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(短編集)
ソウルメイト
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ソウルメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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共感できる部分はたくさんありますが、期待の方が大きすぎてしまいました。一気に読み終わりましたが、読み返すことはなさそうです。 | ||||
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泣きました。私もバーニーズが居るので どうしても自分と重ねてしまって号泣でした。 | ||||
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最初の数ページで涙腺が崩壊したのでそれ以降は恐ろしくて読んでません。 | ||||
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本書は、7匹の犬と、人との関わりを描いた短編小説集だ。 登場するのは、チワワ、ボルゾイ、柴、コーギー、シェパード、ジャック・ラッセル・テリア。 それに、馳が一緒に暮らしているバーニーズ・マウンテン・ドッグ。 表紙の犬は、馳自身が撮ったものだ。 全編、犬への深い愛と信頼で溢れている。 犬好きの方には、絶対のお薦め本。 興味のある方は、こちらもご覧下さい。 「ワルテルとソーラとアイセと小説家」http://walterb.blog103.fc2.com/ 軽井沢の自然と、犬への愛情が いっぱい詰まった馳のブログだ。 では、尾も白いワンだふるな一週間を! | ||||
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馳星周さんが大好きで新著が出ていないかなぁと検索していて発見。微笑ましいお話の中、最後で号泣。 | ||||
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この本の「バーニーズマウンテンドッグ」にもちょっと出てくる大型犬、ニューファウンドランドと暮らしています。13歳の老犬で足腰も弱り、もうあまり長くないことも頭では判っています。 いつも仕事の帰りにファミレスでビールを飲みながら本を読み、気分転換をしてから帰ります。馳さんのノワール作品は気分転換にもってこいなので常連になっています この本はノワールとは全く逆なのは知っていたので読む気はなかったのですが、本屋さんで見かけてつい買ってしまいました。 いつものようにファミレスで、うちのニューファンと同類なので「バーニーズ」から読み始めたら・・・。 うちの子の姿と重なってしまい涙が止まらなくなりました。 夕方のファミレスでひとり涙を流して本を読んでいる背広姿の初老の男。 奇異だったのでしょう。お客やウェイトレスがこちらを見ています。それでも読むのをやめられません。最後まで泣きながら読んでしまいました。 ひどい(残酷な)作品です。もうすぐ来るであろううちの子の最期を前もって経験させるとは。こんな悲しみは一度だけで沢山なのに。 ノワールの馳さんの別の一面を見させてもらいました。 犬を愛する人は一度は読むべき本だと思います。 但し、犬を愛する人は絶対に「人前では」読んではいけません。 私はもうあのファミレスには恥ずかしくて行けなくなってしまいました。 | ||||
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「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」は、ほぼ著者のリアルな体験記だと思うが、 その愛情の深さには驚かされる。 これから犬を飼う方には、是非本書を読んでいただきたい。 下手なhow to本の100倍、犬を飼う事がどういう事か勉強になる。 ただ著者の犬に対する愛情の深さゆえか、その素晴らしさは十二分に伝わるが、 この本ではあまり触れられていない点も。 それは犬を飼う大変さ。 間違いなく家は汚れるし、そそうはするし、吐くし、けもの臭や糞尿は当然臭い。 さらに言えば旅行にも行けない(ペットホテルに預けて行けるが、犬にとっては 大きなストレス)、近所迷惑の加害者になってしまう場合も(躾けているつもり でも隣人の感覚は分からない)。 そして散歩は、時間的余裕がある人間が家に居ない場合、本当に大変。 日々散歩する度に、毎回幸せを感じれるものではない。 本当に、本当に億劫であったり、負担に感じる事もよくある。 がっ、 それでもやっぱり、犬が居ない人生なんて考えられないけど。 | ||||
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馳星周さんのノワール小説は以前よく読んだ。馳さんの描く犬と人間の物語は一体どんな短編集なのだろう。 7編が収められているが、いずれも犬との生活で人間の心の隙間が埋まっていくさまが抑えた筆致で描かれている。 ハッピーエンドもあれば辛いラストもあるのだが、犬と生きる、犬と愛し合うことで自らを見つめ直したり、家族との繋がりを再認識したりする。 短編の一つに「犬を擬人化しすぎるのは危険だが、擬人化しなければ一緒に暮らしていく意味がない。」という一文が出てくる。 どの短編も犬を擬人化することはなく、犬は犬として描かれている。愛玩具ではなく、犬と人間が“家族”として生きるところにのみ擬人化の意味が出てくる。 本作では手放しで犬の素晴らしさを語っているわけではなく、犬と人間が尊重し合うこと、信頼し合うこと、そこから生まれる純粋な愛情が冷静に描かれている。読みながら犬を飼いたくなる一方、安易な気持ちで犬を飼ってはいけないということもよくわかる。 読む前に犬溺愛の小説群であったり、犬を狂言回しにした物語集であったらどうしようかと考えていたが、そんなことは一切なく、犬と人間が魂の伴侶―ソウルメイトとして生きていく姿に心を揺さぶられた。とても良い一冊に巡り合えた。 | ||||
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何のてらいもなく、犬への愛情を直球で表現した「泣ける小説」です。 幼少時に拾ってきた雑種しか飼った事がなく、親から「畜生を絶対家に上げるな」としつけられた我が身としては、当然のように純血種を室内で飼いおしゃれな名前をつけ英語で指示を出す登場人物達に、少し感情移入しにくい部分がありました。 私にとっては愛情の対象として犬が妻子より上位に来ることはありえません。 こちらが時代遅れなだけで、現代社会においてはこれがスタンダードな設定なのでしょう。 たまには感涙小説も良いですが、この作者には血しぶき、硝煙、裏切りのダークサイドを主戦場としてがんばってもらいたいなあ。 | ||||
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犬をテーマに家族、元家族、或いは未来の家族を描いたハートウォーミングな短編集。 いずれも、犬の種類をタイトルにした7編の短編を収録。 最近の馳星周は、ピカレスク小説の他に犬をテーマにしたハートウォーミングな作品が目立つようだ。 こうした馳星周の変化は東日本大震災、愛犬を亡くしたことがきっかけなのだろうか。 7編とも犬の行動や視点を描くことで、登場人物の感情の変化や家族の結び付きの変化を鮮明にしている。 7編中でも『ボルゾイ』『柴』が印象深い作品だった。 内海隆一郎の一連のハートウォーミングな短編、或いは谷口ジローの『犬を飼う』にも似た雰囲気の短編集である。 | ||||
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家族で初めて犬を、それも大型犬を飼うことになり、正直憂鬱な時に読んだ小説でした。 元々動物が好きではなかったので、「なぜ犬を…」と思っていましたが、飼うからにはしっかり育てようと思い様々な犬のしつけや飼育の本を読んでいる時に出会いました。犬を情緒面から理解できる素敵な小説です。本当に読んでよかったです。 人間と犬の関係、犬の気持ち(もちろん想像でしかありませんが)、犬と接する人間の心持ちのようなものを少しだけ理解でき、またこれからさらに理解していこうという前向きな気持ちになれました。 今では犬といる幸せがわかるようになりました。シーザーミランの本もいいけれど、日本人にはこちらがお薦めだと思います。 | ||||
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馳さんの本だから、当然裏社会のセックス&バイオレンスを想像しますよね。 (私だけなんでしょうか?) ソウルメイトという題名・表紙の写真から、それとは無関係の物語というのは 一目瞭然ですが、馳さんなら『からの~』的なものがあると思ったんですよ。 が、ちっともセックス&バイオレンスが出てこない。 一作目を読んだときは、「これは重松さんの作品じゃないのか?」ってマジで思った。 最終話。昨年、13歳で逝ったゴールデンを看取った身としては、当然ぐっとくるものが あります。 1年半の寝たきり生活を送ったゴールデンに対しては、私も後悔の念ばかりです。 動けるときに「アレ」もしてあげればよかった、無駄吠えしたときにあんなに叱ら なければよかった・・・って。 そういう意味では、こういう犬(ペット)を対象とした作品というのは、作者の力量 とか関係なくある程度の共感を生むことができるように思われ、ある意味、 安易に一定以上の評価を得られる作品に仕上げることができるように思われます。 だからといってこの作品を否定するということはないのですが、まぁ、馳さんで なくてもこのような作品は書けるのかなぁと・・・。 | ||||
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犬と暮らすこと、そして避けられぬ別れを体験すること、その辛さが石に刻まれているほど強く記憶されているにもかかわらず、また犬と暮らす道を選ぶ。犬と真剣に暮らした方は、表現は違えど、同じような体験をしていると思います。そんな犬を愛する人が読むと、自らの体験がフラッシュバックして、涙無しには読めない作品が本作だと思います。 筆者は、歌舞伎町の裏社会を凄絶に描いた作品等で有名な馳星周氏。氏のこれまでの作品と較べて余りにも毛色の違う本作が、どのようなものか読んでみる前は想像できませんでした。が、実際に読んでみて、氏の犬への愛情が良く伝わってくる作品で、最初に感じた懸念は的外れでした。まさに題名となっている「ソウルメイト」という言葉が、それを表していました。 何か非常に好戦的なことを書いておられる方もいらっしゃるようですが、どのような犬でも適切な愛情や世話がなければ程度の差はあれ凶暴化もするでしょうし、問題行動も増えるでしょう。犬種によっては、遺伝性の病気が多い犬種もあります。しかし、愛情を持って犬と暮らす人、犬をソウルメイトと考える人は、そういった問題を乗り越えていると思いますし、そういう人は少なくとも、犬を"飼育する"という感覚ではないのだと思います。 | ||||
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本書の中のそれぞれの物語については、多くのレヴューワーの方々が書いている通りなのであえてコメントは控えますが、巻頭に書かれている ”犬の十戒”はぜひとも一読をお薦めします。 本当に犬の気持ち(結局は人間の気持ちと一緒なのでしょうが)になって著者が訳していますが、これを読むだけでも犬好きにはたまらないというくらいの名訳になっています。 これから犬を飼おうかと思っている人、またすでに犬を飼っている人にも心に響くものがあると思います。 私もかなりの犬好きですが、特に1、5,10のフレーズには感動しました。 店頭でちょっと立ち読みして、この十戒のうちのひとつでも心に残るものがあれば、間違いなくお薦めの本です。 | ||||
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馳星周といえば、殺したり殺されたり、心のあまり触ってほしくない部分をかき回される ようなノワール作品。 そんな筆者が書く犬との交流はどんなものなのかと気になり手に取ってみました。 それぞれの短編はみな心温まるもので、犬好きとしては涙なくしては読めませんでした。 特に病気の犬を看取る主人公の「お前が逝く時、お前の眼に最後にうつるのは俺だ・・・」 という一連のセリフには泣きました。その瞬間をどう迎えるか、というのは犬を飼う人に とっては避けては通れないことですから。 ただ、意外性はあまりなく、世の中に出回っている動物本と一線を画すものではなかったです。 | ||||
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涙がチョチョギレる・・・感動物!この人もこんな本が書けるんだ~! | ||||
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それぞれの犬種ごとにいろんなお話が楽しめます。 私は寝る前に一小節づつ読んでいました。 不夜城などのイメージが強い著者ですが、読んでいて犬に対する愛情が強く伝わってきました。 特に最後のバーニーズマウンテンは愛犬を失う悲しみがリアルすぎて、読んでいて胸が苦しくなりました。 こんなに悲しいことが待っているのに、なぜ人は犬を飼うのでしょう。 その悲しみと同じくらい大きな幸せをもたらしてくれるからでしょうか。 私もうちの犬と毎日一緒にいられる嬉しさ、元気に散歩に行ける楽しさを思いきり噛みしめたいと思います。 犬の性質について批判されている方は何か過去にあったのでしょうか(愛犬がバーニーズに噛まれたとか)。 この本で書かれているそれぞれの犬種については一般的に言われている性質を基にされているだけで、この本を買って読むような犬好きな人はそれぞれの固体が必ずしもそれに当てはまらないことなどはよく分かっていると思います。 うちの柴犬はものすごく人好きで甘えん坊です。 この本に出てくる柴犬とのギャップに笑ってしまいました。 | ||||
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犬に心を寄せた小説集。 この作家さんは本当に犬を愛しているんだと言う事が、文章の随所からにじみ出ています。 不幸な犬たち(犬好きの私は目をそむけてしまいたくなるような現実の数々)に対しても 心を寄せている事が窺がえます。 『犬の知ったかぶりのこういう本が不幸な犬を産む』というレビューがありましたが、 私は犬に関して素人なので、どの犬種がどの程度の気質を持っているのか?という事は 詳しくないです。でもこの本を読んだ人が『バーニーズマウンテンドッグ良さそうだから 飼おう』とはならないと感じました… この本を読んだら『犬を迎える前に自分で勉強しなくては』と思いを深めるのではないで しょうか? 少なくとも私はそう読みました。 多少の偏りはあるのかもしれませんが(知識や感覚に)、犬を迎え入れる前にそれなりの 覚悟と知識が必要なのだという事を訴えているように思います。 なにより、犬という人間と別種の生き物をソウルメイトとし、愛情を持って慈しんでいる 文章に感動こそそれ、低俗とは思えません。 少なくとも生まれてこの方犬という存在が側にいない事のない私には、涙涙の小説集でし た。ただ、この作家さんの個性なのでしょうが、若干文章が硬質で、女性作家さんを読む 事の多い私には馴染むのに時間が掛かりましたが^^; | ||||
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前評判に期待しすぎてしまったのかもしれません。私もチワワを飼っていますが、それ程感情移入できませんでした。 普通の犬が出てくるお話でした。 | ||||
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もっと踏み込んだ観察や心の動きを期待していたが、やや表層的な表現に終わっている印象があり残念。次回を期待したい。 | ||||
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