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(短編集)
植物図鑑
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植物図鑑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全259件 221~240 12/13ページ
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この本の序盤では、とてもほんわかした雰囲気の話だなぁ〜と思って読んでいました。 樹に対するさやかの淡い恋心やその気持ちをどうしたらいいのかわからない姿がとても印象が強くて こんな恋がしてみたいなぁと思ってよんでいました。 ただ・・・ 物語後半になってくると 携帯小説ぐらい甘〜い話になってしまったのが私としては少し残念でした。 (基本、甘すぎる話は苦手なので・・・) ですが、話全体としては少し感動できる話なので 携帯小説などが好きな方は読んでも損はないと思います。 | ||||
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この方の小説を初めて読ませていただいたのですが、まず文章が私は駄目でした。 全体的に軽すぎる。ライトノベルと言えばまあそうなのかもしれませんが、 それにしたってプロの書き手が書く文章にしてはあまりにもお粗末です。 小説全体の文章は簡単な言葉で綴られており、全体の雰囲気も軽い。 ならばそれで世界観を統一すべきなのに、 時折放り込まれる言葉が日常会話に到底出てこない難解なものがいくつかあります。 例えば「膾炙」や「料る」という言葉は、私達が日常的に違和感なく使えるものではありません。 文学的表現を使っているのだと言えば納得もできますが、それにしてはあまりにも全体の文章とのバランスが悪いです。 現代日本人のように会話をし、話し言葉のように語られる状況、心理描写など、 文学的表現がしっくり当てはまる世界観を全く構築できていないにも関わらず、 この作者は覚えたての難しい言葉を使いたいのか、知識をひけらかしたいのかわかりませんが、まるでそうしたいが為に 時折思い出したかのようにそういった表現を使おう使おうとしています。これでは物語に没頭など出来ません。 恋愛小説としてもこれは成功しているとは言えないでしょう。 植物を前面に押したいのはわかりますが、せっかくの設定をまったく活かせていません。 知り合ったばかりの男女がいっしょに暮らしている。これ以上ないベタではあるにせよイベントを起こし安い設定であるはずなのに まったくといっていいほどそういった類のものが起こらない。 それに付随してふたりの距離が縮まるエピソードがあってもいいのにそれもあまりにも少ない。 あるのは植物に関するエピソードばかりで、むしろこちらばかりに気を配ったあまり、恋愛描写があまりにもぞんざいです。 これでは本末転倒もいいとこ。 あくまでもメインは恋愛であるはずで、植物というのはそれを面白くするためのスパイスであるべきなのに、作者はそれを間違えてしまった。 文章は違和感がある、恋愛ものとしてもイマイチ。この作品の評価するべきところは植物描写くらいですが、 それならば本当の植物図鑑を買ったほうがよほどいいでしょう。 | ||||
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序盤がすごく好きな雰囲気でした。 ただ、こてこての恋愛小説が苦手だ という方にはすこし恋愛色が強すぎるかもしれません。 あまあまな雰囲気の漂うお話でした。 タイトルの「植物図鑑」の通り、植物を使った料理の調理法なども読んでいてとても面白く、試したくなる一冊です。 | ||||
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植物を学んだことがある者ならば、 一度や二度は誰かに話したくなるようなウンチクを散りばめながら、 ひとつひとつのエピソードを丁寧に書き込んであり、 心が温かくなるような、まるで冬の日だまりにいるような安心感を覚える小説である。 ただし、主人公の女性の一人称で語られるためか、 もうひとりの主人公である男性の心の動きが全く分からず (恋愛小説だから結末はそうなることが分かっていても)、 その結果、読者は置いてきぼりにされる。 また、起承転結の「転」の部分で、文字どおり物語は急展開するが、 その手法が陳腐(というよりも、あまりにも呆気ない)。 いや、それまでの丁寧な書き込みが何処へ行ったのか、いかにもおざなりな感じがして、 書くのが面倒になったのかとか、予定紙面が尽きたのかとか、 思わずしなくてもいいようなゲスな勘ぐりをしてしまう。 それが,実にもったいない。 ネタバレをしない範囲では、うまい喩えが見つからないが、 ちょうど某ゲームで主人公が「えいえんのせかい」へ旅だった後のプレーヤーのような 気分になってしまうのだ (↑かえって分かる人がいるのか(笑)。 | ||||
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読んでて何だかいわれのないダメージを受けた。勝ち組カップルのいちゃいちゃが延々と続いて読むのが苦痛でした。読み手を選ぶ小説です。イツキの全ての場面での完璧さに男として劣等感に苛まれました。イツキがいなくなった後の、主人公さやかの未練たらたらの1年も「いい加減にしろよ、鬱陶しい」と感じました。恋愛小説は初めて読みましたが、初めて小説読むのに挫折しそうになりました。小説に出てくる草花の写真が付いているのは良かったし、雑草の知識が増えて興味も喚起させてくれた点に星をつけました。これからの季節には読むのに実用的だと思います。 | ||||
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他の方々の評価が高い事に驚きです。 私にはこの作品の良さが分かりません。 少なくても『恋愛小説』としての良さが分かりません。 いくらイケメンとはいえ、見ず知らずの男を拾って一緒に住むというのが分からない。 いや、それはもしかしてあり得るかもしれないが 男と女が一緒に住んでて3カ月も何もないというのも分からない、 と言うかあり得ない。 いくらフィクションと言え、この設定はないんでないの? どうせあり得ないなら、あり得ない話として、 そのままいけばいいのに、いきなり告白した後は 所有印がど〜のとか、そういうシーンはいらんわ、と思いました。 そして一年全く会わないのに2人とも心変わりもせずハッピーエンドと、 またまた非現実的なラスト。 登場人物の2人にも全く共感も親しみも感じませんでした。 この小説を読んで、『ハナミズキ』がどんな植物か知ったので、 その分星ひとつ付けましたが、 植物を覚えたいのならホントの植物図鑑を買うなり借りるなりした方がいいです。 | ||||
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恋愛小説なのですが、それ以上に、この人の料理の描写はとっても好きです。見ていると「これ、食べたい」と思ってしまいます。 ※面白い工夫としては、植物の写真が名前とともに載っているので、本編の中の植物のイメージができて、より作品を楽しめます。 こういう工夫は是非積極手にやってもらいたいです。 | ||||
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う〜ん、じつにあざとい。 さやかは、会社では失敗が多いドジ娘だけど社内の優秀な男前に惚れられるようなタイプ。 イツキは、イケメンで思慮深くってガツガツしてなくて草食系で、植物の知識は豊富でそれを決してひけらかさずさやかのハートをいつの間にかつかんでしまって、それから急に肉食系になるようなタイプ。家柄もよく学歴もあって、その気になれば高収入の超勝ち組になる男。 両方とも、少女マンガに出てくる登場人物そのもの。突然の出会いと突然の別れなんか、もう漫画そのもの。ありえないぐらいものすごいタイミングで発生する。 いいぞ、もっとやれ。 別れのシーンはジンと来たぞ、おい。体中の水が涙になって出るような気持ちはずいぶん昔に感じたきりだぞ。どうしてくれる。 | ||||
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カッコイい男性を拾うっていう設定に惹かれ読み始めて、数分で「またかい!!」と突っ込んでしまった。この人の人物キャラは全部一緒ではないか。樹は堂上、さやかは郁。設定は良いのになぁ。編集者は何も言わんのか!? | ||||
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バリバリ仕事を頑張り一人暮らしをしている女性が、得体のしれない、けど素敵で、絶対自分に手を出してこない男性を拾って、同居生活をする。 使い古された設定の恋愛小説のはずなのに、でも面白い。 ある程度年齢がいった独身女性なら、こういう都合がいい男性を拾いたいと思ったことがある人も多いのではないかと思う。 それに独自に野草食いというテーストを入れて、飽きさせないところは見事だなと思った。 あと、この作品のおかげで、ちょっと野草に興味が出ました。 | ||||
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確かにありえない設定。 主人公の性格もちょっとアンバランス でもそれを補ってあまりあるほど 二人の関係にトキメキます。 ほのぼのとした でも、ちょっと楽しい平和な毎日から いきなりどーーーーん。と 恋心を撃沈させられるところあたり 参りました。。。 下品じゃないし・・。 直接的でもない。 でもなんつーか えろさを感じてどきどきしちゃいました・。。。 | ||||
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SFが苦手な僕は有川浩を敬遠していました。 しかし、StorySellerを読んで以来ファンになり、 SFは相変わらず手を出していないのですが、 この本は恋愛小説なので、読んでみました。 いやぁサイコーです。 草食系男子とでもいうんでしょうか、イツキいい味出してます! ちょースイート・ラブストーリー 読んでるほうが赤くなるぐらい甘いイツキとさやか。 30過ぎのオッサンとしては電車の中では読めず、 寝る前に読みました。 突然の同棲生活で、ありえないだろそれと想いつつ、 二人の植物を交えての生活にほのぼのしつつ、 ラストの展開に泣いたり喜んだり・・・。 恋愛小説を満喫しました。 ---------------------------- 「 別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。 花は毎年必ず咲きます。 」 文豪・川端康成 ---------------------------- この文句、なるほどねと思った。 この小説では男と女が逆転してますが、 花を通しての想い出というのは毎年思い出すんだろうな。 一言「女々しい」と言えばそれまでだけど、 こういう考えの女性は好きだなぁ。 | ||||
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評判と、かわいらしい表紙に惹かれ購入しました。 読み終わった感想はまず 「この作者の方、よっぽど山菜や草花が好きなんだなあ〜〜」とつくづく感じました。 イツキのような、こんな非の打ちどころのない男、私も拾ってみたいもんです。 ただ気になったのが、イツキに比べ、ど〜もさやかが薄っぺらい気がしました。 25過ぎてるわりには、幼すぎるというか、私には彼女の魅力があまり分からなかったんです。それこそ単に「かわいいだけがとりえ」みたいな印象なんですよね。 会社でのストレスでイツキに泣きつくとか、イツキの作った弁当を男性社員につつかれ怒るくだりなんかも、OLにしてはあまりにも子供っぽいというか、さやかが女子大生くらいの設定ならまだ分かるんですけどね。(女子大生だとイツキを養えないんだけど) 私にとっては、あまりさやかに感情移入ができなかったので、イツキがなんであんなにさやかを好きになっていったのか、わからなくて消化不良というか、うう〜ん、この手の小説は別にそんな部分は深く読み込まなくてもいいのかなあ(悶々) さやかに対する単なる嫉妬だったりして・・・(爆) ともあれ、読めばきっとほんわかする恋愛小説です、ご一読をお勧めします。 | ||||
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ず〜っと男女の馴れ合いが続きます。 そして延々と野草の解説と調理法が出てきます。 登場人物は男女の二人以外ほとんど出てきません。 そしてこの二人が全く好きになれないのです。 主人公の女性は普通じゃ絶対モテないような超痛い女なのに作中では何故かモテます。 かなりマニアックで人を選ぶ作品です。 男に飢えてて野草に興味がある女性にはウケると思います。 せめて500円の文庫本で発売して欲しかったです。 この内容で1500円はかなりの破壊力です。 | ||||
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植物を取り扱った本ということで仕事柄と、可愛いイラストに惹かれて購入しました。 現実にはこんなに上手くいく訳ないよ〜と思いながらも、癒されるキュートな甘い物語でした。 さわやかに優しい気持ちで読み終えることが出来ます。 疲れたときにおススメ。 | ||||
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甘い甘い恋愛小説です。 一気に読み終えてしまいました。 ただ、主人公である女性のセリフが あまりに子供っぽいのが気にかかりました。 25、6歳設定のはずですが セリフだけ読んでいると16、7の女の子のようです。 20代半ばの女性らしい、大人らしさが 言葉から感じられれば もっとよかったのにと残念です。 | ||||
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同居することになった無害の男が料理上手で、週末毎に二人で野草摘みに出かけて料理して、職場では一人の男性から言い寄られてきたもののの・・・ きちんと恋に恋する女の子を満足させる設定と結末なので、読み終わったあと本を胸に抱いて酔う人もいるかもしれません。 誰かにときめきたい女心なんて状況であれば、大丈夫です満喫できる本でしょう。 | ||||
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有川さんらしい甘甘の恋愛小説です。 こんなに恋愛が上手くいくわけない、なんて思いながらも 二人のやりとりには頬が緩まざるをえません。 読後感は非常によくて、最終話でいつきの気持ちを知ってから もう一度読み直すと違ったものも見えてきそうです。 どんなに不器用でもここまで大切に思える相手を見つけられた二人がうらやましくなります。 植物に関する雑学も感心させられるものが多くて 一粒で二度おいしい作品になっていますよ。 短編形式なので手軽に読めますし、おすすめです。 | ||||
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おススメです。 図書館シリーズから次第に世界を広めつつある有川さんの新境地がまた一つ・・・ | ||||
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大切に想うひとがいる今だからこそ、 イツキを想うさやかの、 ぎゅってぎゅって胸が締め付けられるような、 胸きゅんを、まるで自分のもののように感じられて、 あっという間に読めちゃいました。 好きなひとがいるって、甘くて幸せ。 好きなひとがいるって、苦くて辛い。 ひとを想うが故の温かさ、切なさ、優しさ、 労わり、痛さ、怒り、空しさ、そしてめぐる恋しさ。 数え切れないほどの、気持ち。 こんなちっぽけな私の中に収まって、 溢れ出てきてしまわないのが不思議なくらい。 恋なんてしないほうが日々穏やかで安泰なのだけれど。 それでも、ひとを想う日々は、なんてなんてちいさな輝きが溢れているんだろう。 さやかの、女であるが故の一喜一憂。 イツキの、男であるが故の優しさと無頓着さ。 めぐる季節と、笑顔と涙と、 それらを受け入れるかのように、 それすら関係ないかというように、 生き生きとふたりのまわりを彩る草花たち。 世界って、きっと優しくて美しい。 極上のラブストーリー、ごちそうさまでした。 | ||||
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