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(短編集)
シャーロック・ホームズの帰還
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの帰還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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いつものホームズが戻ってきた。喜ばしいことだ。でも、いつものホームズが戻ってきただけに過ぎないのかもしれない。短編のキレは良い。だけど、もっと驚きを求めている読者には物足らないかもしれない。贅沢な思いだし、それだけホームズに対する期待を持っているからだこそともいえる。私がホームズについて何か物を申すのは烏滸がましいのだが、個人的には期待値を超えなかった。いつものホームズの活躍で安心感はある。シャーロック・ホームズという定型を楽しむべきなのかもしれない。 | ||||
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2021年65冊目/6月9冊目/『シャーロック・ホームズの帰還』(新潮文庫/新潮社)/コナン ドイル/P.462/1953年/629円+税/★3.3 #読了 #読了2021 「冒険」の後に本書「帰還」を呼んでしまった。本来は「思い出」が2冊目だったらしい。ブックカバーの折り返しに書いてあった「C・ドイルの本」順に読んだんだが…。さておき、コナンドイルの文章にも若干慣れてきた。本書では「踊る人形」「六つのナポレオン」「第二の汚点」が印象に残っている。暗号解読で、一番多い暗号を「E」と決めて、解読していくのはイラストロジックのようだった。当時のコミュニケーションは、webではなく電報や手紙が一般的だ。手紙で揺すりをかける犯罪というのは、19世紀ならではで興味深い。 | ||||
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読者からの要望で死んだ筈なのに復活したホームズの探偵帳。そんな無茶をやったにも関わらず、作品の質は維持。もちろん以後のミステリのような緊迫感はなく、どこか牧歌的な内容で、ワトスンとの掛け合いを読んでるだけでも楽しく味がある。法を破っても勧善懲悪の人情味があり、古き良き時代のミステリと言う感じ。 | ||||
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「最後の事件」で死んだはずのホームズが、無理矢理帰還させられてしまった。「実は死んでなかった」という方向に持って行くのに、作者コナンドイルはさぞ苦心したことだろう。 個人的にはホームズが帰還したことよりもワトスンがいつの間にか独り身になっていたことにびっくりした。しかも(少なくともこの新潮訳では)「私の孤独の悲哀」「悲しみには仕事が最良の解毒剤だ」という言葉でさらっと言及されているだけなので、ワトスンが妻と死別? 離婚? していることになかなか確信を抱けなかった。 何事もなかったかのようにホームズと再び同居生活をし始めたので、まあ独り身になっているのは確実なのだろうと思って読んでいたが……。(読了後調べたところによると、原文ではbereavement、死別という語が使われているらしいのでどうやら死別で合っているらしいが) ドイル先生ワトスンへの扱いが酷すぎませんか? ワトスンの妻は「四つの署名」における重要地人物なのだし、もう少し詳しく描写されてもいいと思うのだが。 まあ、ホームズ物語はワトスンの著作という設定なので、彼が妻との死別を事細かに書くことによりかさぶたを剥がすような真似をしたくなかった、と解釈することにしたが。 ……巻を増すごとにワトスンのファンになっていく。 勿論時に芝居がかったやり方で事件をおさめるホームズはやっぱりかっこいいけれど。 | ||||
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表紙がこのデザインじゃない、ふるーいタイプがきました… そろえてたのに、この一冊だけ違う… 残念です。 | ||||
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昔の文庫本の方が趣があって、読んでいて違和感がない気がしました。 若い人は、こちらの方が良いのでしょうか? まぁ、ずいぶん雰囲気は変わってしまいましたが、またホームズ作品が読めてうれしいです。 | ||||
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