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(短編集)

海の斜光



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海の斜光の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

長編の方が、読み応えがあるのですが、時々は短篇も

Mercenaryな人を悪人にするありがちな推理小説ではなく、ヒネリがあり、人間模様も描かれている森村作品はレベルが高いです。最初の作品は、短篇ではなく、長編として展開できたと思うので少し残念です。
海の斜光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:海の斜光 (角川文庫)より
4041019478
No.2:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

中編ミステリー3編収録

旅先での事件と人間ドラマが織りなす読み応えある3作を収録です。
いつもと変わらない森村作品がここにあり、また『海の斜光』では苦しい事件を乗り越えて
また希望の光が差し込む感じになっております。

単なる推理小説ではないどんでん返しもあり最高です。
海の斜光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:海の斜光 (角川文庫)より
4041019478
No.1:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

旅情ミステリーにみる人の縁

いやー、流石は森村誠一ですね。短編小説でも長編小説と変わらないくらいの深みのある内容で、読者を楽しませてくれます。
物語の舞台が九州の佐賀ということで手にして拝読しました。

三編の短編集ですが、やはりその中でも表題にもなっている「海の斜光」の物語はとても深みがあって読み買いがあります。物語に登場する人物の人間関係から生まれる「奇しき縁」、そして旅情を醸し出す情景描写、どれを取っても素晴らしい内容です。

「迷路」の最後のところはミステリーならではのどんでん返しもあり、読者はきっと驚かれることでしょう。

最後の「華やかな郷愁」も短編小説にしては読み応えがあります。舞台は他の二編と違って熱海ですが、そこに登場する人間模様や街の叙情風景に旅の香りを嗅いだ感じになります。

どれも著者の筆力を存分に感じ取ることの出来る短編集です。
海の斜光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:海の斜光 (角川文庫)より
4041019478

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