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トマシーナ
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トマシーナの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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おそらくこの物語を読もうという方は、既に「ジェニー」や「猫語の教科書」「雪のひとひら」等、ギャリコのファンタジーに触れられたのではないかと推察します。この物語も、同様に猫の口から語られる、所謂ファンタジーと言えるでしょう。しかし、彼のファンタジーが素晴らしいのは、ファンタジーという世界で、人生の本質を大いに見せてくれる点にあるのではないでしょうか。 この物語は、生活・家族・愛を含む”生き方そのもの”の自然回帰が如何に大切であるかを、一人の少女が傷つき、真に癒されるまでの物語として描いた作品です。最後に、彼にとって猫とは、人間の本質的な部分の”映し身”ではないでしょうか?つまりギャリコは、猫に見る人間の本質的部分を愛しているということなのでしょう!。だから彼の物語は何時もどこか暖かいのかもしれません。 | ||||
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