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雀蜂
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雀蜂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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貴志祐介ファンでも「これはない」という出来。 登場人物はほぼ主人公1人だけ、敵は蜂だけ、 読み応えの無いダラダラした攻防のバックに「真相」が匂わされる。 「ラスト25ページのどんでんがえしが予測不能」? すっごくありがちな真相でしょう。 一人称の人物がずっと1人であーだこーだやってる時点で。 隔離環境に「作家」が1人でいる時点で。 なんというか、 『クリムゾンの迷宮』あたりの創作ノートから 使わなかったアイデアや取材のカスをかき集めてやっつけで一本にしました という感じ。 真面目にやって欲しい。 | ||||
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貴志 祐介さんの大ファンでずっと読み続けていますが、ファンの色眼鏡をかけてもこれはどうかと... スズメバチはもっと怖いですよ(笑) クリムゾン〜を読んでしまうと、もうこの系統のストーリーは難しいです。 焼き直しに見えます。 | ||||
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貴志祐介さんの本は、「悪の経典」を筆頭に結構読ませていただいております。本作については、文庫書き下ろしいうことで期待して読み始めました。しかしながら、途中からかなり違和感というか、普通そんな行動とらないでしょとツッコミどころがかなり出てきました。そして、ラストにいたっては、どっかで読んだことあるなぁという既視感満載のものでした。正直かなりガッカリです。次の新作には期待しましょう。 | ||||
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命にかかわる状況なのに、どこかユーモラスな雰囲気が漂っています。おもわず笑ってしまうようなシーンもあります。 話も途中までは面白いのですが、売りであるはずの「ラスト25ページのどんでん返し」が(悪い意味で、たぶんこんな感じなんだろうなと予想していた)期待したとおりのありきたりな結末です。 新人でもない作者がこのような結末(オチ)を書くのは、もうやめてもらいたいです。 ミステリーやサスペンス小説をあまり読んだことがない人なら最後まで楽しめるかもしれません。 | ||||
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最初に主人公が目覚めた時、クリムゾンの序盤を思い出して興奮しました。 が、壮大な弱肉強食の世界が繰り広げられる訳でもなく、単調に主人公に都合がよく物語が進行しているように感じました。 舞台も八ヶ岳という設定を生かし切れていなかったと思います。 雀蜂の怖さも文章からはあまり伝わって来なかったです。雀蜂自体は確かに危険で怖いんですが、インパクトが薄いと思いました。 オチは好きではなかったですが、序盤との繋がりは面白いと感じました。 ということで☆2つにしました。次回作に期待しています。 | ||||
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貴志氏の作品はすべて読んでますが、その中でも正直最も退屈で、ページ数が少ない割に冗長な感じがしました。スズメバチとの格闘のシーンについても、情景などを思い浮かべられず、ただ、二次元で淡々と進んで行ってる感じでした。驚愕の真実……大したことなかったです。 | ||||
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折原一に歌野晶午の某作品をスパイスし、えらく薄味にしたような感じ。 貴志さん独特のダークさもなければ、息を飲む様などんでん返しもなく、タイトルの雀蜂も活かせず。 期待していただけに残念です。 | ||||
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本作を読み終えたときに、一番最初に頭に浮かんだのは「この小説は『コク』がなかったな」というものだった。 先日、情報番組でみたのだけど、『コク』とは、後味のことをいうらしい。 後味が長く残ればコクがあり、短ければないということになる。 この『雀蜂』は後味が全く残らない、『コク』が全くなかった。 まだ読み終えて、1時間くらいしか経ってないけど、主人公が雀蜂と格闘したことと、一番の見どころとしているはずの、ラスト25ページのどんでん返し「ハーッ?」というものだったということしか記憶に残っていない。 あらすじなどを読んで興味を持った人には少し待つことを、ということは購入は控えることうを、どうしても読みたい人は中古で出回るまで待つことをお勧めする。 | ||||
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けっしてつまらなくはありませんが、人には絶対に勧めません。 貴志祐介作品を初めて読む人が本書を手にとってしまうのが恐ろしいです。 ネタバレになりますが、 読書中はずっと、窓を開ければいいのに、外に出ればいいのに、と思っていたので 本書の鍵であるスズメバチの恐ろしさが全く、伝わりませんでした。 非常に残念です! | ||||
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本作は短編がせいぜいの内容を文庫化するために引き延ばした薄くて退屈な内容であった。 本作の脅威である「蜂」に対して、いくらでもでも対処できそうで恐怖を感じられなかった。 そもそも害虫が脅威であるという設定自体が地味すぎる。 時折みせるユーモアは真面目な著者が一生懸命考えたのだろうが私は笑えなかった。 「狐火の家」に収録されていたバカミスを読んだときにも思ったが、貴志祐介にこれを求めていない。 著者の作品は全て読んでいるが、今のところ圧倒的なワースト1であることは間違いない。 著者に絶大なる信頼を寄せている私としてはこのようなハズレ作品を掴まされるのはごめんなので、 一般的に考えれば☆三つが妥当な内容であるが戒めと期待を込めて☆一つとさせていただく。 | ||||
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妄想力なら自分の方がすごいわー(~_~;) 黒い家みたいなのが読みたい(T ^ T) | ||||
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10年来の氏のファンです。 正直今作ほどがっかりさせられた作品はありません。 そもそもこの作品は昨年の秋に刊行予定だったのが伸びに伸び1年後に出版。 否が応でもそれだけ時間がかかったという事は、またあのクリムゾンの迷宮や天使の囀り級のどでかい爆弾を落としてくれるかと思っていたのに… しかもそんなに伸びたにも関わらずページ数は少ないし、どんでん返しもとんだ期待外れだし、蜂との闘いはお笑いコントみたいだし、もうホントにガッカリです。 さらに許せないのが、2年かかったのにいかにも角川ホラーの記念の為に書き下ろしましたよ的な姿勢。もっと読者を大事にしてほしいです。 最近の氏の作品は正直言って昔に比べるとかなり失速気味だと思います。 出せば賞を取りますが昔の作品の方が試行錯誤し作られていたように感じます。(構想10年の新世界よりは除く) ある意味今作は時間を掛け過ぎたことによって物語のまとまりがなくなってしまったようにも感じます。 本当は☆1つの所ですが、これからの氏の更なる飛躍を願って☆2つにいたします。 | ||||
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日経の書評欄を読んで、面白そうだと思い読みましたが、期待外れでした。 主人公が、隔離された雪山の山荘で、スズメバチの大群の攻撃から、生き残るため孤軍奮闘する前半は、 パニック小説というよりは、ギャグかユーモア小説のようであり、まったく恐ろしくありません。 蜂は寒さに弱いたため、とにかく屋外に出てしまえば、危険はないのです。(凍死の危険はありますが) 帯に書かれたどんでん返しに期待しましたが、ありがちな結末かつ消化不良の結末でした。 作者は、「悪の経典」が売れて、何でも書けば売れると思っているのでしょうか。 | ||||
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貴志祐介先生のファンですが、今回ははっきり言ってしまった方がいいでしょう。 ゴミです。 いいところが一つもない小説です。 本来ボツにすべき作品です。 出版業界もこの御時世なんで、こんなレベルのものでも出してしまうのでしょう。 貴志作品未読の方はこんな駄作ではなく、 クリムゾンの迷宮や新世界よりを読むべきです。 しかしこれで、悪の教典、ダークゾーン、雀蜂と 三作連続で駄作です。 貴志祐介先生は追い込まれた時の方が いい作品を書いているような気がするので、 起死回生の次回作に期待。 | ||||
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日経の読書評で褒めてあったので読みましたが、正直がっかりです(日経の評者は提灯持ちだった ってことですかね)。 レビュー・タイトル通り、信じ難いです。 「最後に明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不可能!」との 宣伝文句ですが、「本格」の何たるかを知っている筈の貴志氏の作品とは思えません。出版社から の要請に応える「やっつけ」仕事としか思えません。 どんでん返しを成立させるための「ミスディレクション」もまったくいただけません(例:169頁 の最後の2行目〜次頁の1行目:この3行で免罪符ってことなんでしょうけど・・・)。 「これって何よ!」っていうのが正直な感想です。これ以上がっかりさせないで下さい。 | ||||
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これまで『青の炎』『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』『ISOLA』などの貴志作品を読んでいて、本書も発売直後に購入しました。 かなり期待していたのですが、読み終えると、最後まで伏線が回収されず、モヤモヤ+ガッカリでした。ちなみに、私の回りの貴志ファンも総じて低い評価でした。 この本のタイトルは『雀蜂』なわけですが、なぜ『蜂』でなければいけなかったんですかね? 著者も、主人公の言葉として「犯人がわざわざ雀蜂を使ったのには、何か意図があったはずだ」とか「どうやって雪山の山荘に、季節外れの雀蜂を仕込んだのか」とか言わせてます。 つまり、序盤から“蜂が使われたことの必然性”を最大の謎、論点としてストーリーが進んでいきます。しかし、ネタバレかも知れませんが、これらの謎は最後まで解き明かされません。 もしかしたら、カバー裏のあおりにあるように「ラスト25ページのどんでん返し」で説明しているつもりなのかも知れませんが、あれは「どんでん返し」ではなく、ただの「虚無」です。最後で伏線の回収を放棄し、それまでの話を全部無かったことにした、ただそれだけ。 以下、かなり個人的な邪推なんですが、いま書店で角川ホラー文庫のフェアをやってますよね。それに間に合わせることを前提に、短期間で執筆された作品なのではないでしょうか。そう考える根拠として、本書の発売時期とフェアの時期があまりにタイムリーですし、これまでの貴志作品のなかでも圧倒的に文章量が少ないです。これまでの貴志作品て、余裕で文庫400〜500ページはあるんで、それと比較して、本書は約半分のボリュームとなっております。 とにかく、読むなら本書ではないです。最初にあげたような読んでいただきたい貴志作品、たくさんあります。 貴志祐介の文庫書き下ろしということで注目度が高く、いま本屋さんで山積みになっているのですが、それを見ると悲しいです。なかには、初めて読む貴志作品が本書の人もいると思いますから… 貴志祐介の新刊は中身を確認せずにレジに持っていく節があるので、今後は個人的にも見極めていかなければ、と思ってます。 | ||||
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イソラ、黒い家、囀り、クリムゾン・・(中略)・・教典、ダークゾーンと作者の作品をずっと読んで来ました。 その上での評価となりますが、本作品については、他の貴志先生の作品と比べて特にお勧めできるものではないです。 (他の作家と比べれば、読む価値は有ると思います) 物語は、自分の状況が分からないまま、試行錯誤しながら、スズメバチに立ち向かうという内容です。 本作の問題点は、この内容を200ページ以上の文章量で表現したことに有ると思います。描写が丁寧ともいえますが・・・、 蜂との戦闘→場所の移動→蜂との戦闘→場所の移動→蜂(以下ループ)なので、非常に冗長に感じました。 戦闘シーンを手短に済ませて、種明かしパートをに重点を置けば、良作になったのではと思います。 次回作に期待しております。 想像力こそが、すべてを変える。 | ||||
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