■スポンサードリンク
(短編集)
ポーカー・レッスン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ポーカー・レッスンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
逆転劇大好きなジェフリー・ディーヴァーの短編集。ラストで説明に傾きすぎなのがいくつかあるのが惜しい。あとリンカーン・ライムが出てくると強烈なキャラクター性でトリックの驚きが薄れる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディーヴァお得意のどんでん返しが楽しめるミステリ作品集である。16作品と作品ガイド「『恐怖』について」が収められている。うちライム&サックスものは「ローカルの原理」。一風変わったホームズもの「ウェストファーレンの指輪」も収録されている。 概ね捻りのパターンが分かってきたので、やっぱりね、が多いのは否めず…。先に出版された短編集『クリスマス・プレゼント』の方が、難易度は高かったかもしれない。以下が、良かった。 ・仕事、妻、愛人を失った日の最も最悪の出来事「通勤列車」、 ・警察から窃盗犯として監視され続けた男のしっぺ返し「監視」、 ・疎遠になった娘が突然現れた理由「生まれついての悪人」、 ・刑事が殺人者の動機を探り当てた時「動機」、 ・罪を犯した男を無罪放免にした弁護士に掛かってきた電話「一事不再理』、 ・トンネル崩落事故から女学生を救出した男の正体「トンネル・ガール」 ・危害を企てる何者かの存在に我を忘れていく男「冷めてこそ美味」、 ・お近づきになりたい女性の危機を救ったら 「のぞき」、 ・少年がポーカーで一人勝ちをおさめたとき「ポーカー・レッスン」、 ・仲間割れを始めた悪徳警官と詐欺師たち「遊びに行くのは最高の街」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Oヘンリーの短編が一度読めば記憶に残り、ミステリ仕立てのものでも再読したくなるのはそこに感動があるからです。この作者はそんなものは不要、読者をいかに驚かせるかが至上命題だと割り切って書いています。ですから、なるほどそう来たか、という感心をしても記憶には残らない。眠れない夜の時間つぶしとか昼食時の読み物としては最適だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジェフリー・ディーヴァー氏の大ファンです。 長編を読む息抜き程度で、こちらを購入。 ジェフリー氏はやはり・・長編とのレビューもありますが、私は裏切れた感はありませんでしたし、肩肘はらずに読めるので楽しめました。 通勤時間が以前より短いので調度良い感じです。 (長編を読んでいると電車を降り過ごしてしまう事もしばしばありました) ジェフリー氏を読んだ事の無い方でも読める本ですよね。 オススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家の長編「ボーン・コレクター」を間違って下巻か ら読み、それでも気付かなかったのでこの人は短編が良いの ではないかと思って探して買った短編集です。ボーンコレク ターはいくつもの中短編を組み合わせたような作りだから途 中から読んでも違和感が無かったのだと思うのです。 この本は短編集とは言っても一篇が平均40ページぐらいで、 この長さがまず引き伸ばしでもなくショートショートでもな く、実に読みやすい。 ミステリーと言うと「意外な犯人」「意外な結末」を仕掛 けるのに終始する傾向があり、特に短編にはその傾向の作品 が多いように思います。 推理小説などを読み慣れて「どうせまた“意外な”犯人だろ?」 と見えてきてしまうと意外でも何でもなく、興味が無くなっ てしまうものですが、この本では犯罪その物とか事件の本質を 隠すような工夫がされている作品が多く、充分意外性が最後ま でもたせられるようになっています。 特徴としては教訓的な匂いを極力おさえて知的な騙しあいの ゲームの思考実験の色彩を濃くしていて、それゆえに純粋に娯 楽として楽しめる物となっているように思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リンカーン・ライムシリーズの短編も収録されて16ものどんでん返しが楽しめる、 とてもお得な本でした。 なぜか、ホームズさんまで出てきたり(笑) これだけたくさん楽しませていただいて、このお値段は超お得ですよ。 今回の短編集はなんていうか「悪人がにやり」って感じで、 それがそんなに感じ悪くないんですよねぇ。 このひとつひとつのお話をもっと切り下げて複雑怪奇にすれば 立派な長編になりそうな・・・ 短編にしておくのがもったないというか、ほんと贅沢な一冊でした♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすい本なので、一読の価値ありです・・・・・・・・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジェフリ-・デイ-バ-が習慣になってしまっていて、エド・マクベイン、リチャ-ド・スタ-ク、ロ-レンス・ブロック他数名のミステリ作家が、新刊が出ると誘惑するこれは習慣と言うより病気? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの作品も、長編小説からクライマックスを切り取って仕立てたかのような、鮮やかな傑作です。 16作品が収められ、650ページを超える本書ですが、まだまだ、もっと読み続けたい、惜しむ気持ちで読み終えました。 スタートの「章と節」。 これで、まず度肝を抜かれます。 いかにも意味ありげなダイイング・メッセージを巡って、ストーリーがどんどん急展開していきます。 たった数十ページで、ここまでハラハラさせられ、ラストの数ページでは息詰まる思いでした。 安易な勧善懲悪になっていないところも緊迫感を高めます。 悪党は、このまま逃げ切るのか、それとも、天誅が下されるのか。 無垢な市民は、平穏を取り戻せるのか、それとも、悲運が立ちはだかるのか。 「誰が敵か、味方か」「誰が善で、誰が悪か」、どの作品も、予想を超える結末に、しびれるような思いを味わわされました。 また、著者のあとがきでは、ジェフリー・ディーヴァー氏が、自身の小説を書く作法の一部を明かしています。 「恐怖」を作品のテーマとするときの方法についてでしたが、これは非常に興味深い内容でした。 この著者あとがきを読み終えてから、収録作である「恐怖」を、ジェフリー・ディーヴァー氏の技法と照らし合わせながら読み返すと、より趣き深く、さらなる恐怖が感じられると思います。 冒頭で記したように、どの作品も傑作ですが、私としては「章と節」「生まれついての悪人」「ロカールの原理」「冷めてこそ美味」「ポーカー・レッスン」が特に良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジェフリー・ディーバーと言えば、頭に浮かぶのはリンカーン・ライムの長編ものだが、この短編集もどんでん返しの連続で読ませる。16篇の作品の中には、かのリンカーン・ライムが主人公の本格捜査風の作品もあれば、あのシャーロック・ホームズが顔を出す軽妙な作品もある。「どんでん返し」が持ち味のディーバーだけに、「騙されないぞ」と身構えて、「出だしがこういう設定なら、きっと本当はこの反対だな」とあれこれ先を考えながら読み進めていく。そして、「ほうら、やっぱり思った通り」という展開になってほくそ笑むと、最後の最後でもうひとひねりあって「やられた」と思う作品が多い。そうした「どんでん返し」の妙を十分に堪能できる作品だ。個人的にはライムが主人公の「ロカールの定理」と「生まれついての悪人」に「やられた」という感が強かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英語での題名が、more twistedというだけあって、 短編のくせに、癖ものぞろいです。 ライム自体が、現代のシャーロックホームズ的なところがあるけれど、 シャーロックホームズのでてくる短編は、大爆笑でした、、。 ライムの話もいいし。 文章の視点が、悪人視点のものが結構多いのが、 また、面白かったりします、、。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もはや巨匠と呼ぶしかないジェフリー・ディーヴァーの第二短編集。しかも、今回はドンデン返しの16編、600ページを超える文庫オリジナルという気前の良さ。 個人的には『通勤列車』『生まれついての悪人』『ローカルの原理』『ポーカー・レッスン』が良かった。中でも、リンカーン・ライムが登場する『ローカルの原理』は安定感、安心感がある面白い作品になっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「クリスマス・プレゼント」以来の短編集の登場です。 前回同様、リンカーン・ライムシリーズの短編も収録されています。 そして、今回の短編のもう一つの目玉!?かも知れませんが、 ジェームス・ボンドの次は・・という事でかの名探偵「シャーロック・ホームズ」が登場です。 ジェフリー・ディーヴァーらしからぬライトな作品や大味な作品もありますが、 この短編も相変わらずのジェットコースター・ミステリーは健在で、 ある意味、訳者さんの力量に感服。恐らく、池田真紀子氏なくしては この作品はありえなかったと思います。感謝。 16作品が様々な表情を見せる作品です。 ただし、ジェフリー・ディーヴァーを初めて読む!!という方は、 まず「ボーン・コレクター」から手に取ってくださいね♪ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!