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花の骸



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花の骸の評価: 4.67/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

構成そのものに難があります。

著者らしい、社会の暗部に切り込んだ作品。
そう、政治の裏側にはとてつもない黒の力で
社会を引っ張る「怪物」がつきものだということ…

この作品ではそんな華々しい世界と対比するかのような
出稼ぎ労働者の嘆きも出てきます。
ストライキに巻き込まれて金もなく、
凶行に走るはずが…

ただし、非常に残念なのは
構成に難があるせいなのでしょう。
これらの対比があまりうまく生かせていないということ。
それと犯人指定で反則を犯しているために
どうしても結末が見えてくるとさめてくること。

だけれどもいずれのケースも感じるのは
人は結局は弱いということ。
例え正義を扱うものにも
「闇」を抱えるものがあること。

その闇は最後まで読めば分かることでしょう。
驚くはずです。

ちょっと著者らしさに欠けているな、と思いました。
花の骸 (角川文庫 緑 365-60)Amazon書評・レビュー:花の骸 (角川文庫 緑 365-60)より
4041365600

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