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(短編集)
植物図鑑
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植物図鑑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全259件 181~200 10/13ページ
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たしかに、2人が出会うきっかけはありえない設定かもしれない。 道ばたに行き倒れていた若い男性を拾って同居し始めるのだから。 だけど、リアリティなんてどうでも良いとおもえるほど、 その後に続くお話に引き込まれちゃうのです!! 主人公のさやかは、都会育ちで料理の一つもせず毎日コンビニ弁当ですませちゃう、 会社と自宅の往復ばかりの日常を送る、ごく一般的なOL。 それが、下の名前しか知らない「イツキ」と出会って、自宅の周りからいろんな場所へ散歩して、 道ばたのいわゆる「雑草」をネタに名前とその由来、どんな花が咲くのか、食べたらおいしいのか、 料理方法などいろんなことを教わって新しい世界を見る。 その「雑草」が、自分の家の回りにも生えているものばかりだから(・・・たぶん)、 超リアルな植物の豆知識が、それを読んでいる私にも新しい世界を見せてくれるんです。 本の中表紙には、登場するたくさんの植物写真が出ているから、 「今出てきたヘクソカズラってどんなの?」って思っても、すぐそのモヤモヤを解消できます。 著者あとがきに、「女の子の旅と冒険」というオーダーに合わせてこの作品を作ったと 書いてありますが、まさにそうです、これは冒険です。 なにも遠いところに行かなくったって、普段通る道をじっくり観察するだけで、 いろんな発見があるんだと気付かされます。 また、拾ってきた「イツキ」のキャラもステキ。 相手への気遣いのこまやかさがハンパなく魅力的。 そうそう、こういう感じで大切に扱われたいんだよねー、女子は。 二人の恋の行く末も、すっきりする結末で、本当に面白かった。 本のタイトルからは想像できない世界が広がってました。 「最近おもしろいことないなー」なんて感じている若者の皆さんに、とくにおすすめします! | ||||
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空から美少女が降ってくるなら、美青年が地面に転がってて何が悪い!? ・・・という、実に潔いコンセプトで始まる有川浩のラブコメ劇。 『塩の街』や『図書館戦争』もニヤニヤできるけど、 純粋な恋愛ものなら、コレが一番お気に入り。 こんなイイ男転がってるわけないだろー!!とツッコミを入れつつも、 ちょっとずつ進展していく二人の恋物語の甘酸っぱさが堪らない。 特に「ノイチゴ」のエピソードは、床を転げまわってしまうぐらいのこっ恥ずかしさだ。 あと、道端で生えてる草で作るレシピのまた美味しそうなこと。 ふきのとう混ぜご飯とノビルのパスタとか、一度食べてみたいなあ。 | ||||
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阪急電車を読んでから、有川浩さんの作品にハマって、図書館であれこれ借りて読んでいます。 読み終わった感想は・・・ 甘い!! お砂糖に蜂蜜とメープルシロップをかけたみたいに甘い〜 ・・・もし今、仮に私が20代だったら、こんな気持ちの恋愛がまたしたかったなぁ・・・でしょうか。 相思相愛らしいのに気がつかない2人の爽やかな日常もよかったけど、 イザ、結ばれたあとのラブラブっぷりといったら、もう素直に羨ましいです(笑) 私は未だに独身ですが、自分の年齢だとこういう恋愛はもう出来ないだろうなぁと思うとねぇ。 でも、イツキのような人は漫画か小説くらいにしかいないもんですしね。 (正直、イツキは出来すぎキャラですよ〜) 読んでいる間だけ、かなり現実逃避させてもらいましたよ。 展開のラストに向けてのバタバタ感、ご都合主義、ハーレクインス的?漫画ちっく??なのは、 正直今回まとめがうんと下手だなぁと思いましたが、 いいムードの恋人同士のところまでは、私も遠い昔の甘い気持ちを思い出しつつ、 共感しながら楽しめました。 さやかが28才くらいにしては、ちょっと幼稚すぎで、更にあんなに性格キツイ女性なのに、 イツキにあそこまで惚れられるというのがどうも納得いかなかったですが。 最後に、出てくる料理がみんなおいしそう。 中でもノビルは食べてみたいなぁ。 | ||||
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植物図鑑を見たことのない人は、損だね。 ぱっと見は、「植物の図鑑でしょ」 って思う人が多いと思います。 これは、植物を題として話が進む本です☆ 恋愛の話が好きな人は、是非読んでください♪ うちの場合は、買って後悔はしてないョ ('v')ノ | ||||
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有川浩さんが女性の作家さんだと知り、驚いたのもつかの間いろいろな方から有川さんのお勧め本を紹介して頂いた。 これはお勧めされた訳ではないが、ころなーさんが好きだとプロフィールで紹介してありましたので、読ませていただきました。 出足から? こんなことはないだろうと思いながらも居候になってしまった素性の知れない草食系男子の植物に対する博学の豊かさには驚きというより、感動でした。 優しく心地良い恋愛小説には、すがすがしさがありました。驚きという部分があるのは恋愛小説の基本ですね。 かなりお勧めです。 これからどんどん有川ワールドを開拓していきたいと思う私です。 | ||||
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いうほど、胸キュンでもなく、普通の恋愛でした。 まぁ、出会い方は普通じゃないですけどね。 有川さんの作品は読みやすいですけど、中心人物が女の子は可愛く、男の子はイケメンで、中身も良くて、家柄もそこそこ良くて、中心人物に言い寄る脇役の男女がいて(中心人物がモテるということですね)恋人いない歴が年単位でもなく、偶然出会った男女の年齢バランスもうまい具合にピッタリで、全てにおいて「高見の話」って感じなんですよね。 この作品も、良いお年頃の見た目の良い男女が出会ったと思えば、極普通の恋愛だと思います。 | ||||
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私も散歩して、いろんな地味だけども愛らしい野草を見つけに行きたくなりました。 「ノイチゴ」の話が、人間味があって好き。キューンときた! 映画&ドラマ化するなら樹は向井理がぴったりだと思いました。さやかは誰だろ・・・ | ||||
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オチモノの男版をやりたかったという趣旨はよくわかるのだが、家の近所に落ちていた青年が、「拾ってくれませんか?躾のできたよい子です。噛みません」なんて言うわけがないし、美形だといっても、それだけ家に入れてしまうということもありえない。偶然、同居することになる理由をもっと考えるべきだ。 また、エピローグにおける謎解きも、ぜんぜん納得がいかないものだった。華道の家元がどうこうというのも、かなりヘンなのだが、それは大目に見るとしても、極めつけが、青年が見つけた勤め先だ。主人公の家から通える範囲内で、農学部の助手のポストを見つけてしまうのだ。アカデミックポストとは、そんな簡単に見つかるものではない。まして、生物学は長年就職難なのだ。 もっと、地に足をつけた設定が組み立てられなかったものかねえ。 | ||||
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「お嬢さん、よかったらオレを拾ってくれませんか」 弱っている美形のヤサ男にこんなことを言われたら、母性本能は大いにくすぐられることだろう。この一言でこの本を手にとってしまったといっても過言ではない。 二人のデートは、自転車で近くを散策し、野草を採って自分で調理するというもの。 バブル期に青春を過ごした私にとっては、あまりにも、あまりにも、ツツましやか過ぎるデートである。いくら、景気低迷で就職氷河期でスローライフが流行っている昨今とはいえ、ビンボーくさっ!というのが第一印象であった。 が、実は彼は本当はビンボーなわけじゃなくて………以降、ネタバレになってしまうかもしれません…… 彼の素性はなるほど〜だし、オタクが高じて専門家になるのも面白い。文字通り、地に足がついた生活をしている、目指している。 バブルが弾け、エコでロハスが個人的にも社会的にも進む中、単なる節約からではなく、こうしたいからしているのだという気概のようなものも感じ、今どきのワカモノ、頑張ってるじゃ〜ん、精神的には彼らのほうが成熟しているのかも?などと思いました。 | ||||
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当時、たまたま暇つぶしに買いました。 主人公の会社員の女性が、いき倒れのイケメンを拾うところから話が始まりますが、 「フツーは、見知らぬ男をいきなり家に泊めないだろう!! その警戒心の無さは何事だ!!」 とツッコミたくなります。 なんでしょうね。。このふざけた設定は? マンガなんですか?いずれマンガにしてもらいたいという思惑で書いているんですか? マンガなら、いっそのこと、 イケメンが空から降ってきた(そして空に還る)、 とでもすればいいのに。 素材がマンガちっくなのに、文章が時々しかめっつららしい書き方をするので、非常にバランスが悪いです。 読みにくいったらないです。 主人公の女性の書き方も、深みがなく、恐ろしく浅薄です。 会社員の設定ですが、 一人暮らしの女子中学生位の設定のほうがよかったのではないでしょうか。 主人公でさえ、きちんと書ききれていないんですね。 「植物図鑑」というから、もっと図鑑的なものを期待していたのに、 「道端の雑草料理」に本のタイトルを変えたほうがいいのでは? マンガと同レベルの内容なので、1回読めば十分です。 いっそのこと、マンガにしてくれたほうが良かったくらいです。 どうしてこんなに評価が高いのか不思議で仕方ありません。 | ||||
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どこにでもいそうな、等身大の男女のさわやかな恋。春の季節に読むならぴったりだ。 もちろん、それ以外の季節でも、このさわやかさ&ハッピーさはそれほど衰えないだろう。 とにかく、読んで気持ちがスッとすずしく、うれしくなるような万人受けタイプ小説だと思う。 語り口調はラノベ出身作家さんらしく、軽くて歯切れのいい感じ。ちょっと独特の言い回しも出てくる。 読みやすくてテンポを作っていると思う。 私にはあまり馴染みにくい言い回しも多いが、この作家さんにはまる人が多いのも理解できる。 それにしても思うのが、有川さんの小説に登場する男子の、女子の心鷲づかみ率といったらすごい。 押さえているところがいちいちポイントついている。そのポイントを以下に挙げてみた。 こちらがいいというまで、あくまで紳士的。 必要な時はきちんと怒ってくれる。 時に強引。 さりげないサービス精神。 ぎらぎらしてなくて、涼やか。 人それぞれの好みはあるだろうが、ある種の女子にはかなり受けがいいことを保証する。 かく言う私も、「時に強引」な時のシーンは思わずにやけた。 幸せな女の子と、女の子を幸せにしたい男子のための、か〜わいい恋愛小説。 おすすめです。 | ||||
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少女マンガ並の激甘ストーリー(●'ω`●) 読んでる読者の方が恥ずかしくなってます。 話の中に出てくる料理のレシピも載っていて、自分でも作ってみたくなります♪ 1度この本を読むと、その世界から出て来られなくなっちゃいますよ? 途中で読むのを止める・・・なんて事は絶対に出来ません。 表紙の『カスヤナガト』さんの絵も、とても可愛くて、本の『さやか』と『イツキ』によりいっそう入り込めますよ。 とにかく私の大好きなこの本、とてもオススメですよ(*'ω`*) | ||||
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表紙イラストに惹かれて読み始めて…イツキ登場のシーンで鷲づかみにされてしまいました! ゆっくりと愛を育みつつも、そっと姿を消す準備をしているイツキ。去ってからの、さやかの前向きな行動に胸が熱くなりました。 こんなのありえね〜という展開ながらも、所々描写がリアルでドキっとさせられます。 激甘なお話で、大満足です!いつまでもお幸せに!!と言いたくなるような一冊でした。 | ||||
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YAHOO知恵袋で不自然なほどに大絶賛されていた本書を読んだ。 結論としては、ごくありきたりな恋愛小説だということだ。 むしろ、同棲しているのに恋愛が発展しないカップルに不自然さを感じた。 だが、おれがいいたいのはそこじゃない。 これが草食系カップルの恋愛小説だと! ちがう。これは、雑草を料理して食べるカップルの恋愛小説だ! ふざけるなといいたい。 そんな一発ギャグのために本をおすすめしないでください>< | ||||
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この本を読むと、こんな恋してみたいな…と思ってしまいました! 一度読み始めると続きが気になってどんどん読んでしまいました。 | ||||
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有川浩さんお得意の連作短編恋愛小説。 ある日、道ばたに落ちていたイケメン。 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です。」 拾った彼は本当に躾の行き届いたよい男で、道端の植物を美味しい料理に変えてしまう。 一遍一遍が、植物の名前をタイトルにして、その植物を交えたエピソードで二人の恋愛模様を綴る。 気恥ずかしくなるほどの甘い台詞回しと行動は有川さんらしく、何よりもイツキの作る植物料理がとにかく美味しそう! イツキの抱えた事情など、ちょっと出来過ぎの設定もあるけれども、気持ちよく甘い気持ちになって、お腹がすく小説です。 大好きです。こーいうの。 | ||||
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温かい気持ちになりました。誰かを単純に愛したいならこの本です。出逢えたことに感謝。 | ||||
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私は有川浩さんの作品がすごく好きで植物図鑑も読んだんですが、ものすごくドキドキしました! ドキドキしたりせつなくなったりで、とにかく夢中になりました。 後半のストーリーの展開にびっくりする場面もあったんですが、そこも含めてすごくよかったです! あまり興味のなかった植物にも興味がわきました。 何度でも読みたくなる本だと私は思っています。 口べたなのでうまく伝えられませんが、このレビューが参考になったら良いなぁ…と祈っています。 | ||||
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内容は好きです。でも、少し中身が薄い気がします。ひたすら雑草の話をされても・・・というのが続き、やっと進展したら終わり・・・な感じがします。 | ||||
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本屋さんに並べられた沢山の小説。何を買おうか悩んでいた時に可愛い表紙に惹かれて、手にとったのがこの植物図鑑でした。有川浩さんの作品で初めて読んだ小説です。少しずつ読んでいこうと決めたにも関わらず、続きが気になり、途中で物語を止める事ができなくて、結果読破。主人公のさやかに拾われるイツキ、有り得ないと考えられるシチュエーションでも、物知りで料理も上手いイツキだったら拾ってもいいなぁ〜。と納得。インドア派な私でも、イツキの散歩の仕方なら、外に出るのもいいかも〜。と幸せになれました。誰が恋してもおかしくないくらい魅力的な男性だと思います。元々、少女漫画を読んでいたせいか、特に違和感を感じる事もなく読む事が出来ました。とにかく、恋愛の幸せを感じたいなら読むべきだと思います。 | ||||
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