(短編小説)

アッシャー家の崩壊



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初公開日(参考)1971年01月
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短編小説

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アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)

2016年05月12日 アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)

陰鬱な屋敷に旧友を訪ねた私。神経を病んで衰弱した友と過ごすうち、恐るべき事件は起こる…。ゴシックホラーの名作「アッシャー家の崩壊」、名探偵デュパンの類稀な洞察力が発揮される「盗まれた手紙」、暗号解読と宝探しが痛快な「黄金虫」など、ポーの代表的短篇7篇と詩2篇を収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

アッシャー家の崩壊の総合評価:9.16/10点レビュー 44件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

ゴシックホラーの超有名作

主人公は旧友であるロデリック・アッシャーに手紙を貰い、彼の屋敷を訪れる。
そこには荒涼としたアッシャー家と、病んだロデリックとその妹がいて……という所から始まり、とにかく全編通して陰鬱ではっきり言って「何一つ楽しくない」話なのですが、その幻想的な独特の雰囲気に何故か惹きつけられる作品でした。

物語の起承転結などなく、ただ淡々と鬱々とした展開が続くな……と思った所に、ラストにドカンと衝撃的なオチが来たという感想です。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
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No.43:
(5pt)

懐かしかった

むかしむかし、中学校の図書室にあったので【黒猫】を読んだ。とても懐かしかった。何十年経っても名作は記憶に残っているものですね。
黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)より
4102028048
No.42:
(5pt)

ミステリーの祖にしてこの完成度。

どれも短編で気軽に読むことができ、それでいて人間の闇に迫ったような奥深さがあります。
黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)より
4102028048
No.41:
(4pt)

ん〜…なんともなんとも…

いかんとも表現し難い表現で、最期まで手を休めず力強くラインを外さず持っていく表現は、全て詩の様な散文詩の様な。
[オーディオブックCD] アッシャー家の崩壊Amazon書評・レビュー:[オーディオブックCD] アッシャー家の崩壊より
4775925806
No.40:
(5pt)

荒涼とした暗鬱なアッシャア家を訪れた「私」が経験した陰々滅々たる恐ろしい物語

『アッシャア家の崩壊』(エドガー・アラン・ポー著、佐々木直次郎訳、新潮文庫『黒猫・黄金虫』所収)は、荒涼とした暗鬱なアッシャア家を訪れた「私」が経験した陰々滅々たる恐ろしい物語です。

「雲が重苦しく空に低くかかつた、陰鬱な、暗い、寂寞たる、秋の日の終日、私はただひとり馬に跨つて妙にもの淋しい地方を通り過ぎて行つた。そして黄昏の影があたりに迫つて来る頃、漸く憂鬱なアッシャア家の見えるところへまで来たのであつた」と始まります。

「手綱を制して馬を、この家の傍に静かな光を湛へてゐる黒い不気味な沼の嶮しい崖縁に近づけ、灰色の菅草や、うす気味の悪い樹の幹や、うつろな眼のやうな窓などの、水面に映つてゐる倒影を見下した、――が、やはり前よりも更に慄然として身震ひするばかりであった」。

「私には彼(=私の少年時代の親友で、永い年月を経た今回、私の訪問を懇請してきたアッシャア家の主人、ロデリック・アッシャア)が或る異常な種類の恐怖の虜になつてゐるのがわかつた。『僕は死ぬのだ』と彼は言ふのだつた。『こんな惨めなくだらないことで僕は死なねばならんのだ。かうして、他のことではなく必ずかうして、死ぬことになるだらう。僕は未来に起ることを、それだけとしては別に恐れないが、その結果が恐ろしい。この堪へ難い心の動揺に影響するやうなことは、どんなに些細なことでも、考へただけでぞつとする。実際、僕は危険を厭ふのではない、ただその絶対的の結果――恐怖、といふものを厭ふ。こんな弱りはてた――こんな哀れな有様で――あのもの凄い『恐怖』といふ幻影と闘ひながら、生命も理性も共に棄てなければならん時が、遅かれ早かれ必ず来るのを感ずるのだ』」。

遂に、身の毛がよだつ恐ろしいことが起こり、最後は、「ぢつと見てゐるうちに、この亀裂は急速に広くなつた。―― 一陣の旋風が凄じく吹いて来た。――月の金輪が忽然として私の眼前に現はれた。――巨大な壁が真二つに崩れ落ちるのを見た時、私の頭はぐらぐらとした。――幾千の怒涛の響のやうな、長い、轟々たる、叫ぶやうな音が起つた。――そして、私の足もとの、深い、どんよりとした沼は、『アッシャア家』の破片を、陰鬱に、音もなく、のみこんでしまつた」と結ばれています。

これはもう、エドガー・アラン・ポーでなくては、とても醸し出せない不気味な世界です。
[オーディオブックCD] アッシャー家の崩壊Amazon書評・レビュー:[オーディオブックCD] アッシャー家の崩壊より
4775925806
No.39:
(5pt)

赤死病の仮面

本当に赤死病の仮面は読んだ方がいいと思う
映像がここまで鮮明に頭に浮かんで、それが本当に美しかった物語はこれ以外に知らない
訳文読んでるのに映画を見てるみたいだった
恐ろしさが全く先に立たない、ただ美しい晩餐の光景と色が頭に浮かんで、オチなんか分かっちゃうんだけどとにかくそんなんじゃなくてって感じ
黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)より
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