(短編集)

ホートン・ミア館の怖い話



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.67pt ( 5max) / 3件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2012年12月
    分類

    短編集

    閲覧回数983回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ホートン・ミア館の怖い話

    2012年12月08日 ホートン・ミア館の怖い話

    ホートン・ミア館に向かう馬車にゆられながらぼくは泣きたい気持ちになっていた。知らない人といっしょに、クリスマスを過ごすなんていやだ。そう思いながら、ぼんやり窓の外をながめているときふと、闇の中に女の顔が浮かびあがった。その女はずぶ濡れで、着ているのは薄いスリップだけ。そして、ぼくに何かをうったえるように叫んでいた…。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ホートン・ミア館の怖い話の総合評価:9.33/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    私には怖かったです…

    シリーズの他の三冊も読んでいます。それらは単話でサクサク進んで少し不思議で嫌〜な(悪い意味でなく後味が悪い(笑)お話達で、とても怖がりな私でも結末を楽しみに読み進められたし最後の一冊であるホートンミアも軽い気持ちで手に取ったのです、が…。

    一冊目から感じていた情景描写の上手さが遺憾なく発揮されており館の構造や主人公が見ている景色を脳内に展開すると小さい頃感じていた古い家への恐怖心が知らず高まってしまっていたようで、最後はふいに起きた部屋の物音と怖いシーンが重なり絶叫してしまったほど(泣)
    これは私が昭和の家の暗闇に怯えて暮らしていた過去持ちの、怖がりだからかなと思うのですが長編の方は他の三冊と違って読み応えがあり作家さんの力を感じました。

    この作家さんの情景描写、本当にカッコよくて好きです。
    ホートン・ミア館の怖い話Amazon書評・レビュー:ホートン・ミア館の怖い話より
    4652080050
    No.2:
    (5pt)

    タイトルが残念、中身は良質

    まずタイトルについてですが、この本は「モンタギューおじさん」のシリーズとは別物です。
    一人の人物が幾つもの話をするのではなく、子供のころの自らの体験を記すという形をとっています。

    しかし、「モンタギューおじさん」の世界と同じであることが分かる部分があります。
    一か所だけ、「モンタギューおじさん」の話の登場人物の名前が出てくるからです。
    (名前のみの登場なので、この作者の本を全く読んでなくても大丈夫です)

    それから、「怖い話」というタイトルや、「超怖い」という帯の煽り文句には大いに疑問を持ちました。
    確かに幽霊が出てきたり怪異が起こったりしますが、怪談のような分かりやすい怖さではなく、
    むしろ「悲しい話」です。とても悲しい話です。

    ついでに細かいことではありますが、訳者の後書きに「登場人物が年齢不詳」とあるのですが、
    「この人は何十代くらい」「あの人とこの人は同じくらい」とありますので、
    全くの年齢不詳というわけではなく、ある程度想像がつきます。
    主人公から見たらおじさんくらいの年齢の人たち、というくらいで充分だと思います。

    話の内容は、できるだけネタバレを避けて書きますが、
    主人公の目を通じて、館の主人の悲しい生涯が徐々に明らかになる、
    というやり方がとても上手いと感じました。
    この館の主人が、実は影の主人公と言ってもいいと思います。

    最後まで読むと、館の主人とその妹に対する捉え方が変わります。
    再読すると、謎だった行動の意味や、何気ない行動に隠された本性に気付かされ、
    最初に読んだ時とは異なる気持ちで読むことができます。
    そういう意味で、結末を知ったら終わりではなく、最低でも二度は楽しめる本です。

    ただ、この人はあの人を嫌ってるのにどうして親切にしていたのか、という謎も残るのですが、
    恐らく相続が関係するのかな、ということで納得することはできました。
    こういった具合に何もかも詳細に記すのではなく、読者の想像に委ねる部分もあります。

    最終的に因果応報となる人物もいれば、不遇なまま生涯を閉じる人物もいます。
    この辺りのリアリティが、児童文学でも大人も楽しめる所以ではないかと思います。
    ホートン・ミア館の怖い話Amazon書評・レビュー:ホートン・ミア館の怖い話より
    4652080050
    No.1:
    (4pt)

    じんわり怖い

    淡々と語られる館の情景が徐々に、じんわりと恐怖をもたらします。

    最後まで飽きさせない語りはさすがです。

    残念なのは「怖い話」をタイトルに付けちゃったこと。

    原題や作品のスタイルからすると明らかに「怖い話」シリーズではないのに…
     

    ヒットシリーズにひっけたほうが売りやすいんでしょうけどタイトルとスタイルは作家さんもこだわりあるとこだと思うので星マイナス1です。
    ホートン・ミア館の怖い話Amazon書評・レビュー:ホートン・ミア館の怖い話より
    4652080050



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク