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(短編集)
ソウルメイト
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ソウルメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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直木賞受賞作が評判なので、以前出版された同一テーマと思われるこの本を。 犬に対する飼い主の立ち位置、ひと昔のように「オレがご主人様」じゃなくて、互いに信頼しあい助け合い慰め合うパート―ナ―としている。魂の伴侶とはそういうことだろう。たとえ先に寿命が尽きる愛犬であっても・・・。「犬の十戒」は作者不詳だそうだが、訴えていることはやはり作者不明の「千の風になって」に通じるものがありそう。 雑誌初出が2011四月号、なら発売は三月か。そう東日本大震災のとき。あの時さかんに「絆」って言われたよな。そこから連作が続いたのか。 絆って言うけど人間関係ってめんどうくさい。空気を読んだり相手に妥協したり。最近の若い人は「一人の方がうざったくなくていい」と思う傾向が強いと聞く。だけどほんとにひとりだと淋しい。そのすき間を埋めてくれるのが「絆で結ばれた信頼のソウルメイト」ってことなのか。 最後を除いて第三者視点で書かれている。やはり最終話が感動が強い。愛犬の最期を看取る「わたし」、やはり作者の実体験からかな。あとはちょっと理想化みたい。で、ちょっとよわい。 この本、犬好きの人には「そうそう」と共感してもらえそうだけど、犬嫌いの人を「そうなのか」と変える力は不足している――のかな。 | ||||
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馳星周といえば、殺したり殺されたり、心のあまり触ってほしくない部分をかき回される ようなノワール作品。 そんな筆者が書く犬との交流はどんなものなのかと気になり手に取ってみました。 それぞれの短編はみな心温まるもので、犬好きとしては涙なくしては読めませんでした。 特に病気の犬を看取る主人公の「お前が逝く時、お前の眼に最後にうつるのは俺だ・・・」 という一連のセリフには泣きました。その瞬間をどう迎えるか、というのは犬を飼う人に とっては避けては通れないことですから。 ただ、意外性はあまりなく、世の中に出回っている動物本と一線を画すものではなかったです。 | ||||
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前評判に期待しすぎてしまったのかもしれません。私もチワワを飼っていますが、それ程感情移入できませんでした。 普通の犬が出てくるお話でした。 | ||||
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もっと踏み込んだ観察や心の動きを期待していたが、やや表層的な表現に終わっている印象があり残念。次回を期待したい。 | ||||
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