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(短編集)
シャーロック・ホームズの帰還
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの帰還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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コナン・ドイルの妻ルイーザが悪性の肺結核で死亡し、恋人ジーンと再婚するまでの精神的に不安定な時期に書かれた作品を集めたのがこの「帰還」。そのせいか、モリアティとのファイナル・ファンタジーから復帰したあの有名な「空き家の冒険」も含め、プロットがいまいちで、やっつけ仕事風なものが多いのもこの「帰還」の特徴かもしれない。といって、決して面白くないものではない、むしろ、深読みも相変わらず面白く楽しめる。 「孤独な自転車乗り」の中で、「訳者あとがき」ではホームズが「彼らは結婚してしまったのだ」と叫ぶ・・・とあるが、実際は「私」、つまりワトスンが叫んでいるのだが・・・・・まあいいか。ホームズは実際にレイプシーンを目撃したのかどうか、本文にはないけど・・・・・まあ、これもいいか。 それにしても、この時代、すべては手紙に始まり、手紙が乙女心をくすぐり、はては、レディを惑わし、かどわかす・・・・・ | ||||
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三省堂とかでホームズの原語版を買うと1000円以上するので、Amazonで買いました。 中古でもそれなりのものを選べば、ぜんぜん気になりません。 が、、、、、 たぶんこのシリーズはみんな本が小さくて軽くて、ということは字も超小さいです。 老眼の進んだ私の目には、負担が大きいなあ・・・ | ||||
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また読みたくなり、購入。思い出すにつれ、懐かしくなりました。少しずつですが、全巻そろえるつもりです。 | ||||
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もし、あなたがシャーロック・ホームズを初めて読まれるならば、出版順に読まれることをお勧めする 先ず、最初は「緋色の研究」と「四つの署名」は読んで欲しい。ついで短編集の「シャーロック。ホームズの冒険」、「シャーロック・ホームズの想い出」、長編「パスカヴィル家の犬」、「シャーロック・ホームズの帰還」、長編「恐怖の谷」、「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」、そして、最後に「シャーロックホームズの事件簿」を読み終えると完全読破したことになる。但し新潮文庫版では、短編集の都合で先の作品から落とされた物を集めて「シャーロック・ホームズの叡智」なる表題で出版されているので、他の出版社の作品を選ぶ方が良いとおもう。 | ||||
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中学生の時シャーロック・ホームズシリーズは全巻読みました。当時は翻訳もので、今回原書で読んでいる。1話あたり30ページ前後。19世紀のイギリスの文化を楽しめ、英語文体も平易で大変読みやすい。やはりホームズは不世出の探偵キャラクターだなと思う。 | ||||
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短編集第三弾ですね。個人的には第三弾>第二弾>冒険 の順に好きです。 最近「BBCドラマ シャーロック」にハマったので取り寄せました。ホームズは昔少しだけ読んだことがありましたが、アガサクリスティーなどと同様に、外国の小説は読みづらくて嫌だという印象のまま、ずっと嫌っていました。 やはり、 回りくどい言い回しが多くて理解しづらい印象は変わりませんでした。でも読んでいる本人が20年大人になっているので、そういった意味では昔よりはずっと読みやすかったと思います。あと、昔の版より文字が大きかったので目が疲れませんでした。 そして、 「BBCドラマ シャーロック」はとてもよく出来ています。原作への愛が感じられました。例えば返事が必要な手紙なのにナイフで刺しあるだとか、VRと壁に発砲して書いてしまっただとか、どうでもいいようなことをきちんとドラマの中で表現してあります。(ドラマのほうはスマイリーマークだったが) あと、「冒険」の一番目に収録されているアイリーンアドラーですが、小説のほうは何の印象も残っていませんでしたが、現代版ドラマのほうはなんとまあ素晴らしい出来栄えだこと。そういう意味でも改めて読み直してよかったと思える箇所が多かったです。 続けてジェレミー・ブレット版も観ましたが、あちらは聖典=小説のそのまま写しといっていいような出来栄えでしたので現代版との比較は止します。 小説に関しては、訳す人によっても印象が代わる可能性がありますので他社から出版された品も読んでみたくなりました。 | ||||
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「シャーロック・ホームズの思い出」中の「最後の事件」で ホームズは死んだ事になっていたが、 その後、この本の初めに収録されている「空家の冒険」で 実は死んでいなかったということにして短編集は続くことになった。 なので「思い出」を先に読み、続いてこの「帰還」を読むべき。 「空家の冒険」「踊る人形」「美しき自転車乗り」「プライオリ学校」 「黒ピーター」「犯人は二人」「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」 「アベ農場」「第二の汚点」の10作品。 原作は13編で、「ノーウッドの大地主」「三人の学生」「スリー・クォーターの失踪」の3編は ページ数の関係で「シャーロック・ホームズの叡智」の方に 収録されているから、「帰還」の後「叡智」を読むべき。 スリー・クオーターはラグビーのポジションの事です。 この「帰還」の解説で、訳者が原典の誤りに言及しているのが 珍しく、おもしろい。 | ||||
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シャーロックホームズは、1冊づつ、別の本として読んでいる。 そのため、どの話と、この話が矛盾しているという議論には興味がない。 1作づつ、単独で楽しめればよい。 ホームズが復活したのは、話がたくさん読めるので嬉しい。 今のように、コンピュータでデータ管理をしているわけではないし、 データ管理して物語を作ってもらっても嬉しくないかもしれない。 その時々の、ホームズとワトソンの振舞いが面白い。 1作づつ、別々に読む、読み方をお勧めしたい。 | ||||
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ホームズもの第3の短編集であり、長編を合わせると「バスカヴィルの犬」(1902)に次ぐ第6の作品集ということになる。雑誌連載は1903〜1904年、発刊は1905年。短編集としては、ホームズ「最後の事件」が掲載された「シャーロック・ホームズの思い出」(1894)から実に11年後であった。13編の短編が掲載されていたが、本書では3編が割愛され、「シャーロック・ホームズの叡智」にまわされている。私はそれを、原典に対して冒涜的と感じている。 しかし作品の質は高い。何より現代の作品に比べて優れているのは、本来は陰惨な事件を扱わざるを得ない推理小説で、扇情的な描写が極力避けられ、解決までの顛末にも正義を重んじた配慮がなされていることである。現代の探偵が警察との共同作業を余儀なくされるために、法に照らした結末が不可避である点は、しばしば暖かい読後感に支障となるが、ある意味でいい加減なホームズの行いが、各短編のハッピー・エンドに手を貸していることが少なくない。 本書でもっとも有名な「六つのナポレオン」は、今の読み手ならすぐにわかってしまうようなトリックに大騒ぎする登場人物が微笑ましい。一方で、最高傑作とされることもある「金縁の鼻眼鏡」は、世評に違わぬ堂々たる名品であった。その他の作品も、娯楽短編として申し分ない。 「思い出」からしばらくの充電期間があったために、期せずしてドイルのネタ切れの懸念がしばし薄れた幸福な作品集であると私は考える。 | ||||
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「最後の事件」で終了するはずだったがファンからの熱烈なラブコールにより復活したのは有名な話。 復活作なのにまだまだクオリティーの高い作品が創作された本書に拍手。 「六つのナポレオン像」はお勧めの作品です。 次作以降は徐々に焼き直しと思われる様な作品も見受けられるので本書までをベストとしたい。 | ||||
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シャーロキアンによる、ちょっと強引な深読み解説には抵抗のある人にもお薦めなのが、この全集です.日本文学で言えば、近松、西鶴あたりの古典に対するような註がとてもまじめにつけられています.当初の原稿ではこう書かれていたのが単行本でどう変更された、貴族階級を正確に描写することに関してドイルは無頓着であったが、公爵の称号の正しい呼び方はこうである、などなど。オックスフォードかケンブリッジを思わせる大学で起きた、奨学金をめぐる事件<三人の学生>では、慇懃無礼にあびせられる訂正の数々に、エジンバラ大学出身のドイルがちょっと気の毒でおもしろいです。値段が高いのが玉に瑕です。 | ||||
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当時のイギリスが、たくさんのホームズファンが、そしてワトソン博士が!心から望んでたであろうホームズの復活!この巻でその興奮が味わえます。みすぼらしい書物収集家に身をやつし、ぶっきらぼうにワトソンに詰め寄り、「なんて失礼な御仁!!」と不信感を持って振り向いた博士の目の前にあらわれた名探偵!なんて劇的でチャーミング!個人的に訳者の延原氏の言葉遣いが大好きで、ホームズの翻訳はあまたあれど、氏の少し古典的な文章のまま読むのが当時の雰囲気が良く伝わるんじゃないかなぁ…。日本語がまだまだ美しく、勇敢に言霊を持っていた時代の翻訳。「有名すぎて、ちゃんと読むのはこれから…」という方は、ぜひ延原氏の訳でホームズシリーズは読んでいただきたいと思うのです。読む時は、そうですね…ソファにとぐろを巻ながら…。 | ||||
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「6つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」などを収録。「最後の事件」でライヘンバッハの滝に落ちたはずのホームズをこの本の最初の短編「空家の冒険」で復活させたのは有名な話。ホームズの復活は作者の苦しい見解によってなされたが、ファンとして彼の勇姿を再び見れるのがなんとも嬉しい。巻末には「ホームズの帰還」に関するドイルの錯覚を指摘しているが、巻末にたどり着く前にそれを探し出すのも大いに楽しめる1冊だろう。 | ||||
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あのシャーロック・ホームズが帰って来た!もうご存知の方も多いと思いますが、一つ前のシリーズ「最後の事件」でホームズはいなくなっちゃうんですよ。えぇ、作者のドイル氏のせいで。この「帰還」は読者の熱~いホームズ復活コールにより、「最後の事件」出版後から10年以上たってから書かれたものなんです。だから読者の期待を裏切らない、いや、それ以上のすんばらしい作品ばかりが入ってます。本自体もけっこう分厚いし。お勧めはホームズ復活のタネ明かしが載ってる「空家の冒険」や、なんともいえない奇妙な(?)幕切れの「犯人は二人」、あと個人的には「黒ピーター」の冒頭のシーンが微笑ましくて好きです♪ワトソン&ホームズの友情もますますパワーアップ、これを読まずしてホームズは語れません | ||||
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「最後の事件」で亡くなったシャーロック・ホームズ。あの、感動が再び帰ってきた。有名な「踊る人形」や「第二の汚点」などが収録されています。個人的に、「犯人は二人」が面白かったです。 | ||||
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