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(短編小説)
アッシャー家の崩壊
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【この小説が収録されている参考書籍】
アッシャー家の崩壊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
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まさにタイトルの通り、アッシャー家の崩壊です。ただラストにまさか家そのものを消すとは思いませんでした。 沼の陰鬱な存在が伏線となって生かされた素晴らしいラストだと思います。 アッシャー家の血を崩壊させ、最後に屋敷そのものを消すことでアッシャー家の歴史そのものさえも崩壊させたんだと思います。 なかなか聞きごたえのある作品で、とても面白かったです。 | ||||
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最近読んだ怪奇の中では一番ではないでしょうか。それくらい面白かったです。 それに今回は本ではなくオーディオブックにしたのも正解でした。 いい雰囲気を醸し出していてとても楽しみながら聞けました。 | ||||
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エドガーアランポーの作品は結構怖いのが多いので今回も期待して聞いてたのですがその期待にばっちり答えてくれました。怪奇系が好きな人にはもってこいの作品だと思います。しかもリアルだったので現実味があり面白かったです。 | ||||
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「アッシャー家の崩壊」:生き埋めの恐怖は、かの「レ・ミゼラブル」を読んでいても、実感に近いものを感じましたが、この作品については、ポー、ひょっとしたら謎解きなんかより恐怖を描写することしかアタマになかったじゃないか、と感じました。訳者が解説で述べておられるように所収の作品は、恐怖物から推理物に順に配列されていて、最後の「黄金虫」:ボクはずっと<おうごんちゅう>と読むものと勘違いしていました。乱歩の黄金仮面の影響かもしれません。<こがねむし>でいいんだ、かわいいね。でもこんなに凝ったお話を書いていたら早死にするはずです。詩~ボクには解釈できません~も含めてこれらの短編集は、ポーの技量が凝縮され、惜しげもなく投入されていて読み応え十分です(=^・^=) | ||||
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猫の祟りが奇妙なようで本当にあった話みたいで引き込まれました。 | ||||
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エドガーアランポーの作品はどれも僕を魅了するものばっかりですが、この作品も彼の人気の短編小説として有名です。音声バージョンがあるのを見つけたので、迷わず購入してしまいました。思っていた通り、文字だけよりも何倍も雰囲気があって臨場感も半端なかったです。エドガーアランポーの音声化されている作品はまだたくさんあったので聴き続けようと思います。 | ||||
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元々、ポオのファンであり、この本に限らず、色々と読んできましたが、 「ゴシック」と、名前がついていたので、何か変わったのかと思いましたが、 以前と同じでしたね。 収録されている作品、どれも秀作ですが、 「落とし穴と振り子」、ストーリー的にはありふれているかもしれませんが、 これがあるから、買ったと言っても、過言ではないでしょう。 もちろん、以前にも何度も「落とし穴と振り子」が、収録された本は購入しましたが、 ポオ独自の世界を味わうには、これ一作だけでも、十分と言っても過言ではないです。 ほかの作品も、言うまでもなく名作ですが、この一品が、常に私をひきつけます。 まさに、大作の群れ、そう言ってよろしい一冊でしょう。 | ||||
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ポーの怪奇幻想小説だけを集めた短編集。 黒猫による復讐劇だったり、死んだはずの女が蘇ったりと、超自然的な出来事がどんどん起きる。 とてもリズミカルにストーリーが展開するので、違和感を感じることなくすらすら読める。 なによりポーの作品の素晴らしいところは(というよりも、素晴らしい幻想文学は往々にしてそうなのだが)その非現実さや突拍子のなさに左右されることなく、作品の根底に流れる静かで痛切な音楽を、読者にそれとなく聴かせるということだ。 | ||||
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江戸川乱歩がエドガーアランポーから来ていたことを初めて知りました。とても楽しく読めました。 | ||||
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何とも言えない表現にぞわぞわっとなりますが、怖いながらも読み進めてしまう本です。 | ||||
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谷崎潤一郎氏の実弟、谷崎精二氏の訳が完璧にポーの世界観を伝えます。 谷崎氏の訳を読むと、他が・・・ムムム、いまいち、に思えてしまいます。 この、四六版くらいのサイズがいいですね。(単行本が好きだ) ゆっくりと、味わって、読書が出来ます。 さし絵については、黒猫の片目はつぶれていてもよかったんじゃないか?とか、 渦巻きはもう少し、白黒のコントラストで、どぎつくてもよかったんじゃないか とか思いますが、早ければ、小学生の中学年から手に取る本なものですから その辺りも、よく考慮されているのでしょう。 | ||||
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生活用品や楽器などでAmazonの中古品を買う勇気がまだないのですが、 本ならまあよかろうと、今回初めて買ってみました。 届いて驚いたのは、帯も付いたままで勿論ページをめくっても全くきれい! 新品と変わらないのです。 さすがAmazon、中古品も質が高いと感心しました。 還暦近くなって最近乱歩作品を全て読破し、 その原点であるポーの作品を是非読みたいと思っていたところですのでとても良い気分です。 あまりに有名な作品ばかり集まっていますので、 本書の内容や小説の感想は他の方のレビューにお任せします。 | ||||
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還暦近くなって江戸川乱歩にはまり、一気に全作品を読破した後で、 やはり彼が大きく影響を受けた黒岩涙香とエドガー・アラン・ポーは読まない訳にはいかないと思いました。 先ず推理小説のモルグ街の殺人(もちろん粗筋は知っていましたが)等を読んで、 次に怪奇小説の本短編集を読んでみました。 成程ポーならではの世界と言うかこのジャンルの祖というかここから始まったんだという感じがあります。 どれも面白いですが、個人的には赤い死の仮面が好きです。 | ||||
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小学生の時に始めて読み、不気味でリアルな絵に心底怯えました。 表紙の黒猫のリアルさからもお察しできると思います。 『早すぎた埋葬』は怖すぎて夢にまでみました。 しかし、年を重ねてから読むと、ただ怖いだけではなくて、人間の精神が崩壊していく様を、当事者になって味わう恐怖(『黒猫』)や、無常を感じさせるアッシャー家の最期など(『アッシャー家の崩壊』)、非常に味わい深い作品たちであることがわかりました。 この本は、児童書なので、小学校高学年くらいから読めるよう、易しい言葉で訳されています。 それでいて、ポー作品の味わいを損なうことなく読むことができます。 挿し絵も大好きなので、ずっと変わらず残ってほしい本です。 | ||||
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エドガー・アラン・ポーの小説を読むのはこれが初めてでしたが、 楽しく読めました。 最近は猫を小説に登場させる作家が多いですが、 ポーの黒猫ほど上手く描けている作品は少ないのではないでしょうか。 おもしろい短編集だと思います。おすすめです。 | ||||
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『アッシャー家の崩壊』を収録。 「無機物や、植物や死体にも霊魂は宿る」はずはないのに、 「無機物や、植物や死体にも霊魂は宿る」のではないか、 「無機物や、植物や死体にも霊魂は宿る」のは、当たり前のことである。 と読み進めるうちに思えてしまうのがこの小説の怖さである。 それは生きた人間の技である。と思えるところはもっと怖い。 | ||||
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初めてポーの作品をしっかり読んだのは、大学の授業。 それも『アッシャー家の崩壊』。最近のホラー映画で観られる気持ち悪さや ハッというおどろかされる怖さではなく、少しずつ知らない間に恐怖心を あおり体の芯までゾクゾクとするような感じ。授業中に先生の解釈付で読み 進めた時のなんとも言えない不気味な感覚を、今でも忘れられない。 この本には、題名にもある通りポーの作品でも有名な『黒猫』も収められ、 彼独特なゴシックホラーの世界が楽しめる。是非、お試しを。 | ||||
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ポー生誕200周年ということで、巽孝之氏による新訳の短編集。 黒猫ぐらいは読んだことあったけど、ちゃんとポーの作品を読んだことがなかったので、面白かった。 しかし、100年以上前に書かれたとは思えないぐらい、ポーの作品って怖いなぁ。真のゴシックホラー。 | ||||
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ポーの生誕200年記念に出版された短編集、第一弾。 「ゴシック編」と銘打たれたこの本には、以下の6作が収録されています。 温厚だった男性がアルコールで身を崩し、やがて罪を犯し自滅する様を 彼が可愛がっていた黒猫を印象的にからめて描いた「黒猫」、 疫病から逃れるため城に閉じこもり、遊興にくれている王侯貴族に やがて影が忍び寄る「赤き死の仮面」 最愛の妻を亡くした男の、妻への想いとその後の生活の独白「ライジーア」、 スペインの異端審問にかけられた男の「落とし穴と振り子」、 自分にそっくりな男がつきまとう「ウィリアム・ウィルソン」、 級友に招待されて行った屋敷でおこる不気味な事件「アッシャー家の崩壊」。 多くが、作中人物の独白形式で書かれています。 物語は美しい、絢爛な文章でつづられながら 緊迫感と不気味な雰囲気も併せ持っていて、まさに名作。 巻末には年譜も収録されています。 | ||||
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本書に収録されている「赤き死の仮面」(The Masque of the Red Death)は、トム・クランシーの「合衆国崩壊」第4巻P.117と、「教皇暗殺」の第1巻p.67に、「赤死病の仮面」として登場する。 どんな本か興味があって、調べてみたところ、ポーの新刊(後述のように単なる復刻ではない)として発売された本書に含まれていることが分かったので買ってみた。 読んでみたが、確かに、トム・クランシーの作品に出てくるお歴々の記憶に残るのもなるほどと思える、強烈な隠喩を含んだ作品である。 なお、ポー作品は、高校生時代に読んだが、「黒猫」と「アッシャー家の崩壊」は印象が強かったのか、よく覚えていた。 ただ、幾つかの作品が載っていないようなので検索したら、どうやら、昔、私が買った文庫本には、「黒猫」、「アッシャー家の崩壊」以外に、「黄金虫」、「ウィリアム・ウィルソン」、「メールストロムの旋渦」が掲載されていたようだ。 本書は、短編集1とあるので、いずれ紹介されることになるのであろうが、「黄金虫」と「メールストロムの旋渦」(要は浦島太郎的な話)にも何とも言い表しがたい強烈な印象を受け、「ポーは天才」との思いを当時強く持ったことを付言しておきたい。 | ||||
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