ぼくが死んだ日
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個人的に大傑作。 まるで舞台を観ているような構成になっているのも素晴らしい。いや寧ろ舞台で観たい。 | ||||
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特に「面白かった!」という斬新さは感じられませんでしたが、読みやすいです。 初級者向けの作品集といったかんじ。 『エドガー』だけは、不気味なゴシックホラーな雰囲気があって楽しめました。 怖い本を読みたい方やこちらの本を面白かった方には、ちょっと違うかもしれないけど、 『南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)』 をおすすめします。 読みやすく、ウィットにとんだ文体でグイグイ引き込まれます。 | ||||
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まず表紙絵に魅かれて図書館で借り、その後英語版と共に購入しました。一人ずつの語りが読みやすく、感情移入もしやすい。大好きな一冊となりました。 が、他の方も書いてるように、「猿の手」そのまんまの話は少しがっかり、単純に恋物語を乗っけただけで、オマージュならもっとひねったどんでん返しが欲しかった~。 聞き手のマイクはこの体験で、これからの人生をもっと大事に積み重ねていくのではないでしょうか。 ジーナとエドガーの物語は、特にぐっと心がつかまれました。 | ||||
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夜中車を飛ばしてた少年マイク。 偶然道で拾ったメアリアンに導かれ彼が辿り着いたのは、十代の子供ばかりが眠る忘れ去られた墓地。 マイクはそこで幽霊となった子供たちが語る死に際に耳を傾ける事に…… ジュブナイルなテイストのゴーストストーリー。文章は読みやすく茶目っけがきいている。 一遍ごとに語り手が交代する連作短編集で、語り手の生前の境遇は勿論のこと時代背景や舞台設定なども各自異なっており、人喰いモンスターが巻き起こす騒動に兄妹が巻き込まれるB級パニックものから精神疾患の少年のグロテスクな妄想を扱ったサイコホラー、確執を抱く正反対の双子の姉妹が不思議な鏡に翻弄されるゴシックホラーまで、多彩な趣向で楽しませてくれる。 幽霊や悪魔など超自然的なモノから人の心の闇を扱った話までよりどりみどり。「猿の手」や「黄色い壁紙」など、古典をオマージュした話をさりげなくもぐりこませる演出も憎い。 既に死んだ子供たちが忘れられた墓地で話す物語というシチュエーションは、好きな人にはぐっとくるのでは? 子供たちが死んだ年代は100年程遡る昔から2012年の現代まで多岐に渡り、彼らの語り口からその時代ごとの価値観が透けるのも興味深い。 ド直球のホラーではなく、子供たちのユーモラスな語り口やコミカルな日常のエピソードにくすっとしたあと背筋がぞくっとするような感じ。 昔NHKで放送していた「グースハンプス」を思い出した。 ほぼ傍観者に徹するマイクの存在に疑問を呈す向きもあるが、そも彼という一夜限りの「聞き手」が存在しなければ「語り手」も存在しえないので、物語を成立させる重大な要素だと思った。 生きた聞き手を得て初めて物語は完結し、過去にスポットライトがあたるのだ。 | ||||
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読物としては充実しています。 聞き手と語り手とが決められていますが、その境界は大したものではありません。 怪奇小説でしょうか。でも、それには徹底していません。 すなわち、作者による「遊び」が随所に認められます。 肩のチカラを抜いて読みましょう。 佳作。 | ||||
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