(短編集)

トンネルに消えた女の怖い話



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初公開日(参考)2010年07月
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トンネルに消えた女の怖い話

2010年07月21日 トンネルに消えた女の怖い話

初めての一人旅。少し眠って目をあけると、列車は止まっていて、ぼくの前の空いていた席に、白いドレスの女が座っていた。肌は青白く、ほっそりしていて、靴から帽子まですべて白だった。他の乗客は全員ぐっすりと眠りこんでいる。その女は「何か退屈しのぎを考えなくてはね。物語はどう?」とぼくに語りはじめたのだった。                欲望、猜疑心、嫉妬…人間の心の隙間に忍び寄るおそろしい魔の手。トンネルの先には一体何が? (「BOOK」データベースより)




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トンネルに消えた女の怖い話の総合評価:8.33/10点レビュー 6件。Bランク


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No.6:
(4pt)

面白い!

短編集でありますが、どれも面白かったです!
トンネルに消えた女の怖い話Amazon書評・レビュー:トンネルに消えた女の怖い話より
4652079745
No.5:
(5pt)

そこはかとない恐怖

しずかな哀しみと恐怖。上質。
トンネルに消えた女の怖い話Amazon書評・レビュー:トンネルに消えた女の怖い話より
4652079745
No.4:
(1pt)

駄作感。

モンタギューおじさんが好きだったので購入。半分くらいまで来たところで作風にも展開にも設定にもまあたらしさが無く、怖い話もクオリティがガタ落ちしている様に感じて来て読み進まなくなりました。残念。
トンネルに消えた女の怖い話Amazon書評・レビュー:トンネルに消えた女の怖い話より
4652079745
No.3:
(5pt)

読者を選ぶ「恐い話」

『怪談レストラン』等ここ数年子ども向け怪談話が多いが、やはり子どもを対象にしているため大人が読んでもそれほど恐怖感などが伝わってこない。
しかし本作品は児童書としてのレベルではなく、大人が読んでも「恐い話」ばかりが掲載されている。子どもだけでなく大人にも手にとって読んで欲しい本である。

イギリス「怪奇小説」は「理不尽」「不可解」な作品が多く、読後「何も悪さしていないのにどうして殺されたり、酷い目にあわないといけない?」ということが多い。本書も例に漏れず「理不尽」「不可解」な話がいくつかある。
また終わり方も曖昧で「結局どうなったの?」ということも少なからずあり、読後スッキリしないこともある。
それ故に普段『怪談レストラン』等の(言い方は悪いが)内容の軽い・薄い「恐い話」ばかりに接している子どもや日常マンガや内容の薄い本にしか接していない子どもには、本書は「退屈」「おもしろくない」「意味が分からない」本になると思う。
読者を選ぶ「恐い話」なので、子どもに薦める場合はその点を注意しないといけないだろう。
トンネルに消えた女の怖い話Amazon書評・レビュー:トンネルに消えた女の怖い話より
4652079745
No.2:
(5pt)

怪奇の鉄人渾身の鉄板シリーズ‘怖い話’第3弾「トンネルと白いドレスの女編」。

怪奇と恐怖をこよなく愛する英国の新進児童文学作家プリーストリーの渾身の鉄板シリーズ‘怖い話’第3弾です。本書は著者の3冊目の日本紹介作で、過去の2冊も1作にたくさんの怪奇短編を惜しげもなく盛り込む連作短編集の形式が多くの怪奇ファンから好評を持って迎えられまして、そろそろネタに苦しむのでは?という心配もどこ吹く風で、常に前作を上回るクォリティーの高さと新鮮な面白さを読者に与えてくれています。本書も序章で与えられた意味深な手掛かりを怪しみながらどんどん読み進みますが皆目見当がつかず、楽しみながら何時の間にか終章まで引き摺られ、最後にやっと今回も著者の術中に完全に嵌められた事に気づいて驚嘆させられます。
『列車』列車で初めての一人旅に出る少年を見送る継母が発車の直前不意に「キス」と「トンネル」の不吉な夢を見たと言って引き止めようとするが、一笑に付した少年は振り切って列車に乗り込む。やがてトンネルの前で列車が止まったのに気づいた少年は座席の前にいる白いドレスの女から「退屈しのぎに物語を話してあげましょうか」と持ち掛けられる。『温室』興味の持てない植物を無理に好きにさせようとする父を憎む少年と家族に起きる恐ろしい出来事。『島』悪戯好きの兄弟が偶然見つけたのは木の中の古代の墓で、二人は悪夢の様な運命に見舞われる。『新しい家庭教師』新しく迎えられた女性家庭教師が一家の不気味な子供と懸命に心を通わせようと努めるのだが・・・・。『小さな人たち』父の再婚で家族になった義理の妹を憎む姉が、妹が秘密にする神秘的な「小さな妖精」と遭遇するのだが・・・・。『猫背岩』スコットランドの島に越して来た父子が土地の不吉な猫背岩を見つけて信じられない不幸に魅入られる。『ジェラルド』少女が急に魂の抜け殻の様になった少年に脅え、やがてその恐ろしい理由と真相を知らされる。『シスター・ヴェロニカ』厳格に少女達を躾ける修道女が味わう身も凍る復讐の罠。『ささやく男』原因不明の死を運ぶ「ささやく男」の戦慄の正体とは?『壁の割れ目』少年が身を持って知る事となる引越し先の家の部屋の壁の割れ目に潜む得体の知れぬ存在の謎。『トンネルの入り口』執拗に襲い掛かる睡魔に負けまいとする少年が遂に屈しかけた時に・・・・、悲惨な真実が少年の目を開かせます。無慈悲な結末を迎える物語ばかりを好んで語る女の正体に少年と同時に思い当たった貴方の心に慄然たる恐怖が込み上げて来るでしょう。
著者は怪奇と恐怖の真髄を知り尽くしているのではないかと思わせる程に毎回無尽蔵に思えるアイディアに唯々圧倒されるばかりですので、次回も安心して新たな魅力に溢れる恐怖の物語を読ませてくれるだろうと信じて、気が早いですが今からその日が来るのを楽しみに待ちたいと思います。
トンネルに消えた女の怖い話Amazon書評・レビュー:トンネルに消えた女の怖い話より
4652079745



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