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(短編集)
マツリカ・マハリタ
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マツリカ・マハリタの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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前巻に引き続き、内気な男子高校生が、年上の女子高生? に悩殺されて、下僕として彼女にかしづく、FEMDOMなSMストーリー。マツリカ女王様が確信犯的に、さらにレベルアップした、男の妄想を煽る誘惑を仕掛けるので。主人公柴山が手もなく翻弄され、本気で彼女の消失について苦悩する姿が、おかしくもあり、読みどころだったと思う。 ミステリ成分は、正直どうでも良い。前巻に続き、最高評価を進呈する。 | ||||
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城塚翡翠かマツリカか迷います。このシリーズもいいです。 | ||||
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マツリカ節は、さらにパワーアップしています。本作も最終エピソードに向かって、伏線と二人の濃密さが増してゆきます。 | ||||
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前作と比べ『一年生のリカコさん』という怪談が4つの短編にチラリと登場して統一感を出していると思います。 前作では正直マツリカの推理は推測で考えすぎや事実とは違うのではないかと日常の謎作品にありがちなモヤモヤはありました。 しかし今作では事件の事実が確認できるためハッピーとは限りませんが事件は解決してくれます。 ラストの切れ味は前作の方が良いです。 | ||||
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ミステリ史上、もっともうじうじ、自信なさそげな探偵役、柴山くんにも、少しずつ信頼できる仲間ができてくる。他方、前作からの謎はいよいよ深まり、どこへ向かうのかわからない展開に。ホラーなのか、ファンタジーなのか、ミステリなのか? しかと見極めよ! | ||||
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マツリカシリーズの2作目。登場人物の描写、話の構成、どれも丁寧で読み応えのある一冊。前作よりも主人公の「成長」にフォーカスされており、思春期の繊細かつ複雑な葛藤に共感した。また前作よりもマツリカさんの色仕掛けもパワーアップしてる。 素晴らしい! | ||||
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シリーズの第1巻ではボッチの主人公のイジイジぶりが鼻につく感じでしたが、この巻では、少し友だちらしきものもできて明るさが見えてきました。 そのおかげで、ミステリ部分を気楽に楽しめたように思います。 また、主人公が女の子を見る目のいやらしさ、エロっぽさが、第1巻に続いて健在(?)でした。女の子の太ももやプリーツスカートあたりはまだ常識的ですが、マツリカがワッフルを高くかかげて食べるシーンなどは、作者の変態的な観察眼のたまものと言えるでしょう。 | ||||
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マツリカシリーズの第2弾、今回もちょっとしたミステリーの短編集です。 同じような作風の小説は多いのですが、このシリーズはヒロインからそこはかとなくエロスを感じるのが特徴ですね。 ドエスでありながら、さり気なく隙を見せてくれるマツリカさんは素晴らしい。 肝心のミステリー要素は薄味ですが、1巻よりも伏線は良くできていたと思います。 ネタバレを見てしまうと、楽しさ半減なのでご注意を。 | ||||
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「マツリカ」シリーズの第2作にして完結編。 「落英インフェリア」「心霊ディテクティブ」「墜落インビジブル」「おわかれソリチュード」の4話が収められている。 だいぶ第一作に比べてこなれた感じがある。ミステリーとしてもおもしろく、キャラクターも安定してきた。語り手たる男子高校生も着実に成長しており、安心して読めるようになっている。 そしてあまりに意外な結末。かなり驚かされた。主人公2人の今後に不安を覚える。 | ||||
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「マツリカ・マジョルカ」からの第2段「マツリカ・マハリタ」です。 基本的には、前作の「マツリカ・マジョルカ」と同様に第4編からなるストーリー構成です。 ストーリーも、高2に進級した柴山君は、相変わらずマツリカさんの下僕扱いされて怪談の調査を命じられて、調査中に不思議な事に出くわしマツリカさんの助言を得て解決していく内容です。 柴山君も小西さん以外の友人が出来て精神的な成長も見せてくれます。 本巻も全巻同様に読み易く、謎解きもこじつけた内容で無く、現実にも起こりうる事象なのも良い内容です。 4編中、前半2編は柴山君に友人が増えるエピソードでありマツリカさんの登場少なく残念な所もありましたが、4編が繋がりがあり、ラスト4編目は、マツリカさんが忽然と姿を消してしまい…。 柴山君も思春期の男子でマツリカさんの魔女の様な魅力に虜になっていくのも相変わらず面白いですし、 読んでいて面白かった良作だと思います。まぁ、次作があることを期待してますが、難しいかな…。 | ||||
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最初は「氷菓」みたいな青春ミステリーものだと思ったが(ある意味そうだが)、B級の魅力が良い意味で全面に出ており、親、友達、恋人と仲良くしたり喧嘩したり泣いたり、だけで話を展開する多くの同系列ものとは一味も二味も違う。そして、淡く漂うエロス感や暴走気味な感性は本当の意味で青春を体感させてくれる。このマツリカ・シリーズは、日本文学の中で誰にも座れない王座(嬢王座?)を築きあげていく可能性さえあると思う。 | ||||
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マツリカシリーズの2冊目です。 今回は4章仕立てです。 1つめと2つめのエピソードはマツリカさんの出番が少なく、 1冊目のような雰囲気を期待していたので、少し肩透かしを食らいました。 3つめと4つめは1冊目と同じ感じでとても良かったです。 マツリカさんの妖艶さんと意地悪さと。 この作品の魅力はやはりそこにあるんだと思います。 マツリカさんの正体も少し明らかになります。 次が出るのか分かりませんが期待したいと思います。 | ||||
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マツリカさんの謎が解けるのかと思いきや、、、柴犬くんは少しずつ、確実に成長していますね。これからどんな展開を見せてくれるのか、楽しみに続編を待つことにします。 | ||||
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マツリカ・マジョルカより今回のほうが感情移入できました。 マツリカさんも相変わらずですが、それでも今後の展開を考えると楽しみではあります。 これで終わりなのではと思いながら読みましたが、続きそうな感じのラストなのでさらに続くことと思われます。 多分柴山君の高校卒業まで描かれることと思われます。 柴山君を取り囲む環境もかなりにぎやかになってきて、やっと学園モノって感じになってきました。 次回作への期待も込めて星4つです。 | ||||
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マツリカさん二巻目 日常の謎と柴山くんの苦悩が合わさった、最高の巻でした。 マツリカさんとのロッカー勝負や青少年のリビドーを自然に表現した文章、最後に爽快感のあるミステリ 面白くて数日掛けてじっくり読みました。 綺麗な表紙と口ずさみたくなるタイトル 次のマツリカさんが楽しみです。 一緒に買った同じ鮎川哲也賞デビューの「水族館の殺人」もおすすめです。この著者の「体育館の殺人」で鮎川哲也賞をしり「相沢 沙呼 」にたどり着いたので、知らない人はぜひ「体育館の殺人」と「午前零時のサンドリオン」をおすすめします。両者とも心が躍る楽しい文章とトリックの自分が最近ハマってる作者です。 | ||||
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