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デカルトの密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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『パラサイト・イヴ』で有名な著者の、SFらしい人間とロボットの違いを描いた長編。この著者は堅苦しく難解な題材をエンタテイメントにしてくれる印象でしたが、今回のこれはひたすら論文調で、やや眠い。登場人物たちが難しげな会話を延々とするだけ〜の展開が続くうえにべつに序盤の会話が伏線になって後半一気にストーリーが! というわけでもなく、辿りついた結論も安易。読んで損したとは言いませんが、徒労感。 | ||||
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この作品は、背景は押井守監督の『攻殻機動隊』『イノセンス』がちらついて見え、内容では鈴木光司さんの『ループ』とほぼダブる。結局フランシーヌと真鍋は現実世界より下位のネット世界へ自我を解き放ち、そしてネット世界から見れば上位の世界にあたる現実世界を知覚するために、ロボットのケンイチを取り込もうとするわけだが(我々人間から見ればケンイチはロボットであるから現実とネット両方の世界を知覚できるからだ)、結局はつじつま合わせのようにしか思われない。疑問ばかりが残る小説だった。 | ||||
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ほんとうに出そうになりました。 実際、途中までは読んでいくことがかなり苦痛でした。 しかしなんとか話についていき、だんだん著者の主題が明確に理解できるようになってくると、ラストは結構、感動を覚えました。 この小説のジャンルはSFです。 しかしテーマは<自意識>です。 簡単に言うと、哲学者の<デカルト>がとなえた「我思う、故に我あり」という<自意識>に関する哲学命題が、<ネットワーク>と<ロボット>という科学の進歩によって、どう変化するのか? というお話しです。 私はこの小説は、「エヴァンゲリオン」、「攻殻機動隊」という日本が世界に誇る二大アニメに対してのアンチテーゼではないかとにらんでいます。「鉄腕アトム」の逆襲と言ってもいいかも知れません。 どういうことかというと、作者のメッセージをめちゃくちゃ私的に要約すると、 「インターネットやゲームばっかりしてちゃだめだよ。一番大切なのは、人間の愛なんだ!」 となるからです。 星が三つの理由は、著者があまりにもいろんなこと(哲学、科学、ミステリー、小説的なしかけ、パズル的な要素、物語の逆転、などなど)を詰めこみすぎで、ついてくのがほんとうに大変だったからです。 (特に視点の分裂効果を演出するために、小説構成が非常にトリッキーなのはいくらなんでもやり過ぎだと思う)。 しかしもしかするとそれは私が一般人だからで、哲学、ネットーワークなどにある程度精通したかたにとっては、大傑作なのかもしれません。 | ||||
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衒学趣味っぽい、無理やり詰め込んだ感じのある作品だと思います。 いろいろな引用がうざい、とか デカルトとかワケわかんないからとばしちゃえ、とか そういう人にはお勧めできません。 私だって分からない文章一杯あったし、 一人称がケンイチくんも祐輔さんもあとから出てくる敵側の人もみんな「ぼく」だから 数行目かにならないと誰の視点だかわからない場合があったりしました。 そのへんは作者さんがもうちょっと親切というか丁寧に文を組み立ててくれればなあ、 と思ってしまいました。 あと、チェスが分からないので面白みが半減したと自分では思っています。 | ||||
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感想としては、まず、『やっと読み終えた。。。(-_-;)』と言う感じ。 ミステリーの本を読んでいると言うよりは、哲学やら、 ロボット工学(情報工学?)やらの専門書を読んでいるような感覚。 細かい字で、450p超の大作だし、言葉は難解だし、 専門用語で会話する登場人物だらけだし、目線というか、語り手がコロコロ変わり、 場面も行きつ戻りつするので、頭が非常に混乱する話でした。 もともと心理学とか哲学とかに興味があったので、 今まで得た知識も動員しつつ読み終えたという感じ。 こう言うのが好きでない限り話を楽しめる余裕までは出てこないかも。 また、この話自体が、続き物の2作目に当たっていて、前回の話が分からないので、 登場人物の設定が既にされていて、飲み込みに時間が掛かったということもあり。 登場人物もストーリーも魅力的だと思うのに、それを追う前に 大量すぎる専門用語に疲れてしまう。 | ||||
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ロボットものとして購入し、読みましたが、人工知能に関係した、”自己”とは何か?というような話であった。読ませいたいためなのか構成が難しくなって一気に読まないと話の流れそのものがわからなかった気がします。とにかく読み応えというか、読んでみて”自己”とは何かと考えるきっかけにはなると思う。 | ||||
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サイエンスのバックグランドという著者の経歴を信用して 楽しみにしていた人も多いと思いますが、 ちょっと難解すぎませんか。 デカルトの話についていける人が読者にどれくらいいるのでしょう。 ストーリーは楽しめるのですけど。 もっと他に書きようがあるのでは。著者らしさを 出そうとするとこうなるのでしょうが。 でも、最後まで読んで、難解だから もう一回読もうと思って、最初から読み返したら 一度目より格段に楽しめましたよ。 そういう小説なんだと思いますよ。 | ||||
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