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ブレイブ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブレイブ (新潮文庫)

ブレイブの評価: 4.50/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ぜひ原作も読んでほしい

映画の方を先に見て、原作を読んだ。
映画とは結末が同じでも「演出」が異なる。
短く、淡々とした原作を、映画なのでやはりドラマチックにした映画版よりも、原作の方が、シンプルな記述な分、下手なドキュメンタリーよりもずっとショッキングだ。ネイティヴ・アメリカンへの差別が未だにすごいということがこれを読んでわかった。そして、ロマ(旧称ジプシー)やインディオ同様、白人が原住民を「保護」するという政策自体がおこがましいということも。居留地に囲い、生活費を給付されても、自らが自らとして働く場がなく、「生き甲斐」のない日々ゆえに生活費は酒に変わり、ますます彼らを見る白人の目が偏見に満ちていくという悪循環(映画では居留地の様子がよく描かれている)。誰も誰かに「保護」されたくはないのだ。スナッフ・ムービー(実際に人を殺すさまを撮った映画)に殺される役で出演するという極限状況に何故なってしまうのか、是非読んで欲しい。恐らく自然な怒りを禁じえなくなると思う。
ブレイブ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイブ (新潮文庫)より
4102144110

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