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(短編集)
シャーロック・ホームズの事件簿
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
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最高です ほんまにいいねってかんじです! ぜひみなさんもよんでくだちい | ||||
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シャーロック・ホームズもののほとんどは、相棒ワトソン氏が語り手ですが、 この事件簿には、ホームズ自身が語り手になっている話や、誰でもない第三者が語っているものなども 入っています。 ホームズが語り手の話で、ワトソンがどうしていないか、という説明をして、 ・・・そういうわけで、ワトソンは僕をひとりぼっちにしたのである・・・なんて、書いてあるのはキュートです。 作者ドイルは、ワトソンが語り手である時と違って、もちょっとそっけないというか、飾りのない語り口を ホームズにさせて、そういう書き分けは、ドイルは絶妙だと思います。 また、覆面の下宿人、など・・・そのヒロインの人生が、今しんどい思いをしている人にとって どれだけ支えになるか・・・と思われるような、話が出てきます。 ドイルのホームズ物は、謎解きの探偵ものではあるのですが、 人が生きる、という事の真実を常に踏まえて、ホームズやワトソンに考えさせ行動させているなー、と あらためてわかります。 痛そうなクラゲの話なんかも出てきます。 | ||||
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本日注文した10冊が届きました。全てにキズ、赤い汚れ、カビのような汚れ、破れ等のいずれかがありました。古本かと思いました。楽しみにしていたのでとても気分が悪いです。2度と買いません。 | ||||
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全巻14巻揃え、毎晩読んでますが、なかなか進みません。今10巻目、立派な本で、訳者も良く、読み易いです。文字が大きく、目が疲れません。年寄りには、大変助かります。中古も殆ど新品同様で、格安で、費用も殆ど掛かってません。 | ||||
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ホームズ物最後の短編集ということだけでもファンには実に去りがたいモノだけど、いつものワトソンじゃあなくて、ホームズ自身が記述している話が2編載っているということもあって、なかなかに興味深い短編集ではある。 「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」がその2編だけど、とりわけ「ライオンのたてがみ」は、ホームズがロンドンを離れ、なかば隠遁生活を送りつつ、サセックス州フルワース村での養蜂生活を楽しんでいるという設定になっている・・・・・というこれまたファンには納得済みの場面。 河出文庫版もこれが最後。いろいろといろいろな文庫で、いろいろな翻訳でホームズもの全60篇を読んできたけど、やはり、いいものはいい。100年前のものであっても、いいものは、いい・・・・・・ | ||||
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時間を忘れて読んでしまいました。シャーロック・ホームズってカッコいい!! | ||||
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表紙に惹かれて買ったのですが、画像と違う表紙で残念に思いました。包装はしっかりとしていました。 | ||||
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もし、あなたがシャーロック・ホームズを初めて読まれるならば、出版順に読まれることをお勧めする 先ず、最初は「緋色の研究」と「四つの署名」は読んで欲しい。ついで短編集の「シャーロック。ホームズの冒険」、「シャーロック・ホームズの想い出」、長編「パスカヴィル家の犬」、「シャーロック・ホームズの帰還」、長編「恐怖の谷」、「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」、そして、最後に「シャーロックホームズの事件簿」を読み終えると完全読破したことになる。但し新潮文庫版では、短編集の都合で先の作品から落とされた物を集めて「シャーロック・ホームズの叡智」なる表題で出版されているので、他の出版社の作品を選ぶ方が良いとおもう。 | ||||
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【ささった言葉】 ・「ぼくは頭脳なんだよ、ワトスン。他の部分はただのつけ足しだ」 ↑ すごいこと言うなあ~! ワトスンに食事をしないことを叱られての切り替えし。 【教訓】 いやあ~やっぱいいですねー。ホームズ! 導入のキャッチから、ホームズのトンガリっぷり、謎の行動、ワトスンとの掛け合い、魅力的な敵、そして明晰な推理によって伏線を回収しきったスッキリ終幕。素晴らしい!クセになります。他のも引っ張り出してみます | ||||
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息子の読書励行ために購入した。 自分も学生時代にホームズシリーズには夢中になったものである。 最近映画やドラマで著書とは異なるホームズ像が描かれているが、本のなかでしっかりと描写されているので、私のなかでは確固としたイメージとして残っている。 いま読んでも同じイメージが残っているかどうか、また読んでみたい。 | ||||
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2013年にKindle Paperwhite 3Gを購入してから、長年の愛読書であるシャーロック・ホームズを思い切って電子書籍版に変更した。光文社文庫版は注釈付きなのが良かった。さて、Kindle本はどうだろうかと購入、ダウンロードしてみたら本文から注釈のページにジャンプ、さらに本文に戻る機能がついている。読書を楽しみながら調べられるサービスが素晴らしい。 ちょっと気になったのが、「恐怖の谷」と「シャーロック・ホームズの生還」のKindle本が欠けていることである。いつ、出てくるのだろうかとヤキモキしているこの頃である。 Kindle本に入れてほしいコナン・ドイルの他の作品として、「霧の国」「マラコット深海」別の出版社から出ていた新書「ササッサ谷の怪」等3巻シリーズも入れてほしいものである。 | ||||
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新潮版の『シャーロック・ホームズの事件簿』持ってるけど、今回新訳を買ってみたよ。『冒険』や『回想』、『生還』は創元推理文庫で持っていて訳も気に入っているけど、新潮版『事件簿』は「隠居した画材屋」と「ショスコム荘」2篇が入ってなかったんで、この際と思ってAmazonで注文してみた。 この新訳本は体裁も立派だし、字も大きくて気に入ったよ。 ただ訳についてはどちらもどっこいかなあ。新潮版の古色蒼然たる訳も味があって捨てがたいし、新訳も読みやすいしね。どっちがいいというところまでいかないなあ。 そもそもこの『事件簿』自体が名作のオンパレードといえない出来なんだな。ドイルが『最後の挨拶』で今度こそホームズ譚を打ち切りにしようと思っていたところ、ホームズ・シリーズの映画を見て感激し、なんとなく書き継いだという経緯があって、どうにも散漫な印象を拭えない。なんと言っても書き手がワトスンではなく3人称が1篇、ホームズ自身の筆によるものが2篇あったりする。違和感バリバリだ。描写もロンドンの町並みや天候や人物に対する昔の目に浮かぶような名調子は影を潜めている。家の中は立派だった、たいそう魅力のあるご婦人だった、なんだこりゃ。 とはいえ、貴重なドイルの手による<本物の>ホームズ譚である。「ソア橋」なんかは油の乗った初期の作品群に劣らぬ傑作だ。『冒険』『回想』『生還』『挨拶』そして長編4つも読み終えたなら、是非手にとってみて欲しい一冊だね。 | ||||
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問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし | ||||
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深町さんの翻訳版と間違ってレビューをしている方がいるようですが、 ラダーシリーズなので、易しい英単語に書き下された英文テキストです。 ホームズは「まだらの紐」くらいしか知らない私でも楽しめました。 収録されている中では「The Adventure of the Creeping Man」が一番気に入っています。 前半のぞくりとする描写と終盤のやるせなさがたまらないです。 | ||||
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ホームズ最後の短編集です。 ドイルは40年もの長きにわたってホームズを書いてきたんですね。 初期のほうが評価は高いのですが、 その昔、書かれた順番など知らないで一番初めにこれを読んだ私は、素直に面白いと思いました。 やはりドイルはストーリーテラーだなと思わせてくれます。 そして人間への洞察がより深くなっているあたり、晩年の作品ならではと感じます。 ホームズの一人称や三人称の話も含まれていますが、それは正直いって面白くないです。 ワトスンの目を通して見るからこそ、ホームズが輝くのだと再認識しました。 個人的に好きな作品について。 「ソア橋の難問」…『事件簿』中でいちばんホームズが精彩を放っているのではないでしょうか。 ここにきて新たなトリックを登場させている意欲作。 こういう微妙な問題に立ち入る作品が多いのが『事件簿』の魅力。 ミス・ダンバー、実はなかなか恐ろしい女だと思うのですが…。 「サセックスの吸血鬼」…これもまた家庭内の微妙な問題ですが、ホームズが鋭い観察眼でメスを入れます。 こういう規模の小さい事件も好きです。 「三人のガリデブ」…『冒険』や『回想』中のある事件と同じ発想ですが、面白くアレンジされています。 ホームズがワトスンへの心情をあらわにする場面は、やはりファンにはおいしい所。 「高名な依頼人」…危険な犯罪者に恋したお嬢様の目を覚まさせようと、恋愛と無縁なホームズが奮闘します。 キャラクターの面白さといい、キャッチーな話の展開といい、 まさに娯楽小説といった感じで、単純に楽しめます。 | ||||
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シャーロックホームズの事件簿は 『高名な依頼人』 『白面の兵士』 『マザリンの宝石』 『三破風館』 『サセックスの吸血鬼』 『三人ガリデブ』 『ソア橋』 『這う男』 『ライオンのたてがみ』 『覆面の下宿人』の10作品からなる短編集です。 どの作品も読みはじめたら止まらなくて、面白いものばかりでした!! 普段読むような文の表現は少なくて、古風な表現を用いた文でしたが読みにくくなくて、スラスラと読めました。 私が好きな作品は、端正で知的な顔をした犯罪貴族、グルーナー男爵との対決を描いた『高名な依頼人』です。出てくるキャラクター全てに強い魅力があってこれを読んだら、シャーロックホームズシリーズのファンになってしまいました! でも、ときどき先が読めてしまうのがたまにキズだったり……。 それでも、まだシャーロックホームズシリーズを読んでない人には、すごくオススメです! もちろんシリーズを読んで、シャーロックホームズの事件簿を買おうと思っている人にも、とってもオススメですよ☆ | ||||
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面白い! やっぱりホームズものは最高だ! 久々に読み返してそんな感慨を持ちました。 著者の逝去から60年、とある契約下日本では 特定の出版社からしか出せなかったこのシリーズがついに新訳なって世に出され 見ればまあなんと新鮮で痛快で楽しい読物だったことか! これは訳者の手腕に負うところ大です、大。超大きい! イラスト収録が多く、三人の手になる図版がそれぞれ明示されているのも嬉しいですね ホームズはいろいろと問題のある人でしたがやっぱり凄腕名探偵、 鋭敏な知性は言わずもがな、彼が持っているモダンな感覚、世界観の新しさなど ほんとにしっくりきている訳です。 大急ぎで深町訳のシリーズをそろえました。 勿論原文(キャノンとその筋では言うそうですが)を読めばいいのはわかります、 でも、美しく明快で店舗の良い、ユーモラスな訳文がここにあるのに!と欣喜雀躍! 私は今までの訳文の中でこの一冊を特に好きだと感じます、再読に耐えうる 物語の新鮮さ。 出版社さん、訳者さん、本当にありがとうございます! | ||||
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「ホームズもの」の最後の作品集ということのほか、いろいろと特徴のある「事件簿」である。ワトスンが書き手・語り手というのが「ホームズもの」の一般的な書きぶりであるが、本書ではホームズ自身が書き手・語り手となっている事件が2つある。さらに3人称形式で書かれている事件もひとつある。 また、ホームズがサセックスで年老いた家政婦と蜜蜂一家とともに引退生活を送っているということも明かされる。 さらにさらに、1879年にロンドンでも使用され始めた電話、この「事件簿」の中でも早くも3つの事件で使われている。 しかし何と言ってもこの文庫の特徴は、深町真理子センセが翻訳をしているということだ。読みやすさではすでに定評のある深町訳だが、「ホームズもの」の翻訳は本書が最初。2010年になって、「ホームズもの」を続々とリリースしている。ということもあって、遅きに失したが私は深町訳を読み始めた。この文庫は挿絵が他の文庫に比べて圧倒的に多いということも読者にとっては嬉しいことである。見開き2ページに挿絵が載っているのも何点かあってこれは迫力満点。 | ||||
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創元推理文庫でホームズものをそろえていましたが、 この事件簿だけは阿部知二さん存命中には出せなかったようです。 深町さんの役ではありますが、従来なかった当時の挿絵もいれて いると聞き購入しました。 事件簿はホームズ物後期の作品なのでワトスンが記録する形式に 飽きた作者が新味を出すためかもしれませんが、いろいろな 試みをしています。 しかし、読めば読む程ホームズはワトスンが記録する形式にした ほうが面白い!ということがわかります。 「高名の依頼人」、「ソア橋の怪事件」が一番面白いです。 「高名の依頼人」で血で包帯を染めたホームズが幽霊のように暗闇にすっと立つのは 子供の頃読んで随分興奮したものでした・・・。何かイケナイものを みているような・・・架空の人物にこんなにドキドキするのは何ででしょうかねえ。 「ソア橋の怪事件」は、昔読んだ時は娘側にたって読んでいましたが、 年月を経て読むと「なんとも恐ろしい娘だなあ」と思うようになり、 ホームズものって何才になっても楽しめるのだなあと思いました。 「ガリデブが三人」で、ホームズが撃たれたワトスンを心配して 介抱し、やった犯人に「ワトスンを撃ち殺したら生かしちゃおかない!」と 怒りを爆発させる珍しいシーンがありまして、ホームズの ポーカーフェイスの下を垣間見せてくれます。ドイルのサービス精神満載です。 「隠退した絵の具屋」はこれで初めて読みましたが、 文体が変であまりホームズらしく感じませんでした。ガスを利用した殺人方法は バークとヘアの殺人で有名ですが、ドイルは結構実際の殺人事件から想を得て 書いているから、とりいれたんだろうなと思います。ホームズじゃないと 感じながら読みました。「三破風館」も人物造形がホームズっぽくないです。 しかし、名探偵の推理が冴える「ソア橋」だけでも、事件簿の面白さは十分と いえるでしょう。 | ||||
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前巻末、”最後の挨拶”で文字通りシリーズを打ち止めにしたはずのドイルですが、熱狂的な読者のラブコールに応えてしぶしぶ書き続けたホームズシリーズ最後の一冊です。ちょっと驚きなのですが、ホームズ・シリーズは昭和初期まで書き続けられていたことがわかります。日本ではすでに江戸川乱歩が全盛期に入っていた頃だと思うのですがー。贅沢な時代だったのですね。単純ではありますが、新しいトリックを考案した“ソア橋”(現在では”トール橋”が正しい訳だそうです)、オカルト色の強い”サセックスの吸血鬼”、SF性のある”這う男”、モリアーティ教授に次ぐ悪役ともいえるグルーナ男爵がホームズを痛い目にあわせる“高名の依頼人”、推理よりもなにか人生の重みを感じさせるストーリー、”覆面の下宿人”などは、子供の頃読んで、かなり強烈な印象を受けたことを今でも覚えています。 一般的には、後期になればなるほど徐々に面白みが薄れていくといわれるホームズ・シリーズですが、なかなかどうしてバラエティ豊かな作品集ではないかと私には思えます。 少なくとも”最後の挨拶”よりもクオリティは上がっているのではないか、と思えますし、お薦めです。 | ||||
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