の魔術師」「迷宮の扉」の5作品だけである。 | ||||
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金田一耕助が登場する少年少女向け作品だが、正直、金田一耕助を登場させる必要があったのかと疑問に感じる。トリック、アリバイが問題となるような本格推理ものではなく、怪獣男爵をはじめ、怪しげな人物が大勢登場し、場所を次々と変えながらスピーディーな展開をみせる冒険活劇もの。金田一耕助が推理をみせる場面があるにはあるがそれほど大したものではないし、腕っぷしが弱くアクションが苦手な金田一耕助にとっては、この作品のようなハードボイル的な展開では本来の力を発揮できず、精彩を欠いている。 少年少女向け作品としてはまずまずの内容ではあるが、リアリティーに欠けると感じる箇所があるし、特に印象に残るような事柄は何もない。 | ||||
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『怪獣男爵』、本書、『黄金の指紋』と三部作になっている。投場人物など重複しており、順番に読んだほうがいいだろう。 昭和26年に『少年クラブ』に連載されたもの。少年向けの冒険推理小説である。金田一耕助も登場するが、まあ、あまり過大な期待を抱いて読むのはやめよう。 タイトルにもなっている大迷宮の影が薄い。 少年活劇ものとしては、そこそこの出来だと思う。 | ||||
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