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(短編集)
ソウルメイト
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ソウルメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 41~52 3/3ページ
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馳星周さんの小説は一冊だけ読んだことがあるが、それはいわゆるノワール(暗黒小説)だった。読んでいて気分が悪くなり、苦い読後感だけが残った。それ以降、彼の本は敬遠していたのだが、この本はちょっと毛色が違うようなので読む気になった。 泣けた。最高に。いつもとは違う、作者の文章。こんな小説なら読んでもいいな、と思う。「柴」でも泣きそうになったが、「バーニーズマウンテンドッグ」では涙を抑えることができなかった。作者らしく、と言っていいのかどうか分からないが、7つの短編はハッピーエンドばかりではない。悲しい物語も含まれている。かつて犬を飼って最期を看取ったことのある経験者としては、登場人物の気持ちがよく分かった。ソウルメイト(魂の伴侶)とは、ぴったりの名称である。 犬と人間の絆、その存在の大きさがひしひしと伝わってくる本である。そして、作者が犬好きなのだろうということも。 | ||||
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以前から馳先生のファンですが、深く考えさせられるものがありました。 | ||||
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犬に対しての深い愛情を感じました。私も亡くなった愛犬を思い出しました。犬種には狂暴なのもいるって書いてありましたが、それは違うと思います。飼い主次第です。私はシベリアン・ハスキーを飼っていましたが、ハスキーは頭が悪いだの馬鹿と言われていますが、私のハスキーはかなり頭が良かったです。私の自慢でした。私は(怒)を感じてしまったので、書きました。くれぐれもこういう情報は鵜呑みしないで下さい。生き物はそうそうマニュアルなんて通用しませんから生き物を飼うんでしたら、覚悟を持ちましょう。この本を買ってから、飼うのを考えるのも良いと思いますよ。 | ||||
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犬を通じて、少年の成長や親子の絆、恋愛等が綴られた短編集。 ストーリー自体はオーソドックスであるが、いずれも犬の描写が最高で、いかに人間の生活に深く入り込んでいるかが、改めてわかる小説だと思います。 中には動物虐待や過去の我儘な自分に苦しむ老年男性など切ない話もありますが、犬好きの人には堪らない本ではないでしょうか。 チワワの話が印象に一番残りました。 | ||||
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一気に最後まで読んでしまいました! 文章も、とても読みやすく、解りやすいです。 もちろん短編集なので、その話によって、微笑んでしまったり、頷きながら読んでいた物もありましたが、和犬の特徴と性格を解りやすく表した上で飼い主との絆を描いた、被災地の柴犬の話しや、最後のバーニーズの話しは、大泣きしました。 特に、バーニーズの話は、著者の体験を元に書いているだけに発病から息を引き取るまでの詳細が、目に見えるようで。。。泣きじゃくってしまうくらい大泣きしながら読みました。 犬を飼っている人はもちろんですが、これから犬を飼う人にも「生き物を飼うと言うのは、こーゆー事だ!」と、参考書にして欲しいくらいの本です!! ペットを飼う全ての人に読んで欲しい!おススメの1冊です!! | ||||
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犬飼いにとっては泣ける本だと思います。人間の方がペットより長生きしなきゃいけないのはわかっていても、死なれるのはツライですね。でも本当に犬を愛する気持ちが伝わってくる本です。 | ||||
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短編なので話に深みが足りないかな~?と思うところはあったがどの話もホロリとさせられた。 読み終わった後に家の犬を思いっきり抱きしめたくなった。 | ||||
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純粋に読んでみると、後悔が 無くなってきました 助けられました。 | ||||
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子供のころからいつも犬のいる家庭に育ち今も飼っています。我が家の愛犬もバ一ニーズ(4オオス)ですが、この犬種ほど飼い主家族に愛情深い種類に会ったことはありません。性格に問題あると言うレビューありましたが「え?」と思いましたよ。この本の表紙がバ一ニーズだったから、うちのと一緒だ〜と思って買ってしまいましたが、内容は良かったです。フィクションだから所々「そうかなぁ…」って部分もありますが。例えば最初の話、私の母親が膵臓癌で亡くなってます。だからついついしなくていいのに膵臓癌患者の描写を見てしまう私。脇腹から胆汁を排出する管を通すから脇腹に袋を付けっぱなしになるから余計動きにくくなるとか、腹水で圧迫されて食べられないし呼吸も浅く早くなるとか。細かいことをいしきしないで読むべきなんですが。そうは言っても素敵な本です。ありがとうございました。 | ||||
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他の方のレヴューでこの犬種は凶暴犬・危険な犬種と書かれていましたが〜それは飼い主の育て方ではないですか? もしもそうだとしても〜沢山愛情を持って、ちゃんとしつけもしつつ育てれば絶対ワンちゃんの方も人間の気持ちを理解してくれて良い子に育てられますよ! あのような考え方は〜ご自分がワンちゃんに対してちゃんとしつけが出来なかったのでは無いでしょうか? 飼い主の責任です! 可愛いだけでなく、人間の子供と同じように教育・しつけが大事なのですよ〜ワンちゃんも!ただ、凶暴犬だからとか〜危険な犬種だから〜と決めつける事は大変良くないです。ちょっとレヴューに賛成出来なく…頭にきたので(怒)そんな気持ちでこちらの本を読んで欲しくないです! 涙〜涙〜ですよ! | ||||
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酷い小説でした。 著者がバーニーズマウンテンドッグを飼育しているのは知っていますが、バーニーズマウンテンドッグへの過多なる感情移入した文章に比して、他の犬種のストーリーは脆弱過ぎる。 犬種理解もなく、また、偏った犬種観を押し付けるような書き方で、エピソードも稚拙。 バーニーズマウンテンドッグには性格に問題のある危険犬も多く、また、凶暴遺伝因子も存在する。しかしながらそういった点を一切書かれていない本書は、読むものを誤解させる。 この誤解こそ、本書に出てくる不幸な犬をつくる最大の要因ではないか。 不幸な犬に心を寄せる内容を書きながら、不幸な犬をつくるような内容を書いている時点で大いなる矛盾。 バーニーズマウンテンドッグは、凶暴な犬が後を絶たない、ジャックラッセルテリアやウェルシュコーギー、柴犬などでそのような書き方をするのであればまず何より バーニーズマウンテンドッグは問題のある犬種であり、それによって生じた不幸な犬を描かなければならないと感じる。 間違いだらけの素人の「ちょっと犬を知ってます」的な、しかし本質は何も知らない、大変に低俗な小説であった。 | ||||
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犬種の名前がタイトルについた7編を収録した短編集。犬と暮らすことの喜びと哀しみが詰まった本だ。 ソウルメイトと呼べる犬を持てることは人間にとって無上の喜びだと思う。顔を見る、声を聞くだけで互いになにを考えているのかがわかってしまう。人間相手には恥ずかしくて見せられない部分だってソウルメイトになら見せられる。犬は黙って受け止めてくれるから。飼い主の幸せが犬の幸せであり、幸せそうな犬を見ることが飼い主の幸せになる。このうえない幸せな時間がそのまま止まってしまえばいいのにと思ったことはないだろうか。とくに「バーニーズマウンテンドッグ」では、マージやワルテルという馳さん自身の愛犬との別れが下敷きになっていることがわかっているだけに涙なくしては読めなかった。いつか自分の年を追い越して、先に逝ってしまうことがわかっているのに、人は犬と暮らすことを選ぶ。犬を愛し、ともに暮らしている人はみな等しく同じ経験をしているのに、「こんなに別れがつらいなら犬なんて飼うんじゃなかった」と後悔する人は少ないように思う。それはきっと別れの辛さより、共有した時間の濃さと幸福感のほうが勝るからなのだろう。 本書はマージョリー(マージ)とワルテルに捧げられている。 | ||||
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