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真珠塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
真珠塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「真珠塔」と「獣人魔島」の2本の中篇が収められている。 いずれも少年少女向けの探偵ものとして書かれたもので、探偵小僧・御子柴進と三津木記者が活躍する。 「真珠塔」は、昭和29年に出たもの。粗製濫造されたものらしく、同年に出た「青髪鬼」と非常に似通っている。文章の同じ箇所も少なくない。しかし、トリックは似てはいるものの、きちんと違うものになっており、そのあたりはさすがだ。 「獣人魔島」は昭和30年の作。こちらも見たような設定・物語だが、プロットの展開は予想通りには進まなかった。結末にはビックリさせられた。 どこかで見たような物語でも、トリックや意外性という点でオリジナリティが盛り込まれ、きちんと仕上がっている点は偉い。 | ||||
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